第十一話

「ん――……」

 隆介は上に向かって手をのばし、おっきく『のび』をする。

 赤と黒のチェックになったシャツの肩部分に、シワがよった。

 その隆介の向かいに座ってるあたしは、なんだか無茶苦茶に緊張してしまっているのだ。

 遅い朝食の洗い物が終わって、もう時計は十一時をさしている。アナログの時計の針が、チッチッと鳴るたびに場の密度が増していくみたいだ。しかも、あたしの周りだけで。

「何から聞く?」

「え? えーとっ」

 いつも通り唐突に隆介の話は始まった。そしていつも通り、あたしも混乱しちゃう。

「あはは、緊張しないでよ。そーだな……じゃ、はじめから……生まれたてからいこーか?」

 はじめから!? そんな昔から語られるのなんて予想外よ……。で、でもうろたえたりしないわっ! コレ以上隆介に驚かされてたまるものかっ!

「僕の両親は、誰だか知れない」

「へ? な…なんで? 自分育ててくれた人が両親じゃないの?」

「うん。違う」

 …………。

 あたしは絶句する以外、動作を思いつかなかった。

 結局驚かされる事は、運命みたい。かなり、キツイ……わ、ある意味。

 隆介の特殊なトコは、生まれた時からそうだったみたいなのだから。

「僕を育てたのは孤児院のシスターだった。そこも大概『孤児院』、なんて言えた所じゃなかったんだよね。子供が五人に外人さんのシスターと神父が一人づつ。教会で育ってた。とにかく面白いシスターでねぇ、僕達のことは、みーんな実の子供みたいに思ってくれていたんだ。若いのによく出来た人達だったと思う……いい性格してたけど。神父さんも、仏頂面なんだけど優しくて、僕はいつも二人の間に生まれたかったなー、って思ってたんだ」

「はぁ……」

 あたしの想像力はさすがに追い付きやしない。とにかく『普通ではない』場所にコイツは育ったらしいってだけ。

「学校も、とりあえずは通ってた。そしたら僕の成績がよかったって言うんで……とある会社の社長さんが、僕を引き取った。その時の僕は小五……十一才かな。……それで」

「…………」

「僕は学校の勉強と平行して、商業のノウハウをひたすら教えられた。僕に自由時間はなくって、一日のタイムテーブルは全て義父が仕切っていた。逆らえば容赦なく罰を受けたから……ホント、親だと思ったコトはなかったんじゃないかって。僕には本当に、親なんかいなかった……そう、今でも思ってる。あのヒトにとっての僕は、跡取としての器でしかなかったんだろうね。そんな暮らしをさせられていたから、僕は段々無口で無愛想になっていった。……そんな僕に唯一許された自由は、『音楽』だけだったんだ。それも流行りの曲なんかじゃなくて、オペラとかクラシックばかりだったけれど。それでも僕はその時間だけが、大好きだったんだよ」

「それ、あたしと同じだね」

「リィもこんなカンジだったの?」

「うん。あたしはタイムテーブルを切り詰めて、無理矢理空き時間つくって『音』ばっかり聞いてたんだ。音楽なんて上等なモノはなかったから、風とか木がそよぐ音ばっかり聴いてた。それで教授に見つかるとこっぴどく怒られたのよねー……」

 あたしはついつい昔を懐かしんでしまう。うう、過去が良かったと思った瞬間、生き物は年をとるもんだわ……(シミジミ)。

「大変だったんだねぇ……」

「あは、まーね。で、続きは?」

「うん……。僕が音楽をやりたい、って言った時……義父は怒って僕を勘当した。そしてそれと同時に僕の学費や生活費を一切出さなくなった。自分の元に帰って会社を継ぐと言うのなら、また金を出してやるっていうのが義父の言い分。それ以来僕は奨学金で学費を賄って、それでも足りない分は身体で稼いだお金をつかってきた」

「バイトして、って事ね」

 うー、と、あたしはどうにか納得しようと頑張ってみる。

「……チガウ」

「え?」

「『身体つかって』って、意味はそのまんま。僕の仕事は————」


「繁華街のクラブで年齢偽っでホストやってるんだ」


「——————————へ……え……」

 間抜けた相槌だけ、打った。

 それ以外、出来なかった。

 あたしも、一応ホストっていうのがどんなものか知っている。

 こっちの世界に来てからイロイロとテレビや週刊誌を読んだりしているから。

 ただ。

 好きなヒトが、そういう仕事をしているとなれば———ショックは違う所に来ているのかもしれなかった。

「客の相手をして、可哀相ぶって金を恵んでもらう。それが僕のライフスタイルになってしまっていたんだ…何時の間にか」

 隆介は、

 あたし以外の女の人に頼ってて、

 そして、

 いろんなコトを……している。

 なんだろう。なんだろう。なんだろう……?

