後編への応援コメント
今度はこう来たか……!
と、思わず唸りました。
割ってしまった祖父の骨董品って、もしかしてアキラさんが拾って集めていたものなのかなあ……けれども答えはわからない。というモヤッとした感じがいいですね。
似たような家族構成の家があったのか、本当はミナさんは46歳なのか。ここもわからないですよね。このずっと闇の中に居る感じが、モヤモヤを加速させる。
ただ生きるために若い命を貪る者どもと言うのは、本当に共感です。
日本の国民性と憲法をぶっ壊してやりたいですね。
新月と言うことは、まったく紫外線がないところで、紫外線を当てて探しているんですよね。そこがまた面白い。
綺嬋さん特有のリアル地名によるリアリティマシマシ作法(ダサいんで今度からちゃんと名前考えます)も炸裂していましたし。
前回とは違うけれど、確かに綺嬋さんの作品を読んだと思える感じでした。
しかしながら、なかなか全部読み解けないのが悔しいですね。
相当仕込んでるはずなんですけど。
作者からの返信
ありがとうございます。
今作は、結末を読者の方に委ねてみたくこんな感じになりました。
全体的に黒く、答えも判然としないをモットーとして、だけどそのなかで光るウラングラスとのコントラスト的なのを、やりたかったんですよね。
今回がリアル地名なのは、大洗海岸での深夜のウラングラス探しそのものが私の体験だったからですね。私はまだ一つも見つけられていませんが……。
書いてたときは考えもしませんでしたが、社会へのメッセージが含まれると小説っぽい感じがする気がしますね
後編への応援コメント
おおお。
良かったです!
色々考察出来る含みがあって。
こういう、読者次第で読み取り方が変わるような作品が好きなんですよね。
主人公のミナに対する淡い優越感とか、嫌で仕方なかった職場が自分の居場所だと理解するところとか良かったです。
ラストもいいですね。
ガンマ線。
身体には有毒であるそれを受け入れることが、良くも悪くも大人になるということの暗喩のような気がして。
大人になるというよりかは「生きるってそういうことだよね」って感じかもしれませんね。
良かったです。
ただ、読みにくそうな漢字にはルビを付けてもらったほうがより読みやすくなると思いました。
作者からの返信
ありがとうございます!人によって結末をどう捉えるかが変わる作品にしたい意図があったので、大変嬉しいです。
ルビについては今一度見直して振ります、ご指摘ありがとうございます……!
後編への応援コメント
うううう。唸りたくなるくらいよかったです。
最初から最後まで、ずっとミステリアスな雰囲気をまとっているのが好きです。
人生を変えるような出会いと時間だったけと、最後は結局何一つ変わらない。突きつけられた現実なのに、どこか暖かくて。
夜闇のようだと思いました。
素敵な物語をありがとうございました!
作者からの返信
心理さんありがとうございます!
この物語を考え始めた時点で「結局何一つ変わらない」結末を意識していたので、拾って頂けて幸いです。