第21話 ステータス鑑定結果
3人は魔法演習場で話をする。
「それじゃまず、ステータスを確認しましょ。」とユキはリールとユリカに話し、3人は紙を見せ合う。
リール
レベル21
体力(HP) 897
最大魔力発動値(魔力MP) 1506
体内魔力量 4478/22764
魔法攻撃力 1243
物理攻撃力 1348
魔法防御力 987
物理防御力 748
速さ 428
持久力 689
器用さ 325
ユリカ
レベル 8
体力(HP) 403
最大魔力発動値(魔力MP) 316
体内魔力量 476/5294
魔法攻撃力 274
物理攻撃力 389
魔法防御力 289
物理防御力 264
速さ 673
持久力 584
器用さ 946
ユキ
レベル 27
体力(HP) 328
最大魔力発動値(魔力MP) 947
体内魔力量 576/8462
魔法攻撃力 974
物理攻撃力 314
魔法防御力 478
物理防御力 246
速さ 389
持久力 376
器用さ 789
1200〜 Sクラス
1001〜1199 Aクラス
801〜1000ポイント Bクラス
501〜800ポイントCクラス
301〜500ポイント Dクラス
101〜300ポイント Eクラス
0〜100ポイント Fクラスとなる。
「リール君、体内魔力量も高いわね。」とユキは言う。
「そうだな。ユリカもレベルの割には多分ステータス高いよな?」と言うリールにユキは頷く。
「私は昨日まで魔物を倒してなかったし、1日でレベル8まであがったよ!」とユリカは嬉しいそうに話す。
普通の人は魔物を倒さないで過ごすので、レベル1が普通だ。
「そうだな。凄いぞユリカ。」
「それじゃ、問題点を上げていきましょうか。」とユキは言う。
問題点
全員レベルが低いので、レベル上げが必要だ。
リールは、全体的に高いステータスだが、速さと器用さが低いので、この2つのステータスを上げていかないといけない。
ユリカは、魔法関係が低いので、そこを上げていかないといけない。攻撃力も低いので練習が必要だ。
速さはリールよりも早いが持久力が負けている。全力で走ればリールよりも速いが、長距離走るとリールが勝つ。
ユキは、魔法関係のステータスは高いが、体を動かすのが苦手でそのステータスが低い。とにかく体を鍛える必要がある。
「この辺りの魔物ならリール君は、余裕だけど、私やユリカちゃんは、命の危険があるわね。」とユキ魔物の説明を言う。
魔物目安
Sランク魔物。 Aランクの魔物が10匹以上の力を持つ魔物。街一つを余裕で潰せる力がある魔物。ドラゴンなど。Sランクパーティーの冒険者が倒せる目安。個の力が強い魔物。魔族も含まれる。
Aランク魔物。 街を1匹で半壊以上出来る魔物。Aランクの魔物が10匹で街を潰せる力がある魔物。Aランク冒険者パーティーが複数で1匹倒せる目安。強い冒険者がいないと街を潰せる。群れる魔物は少ない。
Bランク魔物。Cランクの魔物10匹以上の力がある魔物。1匹でBランク冒険者を5人以上倒せる力を持っている。Bランクの魔物同士で群れているため危険。ストーンスネークやオーガがここ。
Cランク魔物。Dランクの魔物10匹以上の力がある魔物。希少な魔物も含まれる。ゴブリンロードがここ。Cランクの冒険者パーティーで倒すのは難しい魔物。Bランクの冒険者パーティーがやっと1匹を倒せる魔物。群れの長が多い。
Dランク魔物。Eランクの魔物10匹以上の力がある魔物。ゴブリンの上位種かがここ。
Eランク魔物。Fランクの魔物が5匹以上の力がある魔物。ホブゴブリンなど。村人が勝つには難しい魔物。Eランクの冒険者パーティーが倒せる目安の魔物。
Fランク魔物。普通の村人が武器を使って倒せる魔物。普通のゴブリンがここ。
「この様に魔物ランクが決まっていて、洞窟にはゴブリンロードがいたら、Cランクの魔物よ。」
「1匹だけなら俺でも倒せそうだが、群れだと厳しいだろうな。」とリールは言う。