 この気持ちはなんなんだろう、なんだか……悔しい。

 すごく悔しくて、なんだかヤになってきて、なんだか苦しくて。

 なんでだか判らないけれど……あたしの中でいろんなあたしがグチャグチャと口論を続けているのだ。

 あたしにこの人を責める権利はない、なによりあたしはただの居候で……恋人なんかじゃないのだ。本当なら、こんな話を聞く権利さえもないのに。それでも自分を曝してくれた人に、あたしはどうにもならない怒りに似た感情をぶつけそうになってしまう。

 こんな感情は、持っちゃいけないのに……。

 何だか泣きそうな自分に気付いて、唇をグッと噛んだ。

 歯に力を入れて、泣き出さないようにこらえて、そして…あたしの考えも読まれないように表情に出てしまう手前で食い止めた。

 泣きたいのもヤなのも、苦しんでるのもあたしじゃないのに。

 誰でもない隆介なのに。でも、あたしはどうにもできなくて……。


 あたしはやっぱり、このひとが好きなんだ。しかも、重症なほどに。


「ど? ケーベツしたでしょ?」

 時間はもう、とっくにお昼を通りすぎていた。もうちょっとで、夕暮れ。秋の夕暮れは早いけれど、そんなことに感性をすり減らす余裕も今のあたしにはない。

「……してないっ!」

「ウソ、バレバレだよ。眼が真っ赤のウサギさん」

「泣いてなんかないっ!」

「じゃ、コレはなんなの?」

 零れた涙の雫が、それが通った一筋の線が。

 空気に乾いて…固まってるみたいだ。

 隆介の左手が優しくそれを拭った。

 その指先がギターの練習の所為で、ひどく硬くなっていることに始めて気付いた。

 これが、隆介にとっては夢への軌跡になるんだろうな。

 あたしは、

 逃げてばっかで全然ダメなんだな……。

「泣かないでよ。僕には君の涙は贅沢すぎる」

「なによソレ……涙にゼータクなんかないもん!」

 なにかを喋るたびにボタボタと、涙ばかりが落ちてしまう。こんな所で泣きたくなんかないのに。ヤなのに……同情なんて安っぽい事を感じてるなんて思われたくないよ。

「あたしはっ……」

「軽蔑、してるでしょ? 君と同じ屋根の下にのうのうと暮らしている男は、自分の顔を売り物にしている最低なヤツって」

「してないよぉ! ただ……くやしーんだっ!」

「……悔しい?」

「だってあたし、今まで全然気付かなくて! そんで、こんな事隆介に話させて……勝手に泣いちゃって……でもそれより、あんたが色んな女のヒトに頼ってたと思うと悔しくて……たまんないのっ」

「……リィ?」

 涙で声が詰まってる。ちゃんといいたい事が言えない。涙が邪魔をしてた。

「あたし、全然知らないの悔しい! 他の女のヒトに隆介取られるのも悔しい! 全部が全部、悔しーのぉっ!」

 嫉妬なんかしている自分が、嫌で嫌で堪らないのに。こんな自分は、絶対絶対最低なのに。でも涙は止まんないし、口惜しさもそのまんまで……どうにもならない。

「リィ……あのね?」

「……?…………」

「今月付けで、バイト辞めるんだ。昨日遅くにオーナーとの話も決着がついた」

「へっ……?」

 あたしは瞬間、唖然とした。

「来月のラストに、アマチュアオーディションがあるんだ。それまで一ヶ月練習するつもり。それでダメだったら、義父の所に帰るつもり」

「えっ……そ、そんなの」

 それじゃあたしはどーなるの、と言う前に、隆介が笑顔でこう言った。

「僕ね? やっと、決心がついたの」

「決心って何の?」


「自分の、音を試す決心だよ」


 そう言った隆介の眼が、すごくキラキラしているように見えたのは、

 あたしが泣いている所為だろうか?

 それとも、ホントに光ってたのかな?

 隆介の眼は、光っているのかな……?

「君のおかげ、なんだよ。今まで色んな事務所に売り込みをしようと思ったことがある。けれど、必ず寸前で挫折しちゃってた。恐かったんだ、自分の音を否定される事が。『これはお前の音じゃない』って、言われるのが恐かった……」

「…………」

 あたしは急展開な話について行けなくて、半ばボーゼンとしてそれを聞いていた。たぶん、何も考えてない。でも、とにかく頭の中に自分の好きな人が語っている夢を叩きこんでいるのだろう。なんだか、解らないけれど。

「けれどね。君に逢ってから……色んな事が、出来る気分になれたんだ。だから、オーディションに出てみようと思った。申請用紙が割とスンナリ書けてさ、ちょっと自分でも驚いてたりしたんだけど……。けれど、決心つけるのは一瞬だったんだ」

「隆介」

「これから一ヶ月、僕は頑張ってみたいと思っているんだ。僕……ね、ホントに変な話かもしれないけれど……ホントに、君にはよくわかんないと思うんだけど」

 何、何が?

