第164話 デスペナルティーと呪い

取り敢えず、転移門を開放して街中を歩きます。


「よし、開放成功!今日は、解散だな。」


マッキーは、そう言うと全員がホームへ。 




「あの、暑苦しいのですが?」


ソファーの右には、ガイア左にプロメアがピッタリとくっついている。リルとソルも、ルイスがソファーに座った瞬間に匂いを嗅ぎ、悲しそうに鳴く。


どうやら、動物系の使役獣は死に戻りに敏感らしいですね。主人を守れなかったと、ピッタリと離れなくなるみたいです。プロメア達は、僕の死に戻りを直に見てますからね。現在、リルとソルはガイアとプロメアの膝上です。うーん、困りました。


特に、メンバーがですね。誰一人、部屋から出ないと言う。えっと、自由にしてどうぞ。僕は、少しだけ眠いからログアウトしますかね。どうせ、デスペナルティーで生産も無理なので。


「眠いので、部屋に戻りますね。」


すると、住民メンバーがざわつく。


「確かに、最近は早朝ログインが多かったしな。長く悩まされてた、炎天神楽も消滅した。安心して、気が緩んだか?無意識に、ストレスを感じてたんだろ。ゆっくり、暫く休めば良いと思う。」


「ありがとうございます。その、トキヤさん。」


ルイスは、少しだけ困った雰囲気だ。


「ん?どうしたんだ?」


「その、影に殺された時に呪いを受けまして…。」


すると、トキヤは心配そうである。


「アバター固定、ログアウトしても僕の身体はこの世界から消失しない呪いみたいです。まあ、寝落ちをしたらアバターが残りますが。通常でも、残ってしまうみたいなんです。なので、布団に居てもログアウト中だと思ってください。」


「まあ、ホームに居る時は大丈夫だろ。」


すると、全員が頷く。ルイスは、眠さの限界がきたのかスタスタと部屋に戻ってログアウトした。




おはようございます、よく寝れました。


デスペナルティーは、消えましたが呪いは消えないみたいです。取り敢えず、リルとソル?動けないので、退いてもらって良いです?いえ、素晴らしいもふみなのですが大人サイズで、部屋に居たらぎゅうぎゅうなのですよ。小さくなってください!


「おはよう御座います。」


「おはよ、そうだエルフ国の攻略だけど。ルイス達は、別サーバーでクリアしてるだろ。」


すると、ルイスは気になっていた事がある。


「少しだけ、調べたい事があるので、僕は観光しながらぶらぶらしてます。戦闘で、呼びたくなったら呼んでください。ラックも、戻りましたし生産も出来ますから、劣化版なら蘇生薬も作れます。」


「了解、じゃあ頑張って攻略しますか。」


トキヤの言葉に、ルイスは応援するのだった。










作者の独り言


かなーり、短め。すみません、今週はずっと書きますが短めになるかも…?時間が足りない…

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