第7話 1日目終了

 今日の仕事も終わり家へ向かう。


 家の前にユリカが見えた。


「やあ、お早いお帰りだこと!もう仕事は終わり?」ユリカは元気良く話掛けてくる。


「ああ、もう終わった。ゴブリンと薬草採取だな。」


「Dランクだとゴブリンも簡単に倒せるの?良いなー、1人だと街の手伝いくらいしか仕事が出来ないし!危なくて森にも行けない!」


「そうだな。ユリカは弓が出来るんだっけ?パーティーの仲間いたっけ?」


「そうだよ!弓は練習してるから、出来るよ!手伝ってあげよっか!パーティーは誘われてるけど組んでない!」


「そうか。昼ご飯食べた?少し話でもしない?」


「奢ってくれるの?やったー。何処いく?」


「気分的に野菜だね。」


「なら焼き肉だね!」


「ん?、焼き肉?」


「そ、焼き肉。野菜のスープが美味しい所。」


「まだ昼だけど?」


「いいじゃん、たまにしか無いし!」


「まぁ、良いか。行くか。」


「うん!」元気良く返事するユリカ。



 焼き肉か。たまにだから良いか。と思いながら店に向かう。


 リールの店の中から1人、リールとユリカの後をつけて。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る