「私も頑張る!」とユリカは気合いを入れている。
「リール君なら一人で力任せに行けば余裕だろうけど、毒を食らったら一人だと危険ね。」とユキは言う。森には、スネーク系統の毒を持つ魔物がいる。
「なら明日、洞窟の奥まで行ってみようか。」
ユリカとユキは頷く。
リール達は明日の予定を決めていると、冒険者ギルドが騒がしくなっていた。
リール達は冒険者ギルドへと向かって行く。
☆
「ギルドマスターはいるか!」とCランクの冒険者パーティーが大声で騒いでいる。
ギルドマスターが出て来ると
「あの洞窟に行こうとするとホブゴブリン達が大量にいたんだ。そして途中に木が魔法で切られた様な場所に、氷が一面に広がっていたんだ」と慌てる様に報告している。
普段森に行く冒険者は少ないので、ギルドマスターが調査をたのんでいたのだ。
リール達は苦い顔で離れて聞いている。
「あそこには、高レベルのゴブリンマジシャンがいるに違いない!準備してBランクの冒険者を王都の冒険者ギルドに要請した方が良い!時間がない!この街までゴブリンがきてしまうぞ!」
周りで聞いていた冒険者達は青い顔になっていく。このアストロの冒険者ギルドにBランクの冒険者はいない。強い魔物もいないので、強い冒険者は、王都近くに拠点を移してしまうのだ
「ギルドマスターどうする!」と冒険者が言う。
「王都まで急いで1日半か。今から頼めるか?知らせの手紙を書く!すぐ対応してくれれば、今からなら明後日の夜にはこの街にきてくれるだろう。」と冒険者へ伝える。
「わかった。せめてAランクパーティー以上ないと厳しいのも伝えて来る!」と冒険者パーティーは、ギルドマスターの手紙を持って王都へ向かって行く。
周りで聞いていた。冒険者達へギルドマスターが周りで聞いていた冒険者達に3日後に洞窟へ、ゴブリン討伐をすることを伝える。低ランクの冒険者には、厳しい依頼だが、この街で育った冒険者達なので、気合いは入っている。
「お!ザンバードのお前ら!」とギルドマスターに呼ばれる。
「どうも」とリールは苦い顔で返事する。
「どうしたんだ?あの洞窟にいる強い魔物でも知っているのか?」とギルドマスターは装備もしていない私服の3人を不思議そうに聞いている。
「誰も聞こえないところで話出来ますか?」
「ああ、いいぞ!」とギルドマスターは奥にあるギルドマスターの部屋に案内する。
4人はソファーに座り。
「それでどうしたんだ?」とギルドマスターは聞いてくる。
リールは、あの木の場所でゴブリン達を討伐した事と、ユキに魔法を教えてもらったので、使ったらあの様な惨状になった。と伝える。ギルドマスターは不安な顔からだんだんと笑顔になる。
「なんだ。お前がやったのか。嬉しい様な悲しい様な。もっと早く言ってくれれば。いやゴブリンが多いのは確定だから。」と早口で言っている。
「ま!大丈夫だろ!街が安全ならお金は掛かるがしょうがない!」とギルドマスターは言う。
「それでどうしましょう?」とユキは聞く。ユリカは笑顔で聞いている。
「お前達は普段通りで大丈夫だ。洞窟の奥に行って解決したら、報告しても大丈夫だ。Aランクパーティーがきたらお金を払って謝るさ。」とギルドマスターは話している。
「なら明日は洞窟まで行ってみるよ。」とリールは言う。
「わかった、気を付けていけよ!ゴブリンロードがいたらマジックバッグにいれて持ってこいよ!討伐達成したらCランクに昇格出来るぞ!」とギルドマスターは嬉しそうに話す。
「わかった。街の安全の為に頑張ってきます。」とリールは言う。
「ははは!街の為は合ってるが、頑張っては嘘だな。まぁ頑張ってきてくれ。」とギルドマスターは笑っている。
「それではこれで失礼します。」とリール達はギルドマスターに挨拶して、冒険者ギルドを出た。
それじゃ、明日はここに午前8時に集合と約束して、ザンバードの3人はわかれ、家に帰った。
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