この主人公は、冷静沈着なところを崩すまいとしている姿勢が素晴らしいですね。復讐すべき相手が現れた場合、その信念に囚われて冷静さを失ってしまいがちですが、ショーンは比較的落ち着いています。
術(?)に苦しむ時もその姿勢を揺らぐことなく、必死に抗っていて、意思の強さが現れてますね。苦しんでる様が多岐に渡って描写されてることから、その意思の強さもより印象付けられてます。表現の仕方が豊富なので、読んでいてとてもハラハラドキドキしてしまいます(*>д<)
作者からの返信
ありがとうございます♪
この冷静さも意志の強さも、旅のさなかに体験したある出来事の影響が大きいのですが……今は語りますまい。
このあとショーンはどうなってしまうのか? 乞うご期待!
夜分遅くに失礼いたします。
他の片もおっしゃっていますが、キースに苦しめられるショーンの描写が、映像化されてすんなりと入ってきます。
加えて、ショーンが吐く呻き、痛み、恨み、苦しみが、余すことなく存分に伝わってきて、没頭させられました。
3話の、それぞれの登場人物が抱く心理描写もホントに尊敬します。
5話以降も、読むしかないでしょう。これは!
作者からの返信
お読みくださり、ありがとうございます。
読む方に彼らの旅を一緒に体験してもらえれば……しかし、そんなことが文章でできるのか?
てなことで、五感を刺激する文章を目指して書いておりました。
なので、いただいたお言葉、本当に嬉しいです。ありがとうございます。
よろしければ、第一章だけでも読んでやってくださいませ。
5話企画から来ました。
他の方もおっしゃっていますが、やはり描写力が格段にすごいなと思いました。綺麗で洗練された、まるでその場にいるのではと錯覚するような描写力、魅力的です。
物語の展開もテンポが良くて読みやすかったです。最近の作品では、序盤で主人公の過去を明かすと「自分語り」という印象になりやすいと考えているのですが、この作品はそういう違和感を抱かずに読み進めることができました。作者様の実力が高いのだと思います。
作者からの返信
お読みくださり、ありがとうございます。
まるでその場にいるのではと錯覚するような……嬉しいお言葉、ありがとうございます!
私は常々、五感を刺激する文章を書きたいと思っておりまして。さすがに戦闘は無理ですが、自分で体験できそうな部分は実際に体験して文章に起こしたりもしています。もちろん全部ではないけれど。
そのとき感じたものを描写に反映しているので、一緒に旅を体験しているような臨場感が出ているのかもしれませんね。
回想……自分語りには違いないのですが、違和感がなかったと聞いてホッとしました。ただでさえ初対面の幼い女の子にあんな重い話を聞かせるなんて、違和感ありありの場面ですから……どうすればその違和感を薄くできるかを試行錯誤して今の形に落ち着きました。嬉しいな。
新代さまの作品も、できるだけ早いうちに読みに伺いますね。
描写の表現がとても綺麗で物語の中に引き込まれました。
話が進むにつれて少しずつ話の展開が分かってきてテンポ良く楽しむことが出来ました。
自分的にはメラニーちゃんがとても可愛いくてこれからどうなっていくのか楽しみです。
作者からの返信
お読みくださり、ありがとうございます。
そうですね。課題は冒頭(特に第一話)なんですよね……。描写をもっと削れば1話脱落者も減るとわかっていながら、諸事情でこれ以上削るのが難しいというジレンマ。
この第一章はショーンの視点がメイン。頭の中で見えていた映像のメラニーちゃんがとにかくかわいくて、どこまでこれを伝えられる? どう表現すればいい? と模索しながら書いておりました。
白白さまの作品も、近日中に読みに伺いますね。
冒頭から描写が美しくて感動しました。山、草原、洞窟、そしてそれらを渡る透明な風が画面越しに感じられるようでした。ゆっくりと読み進めたい素敵な空気感がありますね。
メラニーはとても印象的な子ですね! まだ出会ったばかりなのに、すでにしっかりと存在感があり、きっとこの出会いは運命的なことなんだろうと想像しました。
彼女との出会いがショーンにとって救いとなることを祈りつつ、この回のラストの引きの強さに叫びました。待ってショーンどうなっちゃうの?! と。
稚拙なコメントですみません。おそらく続きにもお邪魔します。ありがとうございました。
作者からの返信
素敵な感想ありがとうございます。
山の空気、感じていただけたようで嬉しいです。彼らの感じるその世界を文章でどこまで伝えられるのか、そこに挑戦している作品でもあるので。
メラニーと出会うことで、彼らの物語は大きく動き始めました。この先一体どんな結末が待っているのか、どうぞお楽しみに。
近日中に井ノ下さまの作品も読みに伺いますね。
状況の描写がとても見事で、情景が目の前に浮かんできました。
術に抗うショーンさんの苦痛や内面まで伝わってきて、こちらまで苦しくなるほどです。
いやはや素晴らしいですね。
順番に追いかけさせていただきます。
作者からの返信
ここまで一気に読んでくださり、ありがとうございます!
お褒めの言葉が嬉しくて、どうお返事をすべきか悩みに悩んで遅くなりました。
彼らが見せてくれる景色、体験させてくれたもの、流れ込んでくる心情……それらを夢中で文字に起こしているような、そんな書き方をしています。それだけに、描写を褒めていただけるのは本当に嬉しくて。
この先もしばらく苦しい展開が続きますが、よろしければおつきあいくださいませ。
素敵なご感想、励みになります。ありがとうございます!