第6話 刺客

「昨日。また新たな犠牲者が出ました。これで首に2つの穴が空いて、毒殺された人が6名、無数の歯型の着いて殺された人が10名になりました。

また、中華包・・・」

またこのニュースか。

この町では、人の傷害事件なんて溢れてると思うだろう。つか実際そうだ

ただこの事件はおなじ『もの』の仕業ということもありかなり最近のニュースでよく出てくる。

刀鬼「行ってくる」

私はレイシャとイアに挨拶をして家を出た

イア「精々くたばらずに帰ってこいよ」

レイシャ「最近危ないのでくれぐれも気をつけて、特に中華包丁には。」

そーいやレイシャは中華包丁で殺されたんだっけ。

刀鬼「りょーかい」

ガチャ

焔「おっそいぞー」

焔は毎日私が出てくるのを待って学校に行く。まぁ、キリィと死落さんは2人で行くだろうし焔も自分ひとりじゃ心細いのだろう

刀鬼「わりぃ」

(学校着の下校前)

死落「最近、強力な魔物がいるのか、それとも殺人狂の人間がいるのか分からないが。そういうのが多いから気をつけるぞ」

まぁ、確かに同じ事件だし相当強い魔物がいるって考えるのが普通だ。

いつもの公園には魔物がいなかったが帰り道に熊型の魔物がいた。

刀鬼「まさかこいつらの仕業ってことはないだろ。」

焔「分からないぞ、刀鬼君。見た目より強いかも」

焔のそんな予想が的中し・・・

刀鬼「予想大ハズレじゃねぇか」

焔「てへ、」

そんな話をしていた時ふと、背後に『何かの影』があることに気づいた

死落「何者だ?」

死落さんも気づいてたか。

焔「え?何?どうしたんです死落さん」

キリィ「なにかいたんですかぁ?」

焔とキリィは気づいてない様子だ。

???「お姉さん、あの人たち私たちに気づいてた」

??「そうだね。隠れてないで姿を現そうか。」

2つの小さな影が電柱から姿を表した

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