第8話 深淵
・C棟地下区画1通路
16:30
カン カン カンと3人が歩くたびに、金属の床から音が反響する。
壁、天井、何かを運ぶ為のカートですら全てが鉄で出来ていた。
それならば金属音がするのは当たり前だ。
しかし3人は音がする事に少し驚きを隠せなかった。何故なら床一面錆び付いていたからだ。錆びているから音が出ないとまでは、思っていなかったがこんなに心地よく、音が出るとは思いもしなかった。
よっぽど使われていた鉄の純度が良かったのか、はたまた只の偶然か。
どちらにしろ血によって錆びた鉄の上を、歩いている事実は変わらないのだ。
あまりの酷い臭いに腹がよじれ、吐き気を催す程気分を害しているが、原因は他にもある。春の陽気な暖かさと、地下である事が起因している。
地下ならば空気を供給する、装置が作動して然るべきだ。だが電力が無く、空気が流れていないため、体から汗が滴り落ち、息をするたび熱い砂を吸い込んでいる様な状態だ。さしずめ気分を害する、悪因のフルコースだとしか言いようが無い。
ここで一体何があったのだろう。
何があったにせよ進むしか方法は無い。彼らは道中で拾った懐中電灯で、辺りを照らしながら進んでいた。その懐中電灯は軍用と書かれていて、特殊部隊が用いていたものだったのだろう。ここら辺に落ちてた事を踏まえると、持ち主に何かトラプルが起こったのは想像するに難くない。
辺りを注意深く照らしながら、実験室と思われるガラス張りの部屋を次々と通過する。すると突如全貌の通路から、何かが落ちる音がした。
物音がする部屋の前まで来て、C実験室5というネームプレートを確認する。
薄暗い部屋からは何かしらの光が点滅している。
宮部:
「そこにいるのは、誰?!」
?:
「ヒッ!」
光に照らし出されたのは、瓶底眼鏡を掛け、白髪のもじゃもじゃ頭をした、白衣の老人が居た。
山田:
「あ、生存者ですか?!」
?:
「……何じゃい、そっちだって部外者の生存者じゃろ。あ~驚いたわい、脅かさんでくれ心臓に悪いの~」
山田:
「あ、すいません驚かせて。でも大丈夫ですか?どこか怪我は無いですかおじいちゃん」
?:
「見ての通りピンピンじゃ。後お年寄り扱いするんでねぇ!まだまだ若いもんには負けんわい!!」
落合:
「うわ~いるわ~、こういう面倒くさいお年…人……」
?:
「それにアッチの方もまだピンピンじゃ。その証拠にそのお嬢ちゃんに反応しとる」
宮部:
「驚かせてなんですけど、何を言っているんですか!! 冗談は寝て言ってください!永遠の眠りにつかせますよ?!」
落合:
「ちょ、ちょっと宮部さ~ん?ツッコミが激しすぎ……」
?:
「何じゃ信じられんか?じゃあ見せてやろうか?」
山田:
「おじいちゃん、本当にいい加減にしようか?」
?:
「だからお年寄り扱いするんでねぇ!!ワシにだって名前はあるぞい!」
山田:
「何て呼べばいいんです?」
?:
「おや?まだ名乗ってなかったかの? 薬師 灰之介(やくし はいのすけ)じゃ」
ぺこりと少し頭を下げ、メガネを光らせて山田達を、見つめニヤける。
薬師:
「以後よろしくの………」
山田:
「それで薬師さん、貴方はここで何していたんですか?」
薬師:
「そうじゃのう、実験の準備を少々……」
宮部:
「実験?」
薬師:
「あ、いや……。何ぶん科学者のもんでの、何か疑問があると確かめたくなるんじゃ。科学者の性というものかの」
山田:
「……科学者なら何か知ってますか?例えばクイーンとか」
薬師:
「『クイーン・ノーミン』の事かの?全てのノーミンの生みの親と言えば簡単じゃのう」
落合:
「クイーン・ノーミン?そいつがノーミンとか言う、寄生虫を生み出した元凶」
山田:
「……そのクイーンを造ったのが、黒田博士?」
薬師:
「いかにも」
宮部:
「………。………」
落合:
「……でもクイーンってノーミン達の合成じゃないんですか?
