ショーンとメラニーが修道院に受け入れてもらえて、エマさんという親切な方に出逢えて良かったです。ショーンとメラニーの絆は素敵ですね。読み進めるたびにワクワクします。
作者からの返信
ずっとつらい状況だった彼らに、やっと穏やかな休息の時間が訪れました。つかの間とはいえ、休ませてあげられて私自身もホッとしております。
それにしても、ショーンとメラニーの絆は深いですね。まだ出逢ったばかりなのに、ここまで互いを思いやれる彼らが眩しくて。
書きながら、あたたかい気持ちが溢れて止まらないのを感じていました。おそらくエマにも、その気持ちが反映されているんじゃないかな。
他人ごとみたいな書き方ですが、実際本編を書いているときはそれぞれの役に乗り移られているのが常なので、そこまでしっかりと覚えていないんですよね。
斑猫です。
病み上がり(?)の食事の注意点(重いものを一気に食するのはNG)ですとか、お薬の原料の説明とか加工状態とかに圧倒的なリアリティを感じました!
昨今のファンタジーはやれ(万能な)回復薬だの(死者蘇生もできるような)回復術だのが幅を利かせている気がしたので、本作の描写はとても堅実な感じがいたしました。
自然由来のお薬の知識も増えますし。
(薬学の方はとんと疎いので、作中にあるお薬がある事も初めて知ったような次第です(恥))
ではまた。
作者からの返信
ありがとうございます!
意外とそのあたりに言及してくださる方がいないので、ものすごく嬉しいです。
こういう薬草その他を使った治療法ですとか注意点ですとか、健康に暮らしていると本職さんか興味のある人くらいしか知らない情報なのかもしれませんね。私はいろいろと興味を持つタイプなので、いらぬところまで調べてしまったりして。
実は、桃にも熱冷ましの効果があるので食事として採用しています。
万能の回復薬や回復術を使って素早く治せる。それは確かに利点でしょうが、安易に使いすぎている気がしまして。この世界でも回復術を使える人はいるのですが、限られた人のみという縛りを(作品にはまだ書き込めていないけれど)作りました。
治療絡みはわりとリアルな内容にしたくて。昔の修道院での治療法と東洋・西洋ごちゃ混ぜの薬草知識、おばあちゃんの知恵袋など、いろんなものを混ぜ込んで書きました。
今の時期はちょうどガマの花粉を採取できる季節です。『蒲黄(ほおう)』と呼ばれるれっきとした漢方薬ですので譲渡や販売は違法ですが、自分で使う分にはセーフ。ほんの少しの量でいいから採取しに行きたいなと思っているところです。数日晴れてくれないかなぁ……。
メラニーの心もすごい泣けるんですよ。親と変わらぬ温かい眼差しを、それを注がれたときどんなに胸が暖かいことか。
作者からの返信
メラニーもショーンも、お互いを思いやる心が眩しくて、とてもあたたかいですよね。
私自身も、書いていてあたたかい気持ちに包まれて心地よかったです。