第214話 ハロウィンクエスト

さてと、今日はもう閉店ですね。


「それで、ヴァンさんは何が目的です?」


「ジェイドばかり、狡い!僕も、本気で葛葉…えっと、ルイスと戦いたい。だから、勝負して。」


バレてるぅー!うわぁー!うわぁー!


コホンッ、取り乱しました。まあ、どうせロゼさん達あたりからでしょうね。やれやれなのです。


「さてと、ロゼさんクエストを見せてください。」


ハロウィンクエスト


ハロウィン店の手伝いをしよう!1/1


ハロウィンの飾りをつけよう!0/1


ハロウィンレイドを5回クリア!0/5

15回クリア!

        25回クリア!


飴玉

ケーキ

クッキー

チョコレート

マシュマロ

グミ

パイ


を、一つずつ集めよう!


ハロウィンストーリークエストのクリア


ふむふむ、ではレイドに行きましょうか。サクサク倒して行きますよ!ちなみに、お菓子は直ぐに用意したので完了です。プレイヤーから、貰えばOKみたいですね。さあ、狩の時間なのです!

        

おばけ•スケルトン•魔女•ゾンビ•ジャックオーランタン•フランケンと、ランダムBOSSですね。


まあ、過剰戦力です。ありがとうございます。


僕達の、サウンドバックと化したハロウィンの化け物達。ルイスは、深いためを吐き出した。


そして、ルイスは薔薇園に全員を呼んだ。実は、ルイスはハロウィンパーティーの為に前から準備していた。まさか、こんな大人数になるとは思わなかったのだが。多めに、作ってた為にセーフだ。


ロゼ達は、驚きながらもレシピなしのルイスの手料理を美味しく祝うのだった。プロメア達は、ルイスにおずおずとお菓子を渡す。ルイスは、少しだけ驚いてお菓子の交換をするのだった。


「ルイスの兄貴達も、子供っすし参加するっす!」


「え、大丈夫ですよ。」


ルイスは、断ろうとするがグレンとハルトに連れられて大人達に『お、お菓子をくれないと悪戯しちゃうぞ。』っと言うのであった。恥ずかしそうだ。


トキヤは、ルイスに近づいて言う。


「何で、教えたくないんだ?」


「あの手の人間って、厄介なタイプなんです。」


ルイスは、真剣な雰囲気である。


「教えた事を全て吸収するからか?」


トキヤは、お茶を飲みながら言う。


「そうですね。僕、負けず嫌いですから。」


「つまり、教え過ぎたら負ける要素があると?」


ルイスが、無言で頷けばトキヤは苦笑する。


「よし、程々にしておこう。」


「そうですね。」


さてと、ストーリークエストです。


ジャックのランタンが、奪われて夜の魔神がプレイヤー達に助けを求める。プレイヤー達は、様々なクエストをクリアしながら、ハロウィンの仲間達を助けるイベントです。ちなみに、バッドエンド有り。


まずは、おばけさん。

道に迷い、帰れなくなったのを連れて帰る。


スケルトンさん

奪われた骨を、魔物から取り返す。


魔女さん

壊れた箒の修復素材を集める。


狼男

空腹なので、ハロウィン料理をあげよう。


吸血鬼

仲間のコウモリを保護する。


包帯男

雑貨屋で、包帯を買って渡そう。


化け猫

怪我をしているので治癒する。


妖精

奪われた羽を取り戻す。


ドラゴン

ハロウィンの衣装を贈ろう。


ジャック

ジャックに、Trick or Treat!と言おう!


ルイスは、皆んなにかけ声をかける。


「それでは、皆さんせーの!」


『Trick or Treat!』


すると、ジャックオーランタンはランタンを掲げ笑う。すると、全員のランタンに蒼い炎が。そして、カゴにはお菓子が溢れんばかりに入っている。


[ジャック、楽しかった。チビジャックが誘うから来たけれど、とても良いハロウィンだったよ。]


そう言うと、チビジャックを連れて姿を消した。他のハロウィンの怪物もさるのだった。


「さて、帰りましょうか。」


全員が頷くのだった。すると、見慣れた影。


「ルイス君、うちの天然な弟がごめんなさい!」


「取り敢えず、迎えが来て良かったです。」


取り敢えず、これだけは言っておきます。


「強いスキル程、対策はされてしまうものです。それは、原初もそうです。だから、僕は日々スキルの強化や試行錯誤をするんですよ。」


ジェイドは、驚いてから笑う。エレナは、苦笑。そして、ジェイドは真剣に言うのだった。


「最後にもう一度、本気の勝負をして欲しい。」


ルイスは、仕方ないと頷くのだった。エレナは、驚くが取り敢えず見守る事にした様だった。













作者の独り言


遅くなりました

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