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第97話『最終階層:ママ』」への応援コメント


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    >「ガキ。『無理』っつー言葉はね、嘘つきの言葉なんだよ。わかる? 途中でやめてしまうから無理になるんだよ、ね?」
    >「途中でやめるから無理になるんだよ。途中でやめなければ無理じゃなくなるだろ。だからヤれよ。ガキ」

    どっかで聞いたような言葉だが……もうどうでもいい。
    幼い子供の幸せを奪い、罪の片棒を担がせ、身勝手な理由でその子を痛めつけた。

    ……だから、お前は存在自体が言語道断というものだ!

    作者からの返信

    ラビットさま

    ご感想誠にありがとうございます!(*´ω`*)

    拾っていただきどうもありがとうございました!w( ´艸`)
    ………この小ネタに気づくとはさすがラビットさま。
    アンテナ感度抜群ですね!


    シンが最悪なのは、本来は守らなければならない、
    庇護されなければならないそんな幼い者たちに
    こそ牙を剥くことです。


    ユーリはシンの別の面を知りました。
    幼き者たちへの過剰な嗜虐嗜好。

    ……これは召喚前の地球の頃から変わらず。
    スキルとか強さとか関係なく危険です。

    全てのスキルと力を剥奪したとしても、
    その精神性だけで多くの自分よりも、
    弱い者たちを不幸に陥れます。


    ——————シン。貴様は言語道断だッ!
    その罪を。利子をつけて払えッ!!!

  • 母は強しですね!

    シンがどんな顔してるのか気になってしまいました…

    イメージとしては顔はいいけど心が醜すぎるので爆笑もののツラって言われてるイメージです!

    すでに描写があったらすいません💦

    作者からの返信

    はちみつさま

    ご感想誠にありがとうございます!!


    怒り顔のシンが客観的な視点で、
    どのような顔かは書いていません。
    なのでとても嬉しい質問です(*´ω`*)


    マキナがシンの顔を笑えたのは母親の影響が大きいです。
    母から感じた強い勇気、希望、愛。
    マキナは、本来はあり得ない母との再開で、
    心が大きく成長しました。


    もとより物心をつく前に―――だっったので、
    親はなくシンのスキルとしてシンのみを、
    人として知り、育ってきました。
    正しく物事を学ぶ機会すらありませんでした。


    マキナの心の根底にあるのは絶望と孤独。
    そして世界に対する表現のしようのない、怒り。


    その自分でも説明しようのない世界への怒りの、
    根底にあるものは理不尽に愛を奪った世界への嘆き。
    ……『世界なんておもちゃ。壊れた方がいい』
    そう思ってしまうのも、幼い彼女の境遇を考えれば
    同情の余地はあるのかなと、わたしは思っております。



    さて、マキナはシンの心の醜さ、救えなさを真に理解しました。
    もはやシンがいかに美しかろうと、二度とマキナは『認めません』
    マキナは強い心で、腹を抱え、笑い飛ばすでしょう。
    たとえ痛みが彼女の心を苛んでも、愛を知った彼女は二度と折れません。

    マルマロの『黒印』が繋げた数奇な縁。
    ……とはいっても、あくまでつかの間の母親との邂逅です。


    ですが、マキナはそのわずかの束の間の時間の代償に、
    自身の永劫を捧げても構わないと思うほどの。奇跡でした。
    マキナは、親から本当の意味で、愛されていたことを知った。

    わずかな娘との再開の時間を投げ売って、
    命懸けで娘のために闘う母親。
    母親もシンは恐ろしいでしょう。
    ですが、娘の前だけでは絶対に弱さは見せません。


    そして『強さ』とは何かを真の意味で知った彼女が、
    道を外すことは、もうありません。


    シンは、内面を一切みず外見だけ見た場合は、
    神と見紛われるほど美しい容姿です。


    顔だけではなくまるで美術品の像のように完璧な美しさです。
    顔を蹴られ、血を吐き地を転がり這う姿すら絵になる。そんな男。
    ですが。……それはあくまで、ただの中身のない外側の話です。


    神の仕事の一部を任せるために創られた神造のスキル。マキナ。
    彼女は神の創ったホムンクルスのような存在です。


    彼女の母親は、マキナが自我を獲得する前に……。
    ですが、彼女はその最後の時まで、

    本当の子としてマキナを愛していました。
    いえ、……今も彼女は娘を愛しています。

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