「君に逢ってから、ね。今まで全然コンプレックスなんか感じてなかった仕事の事を、他人に恥じていなかった仕事の事を……恥ずかしいと思った。初めて誰かによく思われたいって感じたんだ。初めて誰かに好かれたいって感じた」

 あたしはそのセリフをドキドキしながら聞いている。なんでこんなにドキドキしてるんだろう、心拍上昇の脈拍異常。身体的ダメージはないのに……なんか、ヘンだ。

 なんであたしはこんなにドキドキしているのかな、でも、何かを期待している感じだ。何を待っているのかな、すごくすごく希望がある……。

「君は僕の――――」




 羽根が


 今は閉ざした羽根が、激しく揺れたような気がした。




「いやっ!」

 あたしは反射的に自分の耳を手で塞いでいた。

 おかしいな、おかしいよ。さっきまであんなに聞きたがっていたのに、今は聞くのが怖いなんて。怖いよ、警告が響く。あたしを呼んでる。

 ディアーネが持たないときが来ている——!?

「リィ……?」

 眼鏡の奥、隆介の眼は酷く傷ついたようだった。

 何よりも、『哀しい』っていう感情の波が一瞬あたしに向かって波風をたてて、襲ってきたような感覚を受けた。イヤだな、イヤだよ。顔を上げられない、隆介を見れない。見れないとなんだか不安で哀しい。哀しみが進化して……怖い。

「ごめん……ね、急にヘンな事言い出して」

「え……」

「そうだよね、僕だけ……だよね。もしかしたら、とか……期待持っちゃって。バカみたいかも、僕ったら」

 隆介は自己完結状態で自分に言い聞かせるみたいにそう呟き続けている。あたしは混乱してしまい、フォローのために言わなきゃいけないセリフが沸いてこない。

「隆介……違う……よ、あたし隆介の声が聞きたくないんじゃなくて」

「いいよ。ごめんね、ヘンな事言ったりして。忘れてくれていいから。ホント、気にしないで?」

 違うよ、そんな顔させたいんじゃないのに。違うよ、続きが確かに聞きたいのに。なのに、なのに。どうしてこんな冷たい空気の中にあたし達二人だけいるんだろう? こんなのは苦しい、怖い、いやだ……!


 そんな悲しい顔で笑って欲しいんじゃないよ隆介!


「僕、仕事場行ってくるね。どうせ今月付けで終わりなんだし、働いておかなきゃ……。多分今日は帰らないから……お夕飯作ってくれなくていいよ」

 隆介はそう言って、あたしを残してマンションを出ていってしまった。居辛くなったのだろうか。だとすれば、あたしこそ……居辛いのに。

「ばかぁ……」

 あたしは思わず、そう言ってしまう。毒づいてしまう。悪いのは、あたしなのだけど。

 主が消えてしまった部屋で、ついさっき開いて閉じたドアに向かって。


 バカ。

 せっかくの休みなのにさ。いつもは一日中一緒にいられる…って、嬉しい日なのに。

「なんで……そーなのかな、りゅーすけは」

 なんで、いっつも自分から言い出してしまうのかな。あたしには何もさせてくれないのだから。勇気も出させてくれない。弁解の言葉も、説明の言葉も言わせてくれない。何もさせてくれないから……あたしの中は言いたい言葉がパンク寸前まで溜まってるのに。

 なんで?

 それは、あたしを気遣っているの? あたしに言いにくい事言わせないよーに気を使って、自分が先回りしてくれているのかな? だとしたら、こんなに擦れ違っちゃってるコトはないよね。

 あたしが言いたいのに、言わせてくれないなんて、そんなのは残酷だよ……。

「リィ」

「あ……、ルワン」

 あたしは、気を使ってに席を外してくれていたルワンからかけられた声に。

 目を、中空に向けた。

 丁度よかったかな、上を向いてれば涙が出ないしね。

 眼の中の涙メーターは満タン。何かあったら、すぐに涙は出せる。決壊寸前のダムとおんなじの眼———。

「あのさ、とりあえず全部聞いてたけど」

「うん?」

「あいつさ、自分が『おーでぃしょん』っていうのに落選した時のコト、殆ど考えてなかったよな? それって、自分が絶対大丈夫って思ってたからなんじゃないのかな。だから、自分が落ちた時にリィがどーなるかなんて考えてなかった。オレはそー思うよ。……リィは、リィはさ……」

 そこでルワンは言葉を切って、次に怒鳴るようにあたしに向かって畳み掛けた。

「リィは好きなんだろ!? リィは、あの人間が好きなんだろ!? なんで、なんであそこで耳を塞いじまったんだよ!?」

 ルワンの問いかけに、とうとうダムは決壊した。

 ザワザワと水が揺らめいて、警告を発して。

 そして……一気に流れ出す!




