大洋横断2
「ご主人様起きてください。朝ですよ。」
「う~ん、あともうちょっと。」
「..........。」
ドッドッドッドッドォォォォォン!
「っえぇ!んくぁ、何事!」
「ご主人様...踏まないで.....」
「あ、ごめん....」
ドッドッドドッドッドォォォォォン
「.....ちょっと見てこようか、クラーケンでも出たのかな?クロはどうする?」
「ここで待ってます....」
「わかった、気を付けてね」
そういって甲板に繋がる梯子を上がると冒険者達全員が右舷側の大砲を操っていた。
「何かあったのですか?」
「なんかよぉ、ずっと知らねぇ船がついてきてるから海賊船じゃねぇかって
んで沈めろって言われたんだよ。」
「海賊ですか...あれ、なんか燃えてません?煙が出てますよね?」
「うん..だが、帆も無くて前に進んでるんだよ...魔法なんじゃないか?」
「あの船の色」と見かけの質からすると鉄製?」
「は?鉄製の船なんて見たことねぇぞ?」
「何者なんでしょうねあの人たちは...」
鉄の船が浮いてられるわけがない重すぎるのだ。試した国があったらしいが浮いてはいられるが前に進まなかったらしい。
「後方より敵の増援と思しき船視認!」
敵って言っちゃった...こっちから攻撃しちゃってんだよなぁ....
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます