第18話 種族クエスト終了
さて、久しぶりやって来ました七龍の洞窟!
炎・氷・大地・煌・暗・暴風・樹の七龍は、全員が揃っており雑談していました。お元気そうですね。
次の相手は、煌龍様ですが………。祈祷師は、相性が悪いですね。光魔法を使って攻撃しますし。
ここは、薬師にジョブチェンジしましょう。ウィンドウを開くと、ステータス画面が表示されます。その画面を、指で右にスライドさせるとサブジョブが表示されます。下に、スライドさせるとジョブチェンジのボタンが有ります。ボタンを押して、ウィンドウを閉じればジョブチェンジが始まります。
あ、エフェクトを切るの忘れてました!
僕の後ろに、魔方陣のように薬師のジョブマークが浮かび上がります。そして、足下から光が溢れだし包み込まれます。ちなみに、溢れ出す光の下で草花の精霊達が嬉しそうにぴょんぴょこと跳ねたり、踊ったりしているらしいですが僕からは見えません。
ちなみに、動きながらジョブチェンジするとジョブマークはプレイヤーアイコンの上に小さく表示され草花の精霊がプレイヤーの周りを飛び回りその時に溢す光の粉でプレイヤーが光ってジョブが変更されるらしいです。何か、無駄に凝ってません?
初期装備ですが、白衣とTシャツとズボンの装備ですね。装備を、早く買わなければ………。
このエフェクトは、サラを倒した時に貰いました。七龍の試練に、気を取られてて忘れてましたけど。
現時点、種族クエストをプレイヤーが初めてクリアしました。報酬に、オリジナルエフェクトと称号を獲得しました。更に、SP+5獲得しました。
炎竜姫の鱗は、ドロップアイテムらしいです。それと、竜との好感度が上昇したとか。
さて、属性説明します。基本は、火水木土風の5属性+相対する光と闇の2属性の7属性です。
ですが、この世界の属性は8属性……。つまり、後1つの属性が有るのですよ。それが、無属性。
ちなみに、無属性はβ時代に誰にも見つけられなかった謎の属性です。僕も、お目にかかった事は有りません。なので、稀少属性なのでしょう。
運営いわく、ランダムでスキル欄に出るシステムらしいです。それと、稀少属性なのも認めてます。
さて、話を戻しますね。薬師は、撃たれ弱くアイテムに限界があるので戦闘向きでは有りません。更にです、戦うには必須スキルが必要で獲得または取得しないとゴミジョブだと言われ嫌がられます。基本は、回避型で薬での攻撃力が3倍なのを利用して勝つらしいです。錬金術や薬術で、作った全ての効果が3倍になるので。それが、自作ではなくても。
それと、医術の心得と薬師の心得を持っていると支援系としては最高なんですよ!まぁ、持ってませんけどね。必須スキルは、持っているので。
必須スキル:投擲・回避術・身かわし
ちなみに、心得シリーズは称号です。ですが、心得シリーズを獲得すると関連スキルを自動で貰えるので神称号と呼ばれています。
薬師の装備は、短剣・短刀のみ。
さーて、頑張って勝ちましょうか。
「ほう………、薬師か。」
七龍達は、少しだけ嬉しそうに笑っている。
「ん?はい、薬師です。」
「薬師は、我らと深い縁がある。彼らは、我らが住むような深い森に居てな。そして、我らを治療出来る唯一の存在だった。だが、プレイヤーさえ薬師にはなりたがらぬ。なっても、錬金術師だった。」
煌龍様は、優しい口調で言う。
「なら、僕も龍や竜を治療できると?」
「頑張れば、きっと必ず出来るであろうな。」
なるほど、頑張って育てましょう。
「では、お願いいたします!」
「うむ、心してかかれ。」
ここは、飛ばしますが異常ポーションを使って頑張って削りました。3回くらい、失敗して死にかけましたが。いやはや、凄く怖かったです。大地龍さんから、スキルを貰ったとはいえ使えませんし。
気づけば、1日が終わってる始末です。今日は、洞窟に泊めて貰えるようです。七龍を、スクショしたりして時間を過ごしました。勿論、許可は取ってスクショしてますよ。うん、楽しかったです。
さて、2日目……暗龍様ですね。
これは、1度死にました。祈祷師で、挑んだのですが暗龍様は手加減が出来ないらしく………。
遠距離攻撃で、距離を詰めさせないように立ち回り何とかギリギリクリアしました。
そして、3日目……暴風龍様。
接近戦、しかも直接攻撃が有効打撃と最悪でした。魔法攻撃は、暴風の壁で弾かれるので。
しかし、真上からのバフポーションで強化した攻撃をしたらクリア出来ました。ドーピングしないと、攻撃力の弱い生産職はクリア出来ないんですよ。まぁ、飲み過ぎるとお腹がたぷたぷになりますが。
4日目……最後の試練である樹龍様。
今回は、【龍拳】・【龍演武】・【龍の舞】を使って邪魔な樹を折りながら攻撃しました。
ふぅ………、七龍からスキルを貰えたり充実でした。
そして、龍紋が1つになり輝きました。
