第108話 ベジーの婚約者

 村の中を足早に移動を続けるアンコウの目に、いくつもの死体が目につく。

 先ほどまでは、村民らしき死体しか見えなかったのだが、今はいくつもの武装した兵士の惨殺死体も転がっていた。


「ベジーのやつだな。派手にやってる。―――こっちはちがうな」


 ベジーがやったと思われる死体は、鋭い刃物で斬り刻まれたと思われる死体だが、なかには鈍器のようなものでボコボコに殴られている死体もあった。


「ん?」


――「も、もう、やめてくれーっ。ヒブゥ!」

 アンコウの目に、何人もの村の者に囲まれて、棒切れのようなもので殴られている血まみれの兵士の姿が見えた。


「……ベジーと、あとたぶんドルングのやつも戦闘に参加したことで形勢が変わったのか」


 ベジーとドルングが戦闘に参加しただけで、村民たちだけでも村を襲ってきた兵士たちに報復攻撃に出られるような状況に既になっているようだ。

 それはつまり、

(やっぱり村を襲ってきた連中は数もそれほど多くなく、たいして強い者も混ざってなかったってことだ)


「この様子じゃあ、俺が戦う必要はなさそうだな」


 アンコウは走っていた足を緩めて歩き始めた。


「まぁ、人様の獲物をとることもない」


 アンコウとしては、この村の人間が何人殺されたところで、多少の同情はしても報復戦をするほど怒りが渦巻くわけでもない。

 この村に来た時から、その表情には若干面倒くさそうな色すら見える。


(……田舎でも都会でも、この世界は戦争ばっかりだ)


 何となしにそう思ったアンコウだが、たまたま元の世界で自分がいた場所が平和だっただけで、ここと同じようなところも少なからずあったんだろうなとも思いなおした。


「……どっちの世界も、運か力がないとだめだってことだ」


 殺気ただよう村の中を、散歩でもしているかのような速度で思いを巡らしながら、アンコウは歩いていく。


――「おいっ!あそこにもひとりいるぞっ!」


 襲撃者狩りをしていた村人の一人が、アンコウを見つけ叫んだ。


「あん?」

 アンコウは声がしたほうを見る。そこには棍棒や剣を手に持った5人ほどの村人の姿があった。

「チッ、面倒だな」


 相手にしても何も得はなさそうだったので、アンコウはこの場を離れようと方向転換した。しかし、アンコウの足はすぐに止まった。

 方向転換した先からも、アンコウのいるほうに向かって走ってくる者の姿があったからだ。


 そちらからは、

―― まてええーっ

 武装した二人の男が10人程の村人の集団に追われ、逃げているようだ。


「チッ、こっちもかよ。なんでこっちにくるかね。面倒くさいな」


 アンコウは、もう一度だけ後ろと前をキョロキョロと見比べる。

(……まっ、こっちだな)

 アンコウは、そのまま走る方向を変えることなく、前に向かって再び走り出した。


「ど、どけーっ!」

 村人に追われ、逃げている武装した男が、アンコウに向かって叫ぶ。


 逃げる二人の男は、間違いなく村を襲った兵士らだろう。

 アンコウの目前に迫った二人の兵士は、一人は白刃を頭上に振りかぶり、もう一人は剣先を勢いよくアンコウに突き出した。


ブシュユユーーッ!!

