都のきらびやかさ、おぞましくも美しい〈花嫁〉、そして何よりも魔物らしい六花が、まるで目の前にあるようにまざまざと想像出来ました。杜陽を始めとした人物たちが活き活きと動いていて、終わるのが名残りおしいほどどのキャラにも好感がもてました。とても面白く、そして、綺麗な話でした。