第182話 夏イベ4日目討伐イベント開始!

この世界を旅する冒険者様へ

冒険者ギルド、商業ギルド、神殿・教会よりプレゼントを用意いたしました。ギルド、聖職組織は皆さまの冒険と健闘を応援します。


冒険者ギルド  サマーポイント15000P

商業ギルド   カスタム式水鉄砲

神殿      海のお守り

教会      海の動物クッキー




プレイヤーの皆様へ

今日より、討伐イベントが開始します。それに伴いですが、サマーポイントとオーシャンコインそしてシェルジュエル機能が開放されます。


サマーポイントは、ゴールドに変換出来ます。活躍度、プレイヤーや住民との友好度で自動的に増えます。屋台などで、ポイント消費で買い物が出来ます。水鉄砲の、カスタム部品を買うのにも使えますので、注意して考えて使いましょう。


オーシャンコイン

住民の依頼や、討伐イベントで稼げます。また、夏限定レシピ商品をハンドメイドで作り、売った場合にもこのコインを稼げます。このコインでは、夏限定や夏イベ限定の商品を買う事が出来ます。


シェルジュエル

真夏の秘宝、シェルジュエル。色によって、レア度や価格が変わる特別な魔宝石。武器や防具に、特殊な効果を与える事が出来る。加工すれば、アクセサリーになる。夜空の模様のシェルジュエルは、かなりの希少品で値段がつけられないくらい高価値。1日2個しか取れなく、クエストやフラグを踏まないと手に入れる事が出来ない仕様になっています。


討伐は、朝9時から昼12時までの3時間と夕方5時から夜8時までの3時間です。頑張りましょう。


皆様が、楽しくサマーイベントを過ごされる事を祈っております。また、バグやトラブル関係は速やかに報告や通報をよろしくお願いいたします。


最後に、運営よりサマーポイント50000Pとオーシャンコイン3000そしてシェルジュエル(N)2つをプレゼントをプレゼントします。


それでは、プレイヤーの皆様…良い夏を!




ルイスは、プレゼントを受け取る。さてと、現在時刻は早朝5時です。ちなみに、海の家に寝泊まりはしてます。さて、朝食の準備をしなければ…。


フィンは、パチッと目を開くがルイスが頭を撫でるとまたスヤスヤ眠った。ちなみに、スコルとハティはフィンにピッタリくっついて熟睡している。リルとソルは、ルイスにくっついて行かないでと甘えた鳴き声で引き止める。ルイスは、困った雰囲気で笑うとフィンはやれやれとスコルとハティをルイスの布団に置く。そして、自分も座ると任せろと頷く。


5匹は、ルイスの布団でくっついて眠った。


たまに、寝惚けて子供返りするんですよね。特に、リルとソルは卵から育ててますから。フィアは、フィンに懐いてますし。スコルとハティも、親みたいだと思ってそうですね。さてと、行きましょうか。


野菜を洗ったり、準備をしていると暗殺組が起きてくる。キリアは、素早くエプロンを着てマスクを着けると手を洗う。ローアンも、のんびり手伝いに入る。バロンは、机を拭いたり掃除したり。ガリレフも、換気してから手伝っている。


ルイスは、小さく欠伸をする。


「ルイス様、お疲れなら寝ていても良いですよ?」


キリアは、心配そうにルイスを見て微笑む。


「大丈夫です。昨日は、ついつい長話してしまってですね。所謂、遊び疲れの類いですから。ご飯を食べてから、ゆっくりしますから大丈夫です。」


すると、思い出したのかキリアもローアンも笑う。


「ルイス様が、年相応に楽しそうにしている姿は珍しかったですね。普段も、そうあって欲しいと願うのですが。それは、図々しいですかね。」


キリアは、少し悩む様な声で呟いた。


「僕の場合、誰かと遊ぶ楽しさをしったのは中学校に入る少し前です。僕は、臆病な人間なので人付き合いが嫌だったのです。いえ、今もかなり頑張ってますが人付き合いは苦手です。これでも、前に比べたら年相応に遊んでいるのですよ?」