 突如吹き出す血飛沫ちしぶき

「へ?」「あ?」


 アンコウに襲いかかった二人の男。そのそれぞれが、剣を持っていたほうの腕が宙を舞い、二人の斬られた腕から血が噴き出していた。


「ぎいぃやああーっ!!」

 それに気づいた二人がひどく叫ぶ。


 アンコウは魔戦斧を引っさげて、その二人の背後にいた。一気に加速したアンコウは、二人の兵士の間を駆け抜けざま二人の腕を切断したのだ。


 それを見ていた前後から走り迫ってきていた村人たちが、ぴたりと足を止める。


「お、おい、あの男、抗魔の力を持っているぞ」

「に、逃げないと」


 アンコウの動きと、してのけたことを見れば、ただの村人たちにもアンコウが抗魔の力の保持者であることは明らかだ。

 この世界の住人である村人たちは、戦士でもない普通人の自分たちが、10人20人いたところで勝てる相手でないことをよくわかっている。


「ひっ、や、やばいぞ」

「べ、ベジーさんたちはどこだ」

 村人たちは、突然現れた抗魔の力を持つ知らない男を前に一瞬恐慌を起こしかけるものの、

「ま、まて。あの男は兵士たちを斬ったんだぞ」

「そ、そうだ。敵じゃないんじゃないのか」

 と、思い至る。


 村人たちがざわめきはじめる中、アンコウは、

ドガッ! ドガッ! と、腕を斬り飛ばした二人の兵隊を蹴り飛ばし、地面に転がした。


 そして、

「俺はあんたらの敵じゃない!ベジーと一緒にこの村に来た!」

 と、村人たちに向かって、大きな声で叫んだ。


 それを聞いた村人たちは互いの顔を見ながら、信じていいものかどうか、さらにざわざわと話を続ける。アンコウはそんな村人たちの相談が終わるのを待つことなく、


「この二人はこのまま置いていく。煮るなり焼くなり、あんたらの好きにしたらいい!」


 そう言い残すとアンコウは村人たちがいない方向に、スタスタと再び歩き出した。

 アンコウを信じる信じないにかかわらず、抗魔の力保持者であるアンコウの行動を妨げようとする村人は一人もいない。



 しばらくするとアンコウの背後から、村人たちの罵声と二人の兵士の悲鳴が響いた。


「ぎぃやああーっ!」「やめてくれええーっ!」


 村人たちは、アンコウにはそれ以上関知せず、残された二人の兵士に襲いかかったのだ。



(しかたがないな。やっぱとりあえず、ベジーたちと合流しないと。あの程度の連中が50人ほどなら、もうケリもついているだろ)





「ドルング隊長!そこをどいてくれ!」

「いい加減にしろっベジー!情報収集のため、ひとりふたりは捕えておけというのがアンコウ様の命だっ!」


 ドルングの後ろには、村を襲ってきた一味と思われる二人の兵士がいた。

 ベジーとドルングがにらみ合っているのは、村の中にある広場のような少し開けた場所。そこには何人もの武装した兵士の死体が、血だまりの中、転がっていた。


 一番多く斬り殺したのはバーサーカーのごとく暴れまくったベジーだったが、ドルングや武器を手に戦闘に参加してきた村人たちに殺された兵士たちも少なからずいた。


 今現在結果的いまげんざいけっかてきにに、ドルングが庇う形になっている村を襲ってきた残り二人の兵士。

 そのうちの一人が、とうとう恐怖に耐え切れなくなったようだ。


「ひぃぃい!助けてくれっ!」

 情けない声をあげながら逃げ出そうとする。


 しかし、その行為が逆に庇うドルングの背後から離脱してしまう結果となった。

 その隙をベジーは見逃さない。


「ちぃぃ、ベジーっ、やめるんだ!」


 ドルングの横をすり抜け、ベジーが逃げるへっぴり腰の兵士に迫まる。


「死ねっっ!」

「ひいぃあっ!」


 逃げ出した兵士の命運は完全に尽きたと思われた次の瞬間、

ギィィアンッ! と、響く金属音。


「……やめろ、ベジー」

「!あっ……た、大将、」


 ベジーが振り下ろした長剣は、突如疾風のごとく割って入ってきたアンコウの魔戦斧によって、完全に受け止められていた。


「し、しかしっ!こいつら」

「うるせえっ!面倒だから何度も言わせんなっ!やめろって言ってんだよ!」


 アンコウは怒声を放つと同時に、敵に放つような種類の闘気をベジーにぶつけた。


「!!っっ!!」


「……剣をおさめろベジー。お前は俺の敵か?」

「いっ、いえ………」


 そして、アンコウに威圧されたベジーは、渋々ながら剣をおさめた。


「ひぃぃい」

 それを見た兵士は、再びその場から逃げようとする。


「チッ。お前は、おとなしくしとけってんだよっ!」

 強い舌打ちをしながら、アンコウが魔戦斧を逃げる兵士に向かって振るう。


 それに合わせて、魔戦斧のスパイク部分に埋め込まれた赤い大きな魔石から、仄白色の小さめの気弾が飛び出した。


ドンッッ!

「ゲフゥゥッ!」

 その気弾は逃げる兵士の背中に直撃、兵士は地面を転がり意識を失った。


「アンコウ様っ!」

 ドルングだ。


 捕虜にしたもう一人の生き残りの兵士を物でも扱うように引きずりながら、アンコウのほうに近づきてきた。


「よう、ドルング。派手にやったな。血だまりだらけじゃないか」

「いや、ほとんどはベジーが、」


 ドルングの表情は少し苦々しそうである。好んでこの状態にしたのではなく、ベジーが全くドルングの指示に従わなかったんだろう。


「まぁ、いいさ。とりあえずこいつらの素性を聞き出しといてくれ。だいたいで構わないから」


 アンコウは「おい、ベジー」と、再びベジーに視線を移す。


「ちょっと頭冷やせよ。敵を殺すのは構わないけど、情報を取らずに皆殺しはまずいだろうが」

「………は、はい」


 体を震わせているベジー。疲労のせいではなく、未だ怒りの収まりがついていないようだ。


「だだ、こいつらだけは許せない……こいつらは俺のレマーナを汚したっ」

「………そうか。そりゃまぁ、許せないよな。ただ、この二人を殺すのはドルングが情報を取ってからにしろ。俺が言ってんのはそういうことだ」


 アンコウは、ベジーの怒りを否定はしないものの、ギラリと厳しい目つきでベジーを見据えた。


「……は、はい、わかりました」


 ベジーはようやく了承したようだ。それを見て、しゃねぇなぁとばかりに頭をかくアンコウ。


「わかりればいい。だけどな、ベジー。お前が怒りに狂うのはわかるし、こいつらを許せないのも当然だ。それでも、レマーナって言ったっけ、お前の婚約者なんだろう?あの状態の女たちをほっぽらかして、怒りに飲み込まれるなんてのは褒められたもんじゃない。

 お前より強いやつが敵に一人でもいたら、今頃お前は死んでるだろう。

 それにお前が出て行ったあとで、あの屋敷にほかの兵隊が押し入っていたらどうなる?お前の婚約者たちは今頃ほかの男たちにも凌辱されているだろうし、殺されていたとしても、ちっとも不思議じゃない」


 アンコウのその言葉を聞いて、ベジーの顔色が分かりやすいほど変わる。

 どうやら怒りに我を忘れて、アンコウが指摘した可能性を本気で考えていなかったらしい。


 アンコウは、何とも言えない表情を浮かべながら大きく目を見開いたベジーの顔を、じっと見つめる。

(……若いねぇ、ベジー)

 と言っても、ベジーはアンコウよりも一つ二つ年上だ。


「た、大将。い、今レマーナたちはどうなって……」

「あん?そんなの知らねぇよ。俺の婚約者じゃないからな」

 と、アンコウはあっさり言う。


 実際のところ、あの屋敷に再び兵隊が押し入る可能性は低いと思っているアンコウだが、そうなっていたとしても自分の責任ではないと思っている。


「そ、そんなっ。どうしてっ!」


「どうしてって、それはこっちのセリフだ。あの女のことが大切なのは俺じゃない。お前だろう?あの女を守るのはお前の役目だろう。俺はあの女を守るよりもほかにすることがあったからここにいる。それだけだ。

 まぁ、俺だったら自分の大切な女をあんな状態でほっといたりしないけど、人それぞれ考え方はいろいろだからな。お前が報復を優先させたことは、それはそれでいいんじゃないか」


 ベジーが絶望的な顔色になる。


「ち、違うっ!」

 叫んだベジーの視線はすでにアンコウからは外れ、さっきまでの憎悪の炎も見えない。

「レマーナっ!」

 そしてベジーはまた、愛しきひとの名を叫び走り出した。


(……こいつ、好きだよな。女の名前叫んでダッシュするの)


 走り出したベジーが、そのままアンコウの横をすり抜けていった。その時だった。


「ベジーさまっ!」

 ベジーの名を呼ぶ女の声が響いた。


 ベジーは猛然と走り出していた足を止めて、その声がしたほうを見る。

 そこにいたのは愛らしい少女を庇うようにいだく一人の美しい女性。


(……あれは)それはアンコウもすでに知っている女。


「レ、レマーナっ!!」ベジーが叫ぶ。


(……へぇ、あの女、ボロボロだったのに。ベジーを探しに態々わざわざここまで出て来たのか……愛ってやつかぁ)


 ベジーは抗魔の力を持つ上に、赤い長髪をなびかせているかなりのイケメンで、婚約者のレマーナも白い肌に金色の長い髪が映える見目麗しい美女。


 それを見ているとアンコウは、今日レマーナたちを襲った不幸に同情する気持ちはあるものの、イケメンベジーに対して、どこか鼻白はなじろんだ気持ちになってしまうのは、モテない男のさがだろう。


「レマーナ!大丈夫だったかっ!」

 ベジーがレマーナに走り寄る。


 何言ってやがんだ、ほっぽらかしたくせによ と、アンコウは思わず心で悪態をつく。

(ケッ、ベジーの野郎にも気弾を食らわせてやろうか)

 さすがにそんな真似を本当にやりはしないが、アンコウの妬みの心は本物だ。


「レマーナっ!」「ベジーさまっ!」


 アンコウの視線の先で、ベジーとレマーナががっしりと熱烈に抱き合った。

「へっ!?」

 と、そのシーンを見たアンコウの口から思わず素っ頓狂すっとんきょうな声が漏れた。


(!な、なにそれ?どういうこと?)


 アンコウの視界の先で抱き合う二人の男女。それは、ベジーと……レマーナ……なんだろう。

 ベジーは190cmを越えているだろう長身だ。その二つ折りになるほどに身を折り畳んだベジーの腕の中にすっぽりと収まっているのは、背は150cmほどの愛らしい少女のほうだった。


 アンコウがレマーナだと思っていた見目麗しい女は、その二人を眺めながら目頭を押さえていた。


「………………… ―――っ!」


 しばし言葉を失っていたアンコウだったが、突然、パパパッと、周囲を見渡すと、一番近くにいた村人のグループのほうに向かって、ものすごい速さで駆けていった。


―――ズザァアアッ!

「おいっ!お前らっ」

「ヒッ!は、はいっっ」


 村人は、突然自分たちの前に走ってきた抗魔の力を持つ見知らぬ男に怯える。

 ただ、ベジーの知り人らしいということはわかっているので、アンコウに武器を向けるようなことはしない。


「あのベジーと抱き合ってる子は誰だっ!」

「えっ、あ、あれは村長の娘のレマーナ嬢さんですが」

「………ベジーの婚約者の?」

「は、はい。そうですが」


 それを聞くと、アンコウは再び抱き合っている二人のほうを振り返る。

 アンコウの目には、ベジーに抱きしめられている少女はやっぱり12歳ぐらいにしか見えない……………

(子供だろっ!?)それは率直なアンコウの感想だ。


……あの子がレマーナなのか。

 その少女も確かに美しくはあるが、どう見てもマジ物の童顔だし、先程かなり肌が晒された状態の少女を間近で見ていたアンコウは、胸も腰も尻も太モモも、完全に未成熟だろ……。と、知っている。


「……あの子、年いくつだ」

「じ、14歳です」

(……思ったよりは少し上だな)

「ベジーといつ結婚するんだ?」

「さ、再来月、15歳になったらと聞いておりますが」


……15かとアンコウは考える。この世界の結婚適齢期は、元いた世界よりずいぶん早いんだったとアンコウは思い出した。

……テレサも15で結婚したんだったな。だけど、


 アンコウは、またチラリと抱き合う二人を見る。この世界の14の娘にしてはレマーナはかなり幼く見える。

……あれは子供だろう!?


 頭ではそういう社会なんだとわかっていても、元いた世界から引きずっている感覚と視覚が邪魔をする。

 いいのかあれ!?

 ボンッキユッボンッ好きのアンコウとしては、レマーナは完全に対象外だ。


 ベジーがレマーナを熱っぽく抱きしめる光景は、この社会ではおかしくないものでもアンコウの感覚では犯罪臭がする。


「……いいのかあれ。まだ子供じゃないのか?」

 だから自然に、そう口に出してしまう。


「ま、まさか。いくらなんでも子供ならば、村長が結婚など許しませんよ。ベジー様は、三月ほど前からは何度かお泊りにいらしてますし、」


「!?」 アンコウは、その村人の言いように意味深なものを感じ問いただした。

 その泊まりに来たとはどういうことかと。



―――(………マジかよ)


 そうして、村人の説明を聞いたアンコウは、そのカルチャーギャップに言葉をなくした。


 この辺りでは、結婚が決まった男女の婚前交渉が家族の同意で認められているという。子を為すのは早いほうがよいということらしい。

 つまりあのレマーナという少女は、今日、暴漢に襲われる以前に婚約者であるベジーの手によって純潔はすでに散らしていたということだ。


(女は子供が産めるようになったら、それで大人ってことか)


 レマーナの意思を無視して、その貞操を踏みにじった暴漢どもが許されないのは当然ながら、アンコウはベジーに対しても、

(アウトーーッ)と、叫びたい衝動に駆られた。


「………じゃあ、あの後ろにいる綺麗な女は誰なんだ」

「あの人はレマーナ嬢さんの母親で、クシュカさんです」

「母親……マジかよ」


 アンコウは、はあーーっと、大きく息を吐く。

 もうすっかりこの世界に馴染んだつもりのアンコウだったが、時折こういう些細ささいなことが、以外と驚きを生じさせる。


「……まっ、しゃあない。ここじゃロリは合法ってことだな」


 そして、これ以上は詮索無用。自分には関係ないことだとして、アンコウは生き残りの兵士を捕まえているドルングのところへ行こうと歩き出した。


 しかし、アンコウが五歩六歩と進んだ時点で、その視界に熱っぽいベーゼを交すベジーとレマーナの姿が見えた。からまりあう二人の舌が見えるかのような激しいキス。

 アンコウにも我慢の限界というものがある。アンコウは思わず足元の石を拾い、ブン投げた。


ビュンッ!

ゴンっ!「ぎゃあっ!」

「べ、ベジーさまっ!?」


 路チュウ反対。そしてアンコウは、そのままドルングのほうへと歩いていった。


「フンッ!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る