第4話 人型魔物
今日は休日で、いつものメンバーで買い物に出かけていた。
刀鬼「何故、私まで付き合わねばならないんだ」
キリィ「いいじゃないですか。わたし達だけだと、変な男の人に襲われるかもですし」
刀鬼「とかなんとか言って、結局荷物持ちだろ」
キリィ「ソソソンナコト ナナナイヨ デスヨ」
刀鬼「・・・
キリィは嘘が下手すぎなの、そろそろ自覚したらどうだ」
キリィ「ひどい!正直者って言ってくださいよォ」
ま、正直、家にいても
キリィ「あ、服屋見ていきましょう」
焔「お、いいな。いこいこ」
ああ、こういうのがやなんだ。服に興味はないし、女子の服選びに付き合うと相手もこっちも迷惑になるだろうが、だからといって遠くに行くと合流が難しくなる。
死落「えっと、刀鬼はどこで待つ?というか出たら連絡しようか。」
刀鬼「ありがとうございます。死落さん。それでは適当にぶらついてます」
そーいや、死落さんもあんまり服に興味が無いのか似た服ばかり着ている気がする。ってことはキリィの付き合いなんだろうな。
少しぶらついていて連絡が来たので戻って無駄に多い服を持たされた。
「キシャァァァ」
焔「!?
この声は魔物」
刀鬼「うわ、この荷物どうすんだよ。」
死落「人型魔物か、刀鬼とキリィの護衛をしつつなるべく早く突破することにしよう。」
焔「って言うか戦えるの私と死落さんだけか。しかも相手は賢い人型魔物。確かに殲滅より突破が優先か」
焔は両手を剣のような形に変えながら言った
刀鬼「この荷物置く訳にはいかないのか・・・」
キリィ「ほとんどわたしの服ですからやめてください。」
めんどくせぇ。
死落「それじゃ、走るぞ。転ぶなよ」
そういうと死落さんは走っていった
私達は彼女について行きながらなるべく早く突破できるように急いだ
しかし
キリィ「きゃぁぁ」
この声・・・またか
キリィさんが赤い鎧の魔物に捕まっていた
「アシドメシロ!!」
ち、人の言葉を喋るヤツか
焔「リーダーがいたか。」
死落「キリィを魔物に取られるわけにはいかない。」
死落さんはそういうと居合の構えになった。
死落「【
彼女の、特技【死滅】だ。周りの魔物を一瞬にして蹴散らした。
死落「刀鬼、焔。行くぞ」
死落さんはそういうと魔物のリーダーが逃げた方向に走っていった
これ、私も行かなきゃダメなの?
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