第229話 メンテナンス終了!
ルイスは、上機嫌でログイン。白い部屋にて、アップデートのダウンロード中は待機となる。
レインが肩に乗り、ダウンロード完了をお知らせ。
「最新のデータを、ダウンロードしました。アップデート完了なので、ウィンドのホームからログインしてください。お知らせにて、最新情報が通知されているので是非とも目を通してくださいね。」
「分かりました、ではログイン!」
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さてと、宿屋のベットですね。
「ルイス、こんばんは。」
「こんばんは、トキヤさん。」
トキヤは、書類から視線を外して言う。ルイスは、挨拶を返すとベットに座わり、伸びをしてウィンドを開く。そして、お知らせを開いて確認する。
なるほど、BOSSのバグは修正された様ですね。
さてと、これからの予定は何にしましょう?ルイスは、トキヤと今後の話し合いをする。
「久しぶりのログイン!」
グレンが、ウキウキした雰囲気で言う。それを、ルイスとトキヤは微笑ましく見ている。
「そうだ、色紙の件どうだった?」
「後で、運営さんからなんか言われそうらしいですね。本当に、本人達から許可を得ているのか。」
ルイスは、真剣な雰囲気で言う。
「俺に、考えがある。」
トキヤは、ニヤリと笑ってから言う。
「トキヤさん?」
「今回の、アップデートとメンテナンス。本当は、大河は予定に入ってなかったらしい。俺達の予定を狂わせたからな。ちょいと、怒ってるんだよな。」
あ、これは本気と書いてマジですね。
「で、何するんだ?」
グレンは、暖かいお茶を淹れながら聞く。
「後で、LINEかディスコで話そう。」
「「了解(です)。」」
取り敢えずは、最後のクエストクリアする為に、BOSS周回をしなければなりません。ガイア達は、既に沢山の素材を集めてきていますし。
そろそろ、一緒にBOSS戦しましょうか。
今日は、まだ全員が揃っていませんし、お菓子でも焼いて待ってましょうかね?そうと決まれば、キッチンをお借りしてlet's cookingなのですよ。
ルイスは、私服姿で鼻歌混じりに料理する。
作ってたら、プロメアが泥だらけで帰って来ましたね。ガイアは、買い物してきたのか紙袋を持って此方に来ています。メウロは、本を抱えていますね。
ルイスは、取り敢えずプロメアに風呂に入る様に言う。2人には、手洗いうがいをする様に言う。
「出来ました。2人とも、何飲みます?」
「えっと、その…ココアを飲みたいです。」
メウロは、オドオドしながら言う。
「ココアですか?」
この世界には、まだココアは存在しない。
「ごめんなさい、無理を言いました。」
メウロは、オロオロという。
まあ、ココアはありませんが…良いでしょう。
「はい、どうぞ。」
「えっと、これは?」
メウロは、キョトンとしている。
「ホット・チョコレートです。」
要するに、ココアバターが入ったチョコレートから作られるのがホットチョコレート、ココアバターが入っていないココアパウダーから作られるのが、ココアということなのです。
「あの、甘くて美味しいです!」
「マスター、僕も飲みたい!」
ルイスは、ガイアにも作ってあげるのだった。
3人は、ほっこりしている。
ルイスは、他メンバーが集まるまでゆっくりする。
「ルイス様、お久しぶりです。」
キリアは、嬉しそうに言う。
「皆んな、元気そうで何よりですね。」
ルイスは、微笑むと全員が笑う。
「それじゃあ、BOSS戦の打ち合わせです。」
今回、BOSS戦はクラン事にする事になりました。
そして、公式からBOSSの名前も出ました。
鉱山の守護幻獣カーバンクル
可愛い系が、来てしまいましたよ。取り敢えず、カーバンクルの映像を見て、ルイスは苦笑した。
可愛い、強い、賢いを揃えたもふもふ。
そして、今回から時間制限ありの呼び笛がドロップされる様になりました。ちなみに、今まで倒した、BOSSの呼び笛はボックスに送られるとか。
もふもふの呼び笛、嬉しいです。あ、忘れてましたがこの呼び笛にはやはり制限とか有りまして。
詳細を見て、使わないと…呼ばれた側がキレます。
キレた場合、呼び笛が勝手に鳴ります。ちゃんと謝り、しっかり対応しなければその後に笛が砕けてしまいます。しかも、これは修理が出来ません。
なので、しっかり詳細を見て使うべきですね。
取り敢えず、色んな物を受け取り確認したりして、その日はログアウトする事となった。
作者の謝罪
すみません、体調を崩しました。明日に、まとめて5本投稿しますね。お待たせした方には、本当に毎度ながらすみません…。最近は、寒暖差も有りますし、皆さんも体調にはお気をつけてくださいね。
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