これほどゾクゾクする作品が他にあっただろうか!!

 魅力あふれる素晴らしい世界観を十分に活かしてあまりあるほどの文章力は、1ページ目から私達読者を引き込む。奇抜すぎず、それでいてありふれたものではないこの設定に目を輝かせ、高鳴る胸を抑えながら読み進め.......読み終わったときにはあなたも物語の行く末に興奮しゾクゾクする体を抱え、目をギラつかせることだろう。(自分だけか?)
 私はゲームガチャで引き当てたハイスペックなご都合能力だけでチートを謳歌する話も好きだ。しかしその人の持つ素養があってこそ活かされるチートも好きだ。
幸・不幸入り混じる偶然と策略、主人公の持ち得る観察眼や能力、それらすべてが合わさり必然をつくる。そして、何より。彼が、悪役を演じるということ。
 これほどゾクゾクする作品が他にあっただろうか!!
好みの作品や引き込まれる作品は数多くあれど、ここまでどストライクかつ感嘆の息を漏らさずにはいられない作品は初めてだ。十河氏の他サイトでの連載作品(ヒントは毒とリンゴ)もまた、末恐ろしいほどに華麗な悪を魅せてくれたものだった。しかしそれとはまた違う世界をこの度もまた、見せてくれると期待せずにはいられない。

だらだらぐだぐだ言いましたが、一言でいうと
「めっちゃすこ」
です。


初レビューなのですがこんなものでよいのでしょうか......えらく上から目線になってしまったような気がします。語彙力のなさに唸りながら自分の心境に合う言葉を捻り出したのですが、読み返してみるとそこはかとなく変態臭が......すみません。
応援しております!!