 だってルワン、

 あんただってわかってるクセにね?

 ここに、人間界にいる事が、あたしの最後のお転婆だってコトを————!




「あたしは最初から、ここにいる間は誰にも心なんか開かないハズだったのよ! なのになのになのに! 隆介が悪いんだ、あたしのココロを開いちゃったから、隆介が悪んだ!」

 あたしが悪いんじゃない、あたしが悪いんじゃない。隆介が悪い。あたしに恋させた。お母様が悪い。あたしに愛情なんかくれなかった。

 お母様があたしを今より少しでも愛してくれたら、人間界に来るなんてお転婆は思いつかなかったのに……!

「……羽が……羽が鳴ったの……! もう、ここに居られない! あたし、これ以上隆介と一緒にいられない! だから、もしも続きを聴いたらきっとここから離れられなくなって、皆を殺してしまいそうになる……!」

 世界なんかなんか見捨ててしまいたくなる……!

 あたしは冷たいフローリングの床に膝をつく。涙が小さな水溜りをいくつも造った。むせかえるように咳がでる。目頭が熱くて、鼻の奥がツンとする。なんだかこんな感覚が始めてな所為で、身体がそれを上手く処理してくれない。

 こんな苦しいぐらい、こんな涙が出るぐらい好きなんだ。隆介が、好きなんだ。

 こんなに好きなのに、どうしてあんな時に限って運命は邪魔するんだろう。あたしにシツコイ警告をするんだろう。

 ヒドイよ、せっかく幸せの頂上直前だったのに。こんなタイミングで警告してくるなんて、残酷過ぎる。

「ルワン」

「え?」

「あたしは死ぬ」

「…………」

「あたしは、このままじゃ確実にディアーネの為に死ぬんだ。わかる? 自分の命の底が見えるって気持ち。死ぬんだよ? 絶対に、逃れ様がなく死ぬんだよ? こんな怖い気分があんたに解るのルワンッ!?」

「オレは……オレには、わかんねーよ……」

「でしょう? あたし、ずっとバカに明るく振舞ってきたつもりだけど。そのおかげで、この一、二ヶ月を楽しめたけどさぁ……」

 凝縮したように人生を楽しめたけれど。

 好きなヒトも出来たけれど。

 『恋』ってヤツも、経験したけれど。

 でも、それでもさあ……!

 離れるのがヨケーに辛くなっちゃったんだよ……!

「リィ、もしも自分の死を受け入れているのなら」

「……?」

「後悔しない道をとった方がいいんじゃないのか? このままじゃ、アイツに何も伝えられなかった事を後悔するんじゃないのか? ……オレはっ……お前が未練を残して消えていくのはイヤだよ! お前はオレにとっても大切なんだから!」


 ルワンは。

 あたしよりも先に、ディアーネの歴史の把握をしていたはずだ。

 と、ゆー事は、あたしより先にあたしの運命を知っていた事になる。

 自分に最も近しい人が消えると知った時、ルワンはどういう気持ちだったんだろうか。ルワンは哀しんだのだろうか。それとも、最初から仕方ないと諦めていたのだろうか?


 確実にあたしよりも長い間、あたしの死と戦ってくれていたのだろうけれど。


「言ってしまった言葉はもう口に戻らないし、やってしまった事はけして取り返せない。だから、言わなきゃならない事は一杯あるハズだろ!? 今からでも遅くはないよ、あいつに謝って! そんで、言いたい事をちゃんと言え! メイリカル=レイルド!」

「は、はいっ!」

 かなりキツイ一喝を入れられて、あたしは思わずバカ正直に返事をしてしまった。

「それじゃ、行けるよな?」

「ど……どこに」

「アイツの職場だよ。行けばきっと、苦しい思いをするかもしれないけれど。——行けるよな、リィ?」

 こーゆー時。

 ルワンはかなりの人生経験を持っているなぁ、とか思う。

 そして、

 なんであたしのお母様は、ルワンのようなヒトじゃなかったんだろうか、とか…。


「行けるよ。あたしは、無謀には慣れっこだもんね!」


 あたしはそう言って、箒を召喚する。そしてドアをくぐって外に飛び出した。

 それが、最後。

 結局隆介の部屋は掃除出来なかった。

 洗い物も、片付けられなかった。

 だってね。

 もう、タイムリミットなんだから。

 帰んなきゃ、世界が滅んじゃう。その、最後の警告。


 そう、

 あたしは二度と、この扉を————くぐる事がなかった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る