倦怠の悪徳

何もやる気が起きない。


テレビを見ても退屈だ。


トイレにいくのも億劫だ。


外に出ると人の波に溺れそうになる。


自分と関係のない人間が多すぎる。


透明な時間がボクを停滞させるけど


ボクには抗う勇気すらない。


結局ボクが引きこもるのは


シュレーディンガーのキャットボックス。


生きていても死んでいる箱の中。


一体誰が救ってくれるのだろう。


一体誰が歌ってくれるのだろう。

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