第183話 夏イベ5日目ゆっくりタイム

今日は、シャチ狩りを午後からする予定です。皆さん、今日は屋台に食べに行くとの事…。


寝坊しても、大丈夫な日なのですよ。


プロメアは、キリアさん達とお出かけ。ガイアは、トキヤさん達と釣りに。メウロは、お散歩に。


「久しぶりの、寝起きゴロゴロタイムです。」


するとフィンが来て、ルイスの隣に座る。羽毛の触り心地が、とても良いですモフモフ…。


すると、リルが主起きた?っと覗き込んでくる。ソルは、左隣にゴロンとなりルイスにピッタリくっついている。皆んな、仲良しで喧嘩もなくルイスの周りに集まる使い魔達。ルイスは、性格を思い出す。



*使い魔になる前

フィン…プライドが高く、好戦的で傲慢。

リル…かなり気弱で、臆病かつ好奇心旺盛。

ソル…ワンパクで、常に落ち着きが無く狡賢い。

スコル…常に好戦的で、気に食わないと暴れる。

ハティ…噛み癖があり、破壊行為が大好き。

フィア…引きこもり、マイペースで悪戯好き。


*使い魔になった後

フィン…落ち着いてて、真面目で賢く面倒見が良い

リル…少し天然で、食いしん坊で明るい子。

ソル…気遣いが出来て、頭の回転が速い。

スコル…かなりの、かまってちゃんで甘えん坊。

ハティ…落ち着きが無く、じっとしてられない。

フィア…寂しがりやで、誰かを傷つけるのが嫌。


いやはやは、変わるものですね。


「ただいま。」


グレンは、暢気に笑うと入って来る。


「おや、お帰りなさいです。」


ルイスは、起き上がり装備変更する。


「朝食を買ってきたから、一緒に食べようぜ!」


「ありがとうございます、いくらですか?」


ルイスは、コインを支払うと布団を片付けて、机をひとつだけ出す。寝起きなので、頭が回らない。


「珍しいな、こんな時間まで寝ぼけてるの。」


「うっ…、2度寝したら絶対に起きれない自信があります。だから、リルソル達とゴロゴロしてたんですよ。寝たら、起こしてくれますしね。」


ルイスは、苦笑してサンドイッチを食べる。


「むっ、美味しい…。」


ルイスは、何のレシピのアレンジだろうと考える。メインは、サンドイッチだがピリッと食欲を刺激する、甘辛いタレが決めてのチキンがサンド。レタスのシャキシャキ感もあってか、素晴らしい美味しさである。珈琲と一緒に、今回は食べている。


「ちょっと、朝からは重かったかな?」


グレンは、ルイスを気遣う雰囲気で言う。


「いえ、このくらいなら重いとは思わないです。グレン、ありがとうございますね。」


ルイスは、ノホホーンと笑って食べている。


「ルイスは、今から何するんだ?」


「今日の朝食をサボらせて貰ったので、少しだけ手の込んだ料理を作りましょうかね。どうせなら、あっさりしていて食べやすいものが良いですかね?」


ルイスは、ルンルンとレシピを開く。


「なら、俺もリアルスキルで下準備くらいは。」


グレンは、暢気に笑うとルイスは嬉しそうだ。という訳で、エプロンを着けたルイスとグレンが料理を開始!フィンが、背中にスコルとハティを乗せて見守っている。2匹は、背中でぐっすりと寝ている。


リルとソルは、楽しげに見守っている。


すると、キリア達が帰って来る。時間になって、全員が帰って来たのでお昼ご飯。そして、シャチ狩りが開始されるのであった。時間帯が終わり、夜ご飯の準備をしようと思うとキッチンから追い出されてしまう。どうやら、プロメアたちが作るらしい。


ルイスは、途中冷や冷やとしながらも見守る。


「まったく、過保護だな。」


トキヤは、笑いながらルイスを見ている。


「危なげなので、つい心配になるのです。」


「まあ、気持ちは分からんでもないがな。」


心配そうなルイスに、トキヤも苦笑して頷く。


「まあ、ルイスの兄貴も座って待つっすよ。」


ルーカスは、ルイスにお茶を渡して言う。


「えっとね、その…失敗しちゃった。」


プロメアが、泣きそうに言う。


「これは…、作りなおそうか。」


キリアは、修正不可能だと思い苦笑する。


「ルイス、訂正する。見守っててくれ。」


「はーい、了解です。」


トキヤの真顔に、ルイスは苦笑で頷くのだった。そして、全員でご飯を食べるとゆっくり雑談する。


そして、就寝するのだった。










作者の独り言

寝落ちにて、短めです。最近、浅い眠りに悩まされる作者。どうしても、そのせいで寝不足になりがちなんですよね…。今回も、寝ちゃいましたし。


皆さんも、体調管理は気をつけてくださいな。


まあ、余計なお世話でしょうがw



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