第202話 革命軍からの救援要請。

さてと、いろいろと衝撃的なイベントが終わりました。やっと、ゆっくりと出来るのですよ。


と、思っていたのですが……。


「ルイスの兄貴、救援要請がイギリスサーバーのプレイヤー達から来てるっすよ。」


ルーカスは、ルイスを見ている。


「みたいですね。」


ルイスは、考える雰囲気で頷く。


緊急では、無さそうなので暫くは様子見しましょうか?取り敢えず、物資集めや技術者支援も必要でしょうか。同盟のメンバーに、相談してみますか。


ルイスは、考える雰囲気で座る。


すると、スコルとハティがヨジヨジとソファーを登ろうと頑張っている事に気付く。そして、助けてとルイスをみるハティ。ルイスは、クスクスと笑うとソファーに2匹を置いてあげる。


すると、リルとソルは軽くジャンプして登り座る。


フィンが、ソファーの後ろに座る。トキヤ達は、もふもふに囲まれるルイスを見て思わず笑う。


イベント終了後、ルイスに押し付ける発言をした人達の好感度が下がってしまったらしい。ルイスは、無言でソファーに深く座ると眠そうに欠伸。


「ルイス、疲れてるなら落ちても良いぞ?」


トキヤは、暢気に笑いかける。


「あはは…。そうだ、相談したい事が有りまして。僕的には、良くしてもらった過去があるので、やっぱり行こうかなと思うのですが。」


そう言い、救援要請についての相談をしている。


トキヤは、考えてからマッキー達を見ている。マッキー達も、聞いていたのか頷く。


「良いぞ、皆んなはどうする?一応、俺もメンバーに話をして参加したい人だけになるけどな。」


そう言って、チャットを素早く飛ばしている。


「ありがとうございます。」


ルイスが、嬉しそうにすれば笑うマッキー。


「気にするな。一応、このサーバーが回避した運命だからな。回避できなかった未来が、どんな感じなのかも気にはなっていたんだ。」


「ワシらも、参加するみたいじゃ。暫く、ハロウィンまでイベントが無いからの。がははっ!」


ガルムは、笑うと帰ってしまった。


「なら、あたし達もいろいろと準備しなきゃね。」


そう言うと、シャルムも帰ってしまった。


「取り敢えず、物資集め行くって来る。」


「なら、僕も…」


すると、トキヤ達はストップをかける。


「すまんが、お留守番を頼む。」


ルイスは、キョトンとして首を傾げる。


「好感度が、落ちた奴に絡まれるぞ?」


すると、ルイスは苦笑する。


「分かりました、行ってらっしゃい。」


ルイスが、そう言うとトキヤ達は優しく頷く。ルイスは、救援要請を受ける事と日時の打ち合わせを、翻訳機能を使いながら頑張ってやっている。


たまに、翻訳がおかしくなりネットを開いて苦戦する姿に、キリア達は微笑ましい視線を向けている。


「リルぅ…、この変換の意味が…」


時たまに、もふもふしながら現実逃避も…


「えっと、ただいまっす。俺で良ければ、いろいろと教えるっすよ。まず、この変換の意味から…」


すると、降りて場所を空けるリルとソル。


「ルイスの兄貴、すごいっすね。もう、覚えた。」


「が、頑張るのですよ。」


それから、暫くはログアウト出来ないのだった。














作者の独り言…

短いです。時間が、足りない…

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