クイーンがノーミンを造ったというなら、話が矛盾するんじゃ……」
山田:
「それを確かめる為に、黒田さんの所へ連れて行って頂けます?
ただの感ですけど生きてますよね?」
薬師:
「……生きておるが、連れて行く前にどうか、科学者仲間を助けてくれ。
この部屋を出て向こう側の通路に、身動き出来ない者がおるんじゃ」
山田:
「では一緒に行きましょうか」
薬師:
「何をいうておる、この老体じゃぞ?ちょっとここで休ませてもらう」
宮部:
「じゃあ私が付き添います」
薬師:
「ヒョ~、いいのかいの~?薄暗い部屋で男女2人きり、
こりゃわしも頑張らないといかんのかの~?」
宮部:
「私も行って来ます」
薬師を一人で実験室へ残し山田達は、通路を進む。闇の中をゆっくりと進む。
闇の中から人間、ノーミン、寄生された怪物が襲って来たら、いつでも撃てるように構えて、進んだ。ゆっくり、ゆっくりと耳を澄まして歩いた。
周囲の暗闇に比べてひどく小さい懐中電灯の光が届く範囲を見つめる。
闇の中に何が潜んでいるのか全く分からない。
すると前から誰かの足跡が聞こえた。正確に言えば誰かがこっちに向かって歩いてくる音だ。山田達はいつでも撃てるように、指に全神経を注いで集中した。
懐中電灯の光に照らし出されたのは、血塗れで目の焦点が合っていない特殊部隊員だ。フラフラ歩いた後前のめりに倒れる。
宮部:
「ひぃっ!!」
目にした光景は絶望。倒れた隊員の後頭部は大きく抉られ、脳味噌の半分はぶちまけられていた。喉に苦いものがこみ上げ、山田は必死に吐き気を押し戻した。
そのとき奥の暗闇から何かが聞こえた。
奇妙な唸りは、最初は小さく聞こえたが、次第に大きくなった。
何かが来てる。思ったのもつかの間、闇の中でのたくるものが姿を現した。
見た事も無い生物がそこにはいた。
ヒューミンに似ているが、全身の皮膚が全て剥がれ落ち筋組織が露出していた。
筋肉は真っ赤に塗れ僅かに肋骨も見える。
何より特徴的なのは、頭頂部から首に掛けて縦に大きく裂けた口があった。
無数の尖った歯が噛み合わさって音を鳴らす。
謎の生物:「グガァアア!!」
山田は頭か口か分からない顔面に銃弾を撃ち込んでやろうと銃を向けたが、
そいつは素早く動き、口に含んだ隊員の脳髄を吐き出すと、右腕を降り出して山田の肩を打った。山田は吹っ飛び壁に叩き付けられた後、錆びた床に倒れる。
山田の名を叫んでいる宮部を余所に、落合は怪物に向かって続け様に引き金を絞った。金属の通路に耳をつんざく様な轟音が轟き、無数の銃弾は怪物の体に命中した。
しかし何かのダメージを与えている感覚はなかった。弾の傷からは血を吹き出さない。
落合:
「ぐわあ!!」
怪物は落合に体当たりをかまし、懐中電灯を落とし闇の中へと消える。
次に宮部に狙いを定めた怪物は、カミソリのように鋭い鉤爪をブーツの端に引っ掻け、宮部を転倒させる。
悲鳴を上げる宮部を引っ張り闇に消えようとする怪物に、銃をショットガンに変えた山田が頭部を中心に狙いを定め、引き金を絞り続けた。 体の痛みからくる山田の苦痛のうめきと怪物のうめきが共鳴する。
やはり頭が弱点なのか。それを察した直後怪物は高々とジャンプをし、闇の中に姿を消した。
山田: 「くそ!一体何処に_____」
怪物を捜して通路中を照らした直後、それは闇の中から突進して来て、山田を地面に倒させ重く伸し掛る。あまりの重さと鼻孔を刺激する腐臭に山田は喘いだ。 何が腐ったらこんな臭いがするのか。
