第147話 マンティコア前編
マンティコア(ラテン語: manticōra)は、伝説の生物の一種。ライオンのような胴と人のような顔をもつ怪物で、怖ろしい人喰い(マンイーター)と伝えられています。それ以外の特徴についても様々に語られていますが、文献によってかなりの違いがあります。繁殖地はインドとされてますが、他の地域に棲むともいわれます。森に棲むとも。
怪物の姿形はライオン様の胴と人間様の顔が固定されたイメージとしてあり、それ以外は語る者によってかなりの相違があるのですよね。
毛色は赤く、尾は蠍のそれに似た形状で、そこに毒針があり(毒が無い代わりに矢のように飛び散る24本の棘と数がはっきりしているものや、太い1本というものもある)、それで相手を刺したり相手に槍のように投げつける。3列に並ぶ鋭い牙を持つが、顔と耳は人間に似ている。大きさはライオンぐらいである。走るのが非常に速く、人間を好んで食べる。と、ネットには書いてあります。
詳しく知りたい人は、自分で調べてくださいな。
ルイス達は、棘を飛ばされると思い。近場で、グリフォンから降りる。フィン達も、大人しく撤退。
「ルイス、もふもふが目の前にあるぞ?」
トキヤは、ニヤニヤしながら言う。
「あらま、ふさふさした素晴らしい毛並み☆じゃ、無いでしょう!トキヤさん、もふもふなら何でも良いわけでないのですよ!一度、お話しましょう。」
ルイスは、ノリツッコミを入れている。
「そこに、モフみがあるのに…」
グレンも、驚愕って雰囲気である。
「あの、グレン。顔が、人なのですよ。やっぱり、可愛いまたはカッコいいもふもふ最強なのです!」
プロメアは、少しだけ考えてから言う。
「シャルムお姉さん!プロメアに、もふもふ衣装を作って!そしたら、パパはプロメアをもふも…」
「プロメア、それしたら犯罪なのですよ。」
言わせるかよ!っとばかりに、素早くプロメアの言葉を封じるルイス。メンバー達は、思わず笑う。
「ちょっと皆さん、僕がどんなイメージなのか聞くのが怖いのですが!?もしや、もふもふ好きなロリコンとか思われているのでしょうか?」
トキヤ「黙秘する!」
グレン「黙秘かな…」
ルーカス「黙秘するっす!」
全員が、視線を逸らす。ルイス、無言でニッコリ。
そんなこんなで、着いてしまいました。すると、トキヤが急に真面目な表情になる。
「ルイス、種族詳細を見てくれ。どうなってる?」
「龍人、龍と人の間に生まれた龍種族。って、書いてありますね。つまり、ヒューマンでもデミヒューマンでもない龍種族ってことですね。」
すると、トキヤは嬉しそうにガッツポーズ。
「マンティコアは、人間•亜人キラーを持ってる。だから、該当種族はコテンパンにされる。」
何か、厄介そうな敵です。ルイスは、前回の戦闘映像を無言で真剣に見ながら聞いている。
「指示なしだし、なるべく頑張るけど…」
「そうですね。さてさて、どうしたものでしょう。まあ、やれる事は少ないのですが……。」
ルイスは、そう言うとマンティコアに向かって、無言で真っ直ぐ走り出す。ハッとして、驚くトキヤ。
「あ、こら!」
「プロメアも、行く!」
プロメアも、走り出した。やれやれと、全員が動き出すのだった。ルイスは、苦しそうである。
「ルイス、今のお前…人間だよな?」
「あ…、てへ☆」
深いため息…。
「取り敢えず、仕切り直そうか。」
トキヤは、距離を取れば全員が合わせる。
「やはり、龍人でないとダメですね。それと、この敵の感覚…。運営の悪戯では?まだ、修正されていなかったんですね。イギリスサーバーの、トリエント戦を思わず思い出してしまいました。」
すると、グレンどルーカスは苦笑する。
「まあ、頑張るしかないよな。」
ルイスは、頷いて仕切り直しするのだった。
作者の独り言
ごめんなさい、調べてたら朝になってました
短めですが、戦闘シーンを細かく考えたいので、次はもう少し長めに書く予定です。
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