第2話 日常の崩壊
今日は休みだったから自分の部屋に籠もっている
そんな中俺の部屋に天野とセシリアが来た
「遊ぼうぜー」
「わかった」
俺は扉の鍵を開けた
「鮎喰、お前の魔術ってなんなんだ」
「俺のは色々と魔術が使えるから何とも言えないかな」
「色々かすげぇーんだな」
「セシリア、お前の見せてやれよ」
「そうね」
持っていた宝石をセシリアは一つ持ち上げた
その宝石の姿がナイフに変わった
「私にできることの一つのが宝石の姿を変えることよ」
そんなたわいもない会話をしていたときだった、爆発音が鳴り響いた
そして放送がなった、その放送では繰り返しの銃声が聞こえてた
「テロリストによってここは支配された、急いで逃げるんだ!」
俺達はここから出ようとした、だが外から銃声が聞こえ近くに居るのがわかった
俺達は部屋の中に居ることにした
セシリアは体を震わせていた
「ねー、ここで死んだらどうしよう、死にたくないよ まだ好きな人も出来たこと無いのに!」
「大丈夫だ、死ぬことはない」
「なんでそんなこといえるのよ!」
恐怖で気が狂いそうになってるのだろう
「天野、お前にセシリアのこと任せていいか」
「良いが、どうしたんだ」
俺はこの部屋の鍵をおいて扉を開いた
「ちょっと無謀だがいってくる」
「おい、ちょっとまてよ!!」
天野の声は無視して俺は外に出た
俺以外のクラスメイトは仲も良いし付き合いも長い、あんまり付き合いもない俺が消えたところであいつらには何も残らないだろうから俺はテロリスト共を殺すことにした
「テロリスト共、お前らを殺す」
テロリストたちも魔術師だったようで魔術を使ってきた
回りは燃え盛る時もあれば水に溶けるときもある
このテロリストたちはコンビネーションが全くもって取れていないのだ
「お前らはコンビネーションからやり直せ!!」
そう言うと俺は銃で撃ち抜いた
俺の武器は拳銃とナイフだ
そして俺は何度も何度も敵を撃ち抜いた
それでも何人も何人も出てくる
「なぁ、お前らが降伏すれば危害は加えねーんだよ」
そんな事をいって1人の男が表に出てきた
「ほんとさ、なんで降伏してくれねーかなそうしてくれると楽なのに」
その男はロン毛の片眼が隠れていた
「お前は何者だ」
「私はアルギア・ノーウェリカといいます、以後お見知りおきを」
名乗って貰ったからには俺も名乗るべきだろういくら敵であったとしてもだ
「夢幻の魔術師 鮎喰良治だ!」
「これから死にゆく者の名など興味はありませんよ!」
そういうとアルギアは銃を取り出して撃ってきた
「銃同士の戦いをしたいんだが、すまないそれは不可能だから一気に終わらせるぞ」
「そんなことできると思いですか」
「可能性としては出来る!」
リリース、ジャックザリッパー
俺の魔術の一つリリース
それは一日四回限定の解放魔術だ
自分に、その英雄を纏う魔術だが使う魔力が多いのだ
俺は通路に霧をまいた、霧の中では何も見えないから
「霧ですか、うざったらしいですね」
そういうと乱射しはじめた
撃てば当たるという考えなのだろ
「乱射したら当たるとおもうなよ」
俺は霧の中 何度も切った
「私はこれくらいでは死にませんよ」
霧が晴らされて俺は銃で手を撃ち抜かれた
「ぐぁぁぁぁ.」
俺はリリースした状態でもう一度霧をだし後ろに下がったその時だった、魔力枯渇でもないのにリリースが終わったのだ
俺には何が起きたか、わからなかった
その時だった、1人の女性がやってきた
「貴方のその魔術、一時的に止めさせて貰ったわ」
その仮面の女性は無言で俺の心臓を刀で突き刺した
「な、うそ、だろ」
そして俺はそこに倒れた
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