ルイスは、大丈夫だと優しく微笑む。


「そうなんですか?」


「はい、そうなんです。」


2人は、雑談しながらも料理していく。


「おはよう。」


「おはようっす。」


トキヤとルーカスが、起きてくる。少し遅れて、グレンとランコルとカリオストロが来る。


「おはよ!」


「おはようございます。」


「はやいな。」


配膳を皆んなでしている間に、ルイスはエプロンを外し他のメンバーを起こしに行く。


「おはようございます、朝食が出来ましたよ?」


「うにゅ〜…、あと5分だけ。」


プロメアは、寝惚けながら言う。


「プロメアさん、錬金術の課題2倍と今すぐ起きるのどっちが良いです?あ、準備は出来てます。」


ガバッと音がして、プロメアは無言で起き上がる。


「おはようございます。」


「むぅー、パパ、酷い!おはよう。」


プロメアは、支度する為に部屋を出た。


「ガイア、おはようございます。」


「えっと、起きないとヤバイ気がしたから。」


ガイアは、そういうと服をいそいそと着替える。


「む、勘が鋭いですね。人参とピーマンを、大目に使った料理を昼に出そうと思ったのですが。」


「ナイスだ、僕!さて、ご飯に行ってきます。」


メウロは、執事さんが起こしていました。


「ルイス様、メウロ様も起床なさいました。」


「ありがとうございますね。」


ドラコフも、ルイスの声を聞いて起きていた。


『いただきます。』


全員で、朝食を7時に食べる。


「9時からだし、その間何しようか?」


トキヤは、何気なく言う。


「俺は、コインとポイント稼ぎ!」


グレンが、暢気に言うとルーカスも頷く。


「まあ、ハズレ引かなければ行けるっすね。」


「今回のイベント、仲間が稼げば共有されるシステムですからね。コインもポイントも、稼ぎやすいのですよね。まあ、初心者の為でしょうけど。」


ルイスは、ご飯を食べてノホホーンと言う。全員が食べ終わり、後片付けはトキヤ達がすると言うのでお任せする。ルイスは、森をぶらぶらとお散歩。少しだけ、奥に入り過ぎたのに気付く。


「少し良いか?私の娘が、ここら辺で貝殻のイヤリングを落としたみたいでな。探すのを、手伝ってはくれないだろうか?大事な、イヤリングなんだ。」


ルイスは、驚いたが本当に困ってそうなので、一緒に探してあげる。そして、白い貝殻のイヤリングを草原で見つけて渡してあげる。


「すまない、助かった。お礼に、これをやろう。」


海神の守護聖塩。


お塩を貰いました。近くの海神を祀る場所に、果物と一緒に御供えしてぶらぶらとお散歩の続き。ちなみに、イヤリングを探した時とお供えした時にもポイントとコインは稼げる様ですね。


途中、倒れていた精霊を日陰に入れて水分補給させたりとしながら歩いていく。


「なんか、不思議な地図を貰いました。」


洞窟に入ると、魔物がたくさんいる。苦戦しながら進むと、枯れた水源がある。そこに、少女が倒れている。ルイスは、回復させてゆっくり待つ。


周りの妖精達が、助けを求めてルイスに集まる。


ルイスも、出来る範囲で助けてあげる。すると、妖精達は、元気に枯れた水源を飛び回る。すると、水源に水が溜まり出す。ルイスは、その美しさに動画を撮ってトキヤ達に送る。ルイスは、上機嫌だ。


「あ、あり…がと…」


少女は、気弱にお礼を言う。


「こちらこそ、こんな綺麗な景色を見れて嬉しいでした。では、そろそろ帰りますね。」


すると、母精霊が小さな箱を渡す。まるで、指輪とかイヤリングが入ってそうな小さな事で箱だ。


「夜空のシェルジュエル…!?」


ルイスは、驚いて返そうとして周りを見ると妖精も精霊も少女も消えていた。ルイスは、黙っておこうとお蔵入りしようと決めるのだった。


そして、討伐の時間帯…


水鉄砲を片手に、シャチの魔物を狙い撃ちします。ちなみに、通常武器ではダメージ半減されます。という訳で、夏イベ装備で水鉄砲片手に敵のシャチの狙撃ポイントを狙います。リルソルは、シャチの着ぐるみを着て応援しています。可愛い…。


コホンッ、カスタムはフルカスタムで最強カスタム部品を買い揃えました。なので、火力ヤバイです。


ボスを倒すと、ボーナスタイムが始まります。ラッコやイルカ、ペンギンなどが水鉄砲を撃ってくるのですがこちらが当たると宝箱を落としてくれます。


「いよーし、ボーナスタイムだ!」


トキヤが、言えば皆んなが狙い撃ち開始!


「くっ、当たんねー!」


グレンは、泣き言を言えばルーカスは笑う。


「あははっ、またラッコに貝を投げられたっす。」


忘れてました、ラッコは貝を投げて来ます。当たると、ダメージプラスデバフが付きます。ちなみに、ルーカスは軽く避けてラッコを狙い撃ち。


「ボーナスタイム終了、ボスが来るぞ!」


トキヤは、注意する。ルイスは、全員に回復をかけてポーションを飲む。交代で、水鉄砲の水を補給しに行く。そして、またボスを倒しての繰り返し。


ルイスは、ラッコの貝をキャチしてBOXに保管。ちゃかりこの貝、素材だったりする。


こうして昼になり、海鮮バーベキューをする。そして、ゆっくりしてからまた討伐するのだった。













作者の謝罪


寝落ちプラス寝坊でございます…。本当に、すみません。という訳で、明日も投稿します。


本当に、すみません!

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