七龍の試練クリア、おめでとうございます!龍紋を完成させた、ルイス様に身代わりの勾玉をプレゼントしました。種族スキル【龍の怒り】・【龍の息吹き】を獲得しました。そして、固有スキル【破壊の化身】・【限界突破】を獲得しました。
※ここから、他のプレイヤーにも聞こえます。
種族試練、初クリアボーナスでスキルを2つ獲得。
なお、これ以降に他のプレイヤーが種族クエストをクリアしても、スキルは1つしか貰えませんのでご了承くださいますようお願いいたします。
待って、これって他のプレイヤーにも聞こえてるんですか?なら、隠すしか有りませんね。
それにしても、やったー♪無事に?まぁ、クリア出来て嬉しいです。さて、次は指輪での解放です。
「では、指輪の解放でもするか。さて、乗るが良い。」
僕は、煌龍様に乗せられ洞窟の奥へ。光が眩しいですが、光に慣れて目を開くと驚くそこには………
「良く、試練をクリアしたな。」
朗らかに、その龍は笑って言う。
「凄いですね。良く、頑張りました。」
のほほんと、優しく笑ってその龍は言う。
「ふん、それくらい出来て貰わないと困る所だったが……。取り敢えず、褒めといてやる。」
クールに言い、ツンデレなのか視線を逸らす龍。
そこには、《四天龍》である太陽龍・月龍そして聖龍が待っていた。神獣………いや、神龍がです。
邪龍は、封印されてますからね。
「さぁ、指輪を……」
指輪スキル【龍化】・【闘化】を獲得。種族の鎖、第一鎖の解放に成功しました。レベルの上限が、解放されました。貯めていた、経験値を使いレベルアップします。暫く、お待ちください。
Lv.100→Lv.110
レベル上限が100から200になりました。
さて、残りの一週間レベル上げですね。鎖は、全部で8個あり残り7つはまだ無理です。
「本当に、ありがとうございました。」
「また、いつでも来るが良い。さて、我らからプレゼントをやろう。先ずは、私からこれだ。」
太陽龍は、小さな小瓶をルイスに渡す。
再生の秘薬……代々神龍が守ってきた秘薬。
何か、凄いものを渡されたような?
「では、私からはこれを渡しましょう。」
そう言って、樹をルイスに渡す。
水樹……神龍の力で浄められた聖水が溢れ出す樹。
えっと、運営さんパワーバランスが崩れますよ?
「ふん、褒美だ受け取るが良い。」
神聖なる狩衣………神龍が名匠に作らせた一品。
運営さぁーん、パワーバランス!本当に、ヤバい物を渡すのやめてくださぁーい!
まさか、運営さんも予想外だったりは………。まぁ、種族クエストはキツいしやる人は少ないでしょう。ですが、だからって報酬をぶっ飛んだ内容にするのは駄目です!他の種族クエストもなんでしょうか?
取り敢えず、運営にお問い合わせしないと!
返答
こんばんは、問い合わせの返答ですが。確かに、ぶっ飛んだ物ばかりですね修正します。あ、もう獲得したものは仕方ないのでお使いください。それと、狩衣は制限をかける予定なのでご了承ください。それでも、強いのでそのまま使って良いですよ。
なるほど、僕もパワーバランスを崩さないように使う事にします。はぁー、何か疲れました。取り敢えず、受け取って帰りましょうかね。
※ここから、全プレイヤーに聞こえます。
種族の鎖を、解放したプレイヤーが現れました。レベルの上限が、解放されました。全プレイヤーのレベル上限が、100から200になりました。ただし、種族クエストを3つ終わらせなければレベル上限は上がりませんご了承ください。
なるほど、1人でも解放すると全プレイヤーなんですね。これは、嬉しい誤算です。
初解放者ボーナス
一週間だけ、経験値獲得率が3倍。
アイテム:解放者の証
アイテム:装備チケット
ゴールド:10000G
素材:竜の鱗・竜の爪
稀少素材:竜の心臓
つっ!?稀少素材………!!しかも、これは!!
稀少素材は、プレイヤーの戦績とNPCの好感度で変わってきます。最高の素材、竜の心臓をゲットしました。おめでとうございます!
《エリクサーのレシピが、解放されました。》
※ここから、全プレイヤーに聞こえます。
稀少素材を、プレイヤーが所持しました。それにより、エリクサーのレシピが解放されました。錬金術師で、レベル150以下は作れません。
やっぱり!!嬉しいけど……、レベルと素材がぁ…。こうなれば、全力でレベル上げします!
こうして、一週間の間に時間が有ればレベル上げした結果Lv.153まで上がりました。
あ、そう言えばアップデートで爆弾等の作れるものが増えてました。本戦では、ゴーレムやドールそしてホムンクルスの使用が禁止なので嬉しいです。
爆弾と閃光弾は、優先で作りましたよ。
さて、薬師の装備も買いましたし頑張りましょう!
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