大洋横断1

「出航~~~~~~~~~」


えぇ、こんな日に出向するのかぁ?

いや、いくら急いでたとしてもこんな嵐の日に出航したらしたら危ないのわかってないみたい?いやまぁ、個室がある船で良かった....

それに個室は女性しか使えないらしい。

(男たちは甲板でテントの中らしい...ご愁傷さまです)


「まぁ、でも世界の果てはそのハスタル王国の更に東側にあるからちょうどいいんだけどね?」


「ご主人様は、世界の果てを目指してるの?なんで?」


「ん?そうだよ、なんでかなぁ....まぁ、夢かな?」


「ふ~ん。」


そういって毛布に包むクロ.....かわいい....抱きついていいかな?一応私が買ったんだし.....


「な、な、な、なんですかご主人様?急に抱き着かないだください。」


「え~~、可愛いし、暖かいからやだぁ~~!」


「......」


そんなこんなでクロに抱き着いたまま眠りについた。


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