一瞬思いながら目の前に振り下ろされる、鉤爪を見て死を悟った。しかしありったけの力を込めた宮部の体当たりを食らった怪物は、その衝撃で横に逸れ、またしても闇に消えた。
尻餅をついている宮部を見て一瞬顔がほころんだ山田は、戦慄の表情に戻る。 闇からぬっと顔を出し、とっさの出来事に何も反応出来ない宮部の顔に、
よだれをたらし大きく縦に口を開けた怪物が、宮部の眼前に居た。
そのまま宮部の首ごと噛み裂く__
前に落合がマシンガンの雨霰を、横から浴びせる。
落合:
「おらおらーー!!これでどっ____」
半回転した怪物によってマシンガンは吹き飛ばされ、落合は怪物に伸しかけられた。
大きな口で顔面を抉られそうになった瞬間、後頭部にショットガンが投げつけられる。 よほど気に入らなかったのか怪物は、投げた山田に再び歯を剥き出し、飛びかかって来た。
跳躍した怪物は山田と倒れ、床を滑って行った。 宮部と落合が駆け寄ると、怪物の下から山田が這い出て来た。持っていた刀を突き立て口に刺し、後頭部まで貫いた。
そこまでしてようやく怪物は果てた。 宮部は涙を流しながら山田に抱き付き、落合は胸を撫で下ろす。
宮部:
「太郎さん!!よかった、よかった……」
山田:
「ホント、ギリギリでした。生きているのが不思議だ」
落合:
「しっかし、この化け物は何だ?何かの実験体か?」
山田:
「……池上ファイル、見てみよう。何か分かるかも」
《池上ファイル
・実験体達による遭遇①
ある化け物と遭遇した。体中の皮膚を全てひっぺがした様な体で、筋肉の繊維が剥き出しだった。この胸糞の悪い出で立ちの化け物は夢の中にまでお世話になりそうだ。
鋭い鉤爪と素早い動きの他に特徴的なのは顔を覆う大きな口だろう。捕食者を捕らえ頭からかじりつく。変な注射器で寄生するヒューミンとは大違いで、別の寄生体だろうと考えた。
しかし捕らえたKS社の関係者から聞かされたのは衝撃的な事実だった。
この化け物はヒューミンそのもので、寄生を続けた結果変異した姿だと言うのだ。
変異の過程で元々あった人間の口が肥大し縦に剥き出しとなり、剥離した皮膚からは新たに形成された筋肉組織が露出している。凶暴性も遥かに高く、熱感知で獲物を察知する。その恐ろしさから“ヒューミンα”と研究員達から名付けられているそうだ。》
落合:
「この化け物が……ヒューミンそのものだと?」
宮部:
「なんて、恐ろしい……」
山田:
「……コイツの存在を薬師さんが知らなかったは思えない」
宮部:
「まさか、罠!」
落合:
「あのジジィ!!」
山田:
「戻りましょう!」
怪物の口に刺さった刀を抜き、踵返して今来た道を急いで戻る。
・C実験室5
16:33
落合:
「薬師ーー!!ジジィテメェオラーーー!!」
宮部:
「……いませんね」
山田:
「はぁはぁ、やっぱり罠だったか。ん?これは……」
急いで戻って来たもののやはり実験室はもぬけの殻。
薬師が漁っていた薬品棚にあったであろう、試験瓶が数個無くなっていた。
その棚の隣り、つまり薬師が居た場所に紙が落ちている。山田はそれを拾う。
《誰かからのFAX
・開発部部長 薬師殿へ
黒田博士のバカな行為で狩矢崎市は壊滅するのも時間の問題だ。それを危惧した日本国政府は滅菌作戦を決定し、狩矢崎市は見すてられた。国会やマスコミへの作戦遅延工作は、すでに限界を超えている。速やかに脱出せよ。午後6時に軍は決行する。 町は日が暮れると同時に消滅する。ミスターOより》
「薬師が開発部の、部長……」
落合:
「くそーーー!!騙された!あの野郎!!」
宮部:
「探しましょう!きっとそう遠くない所に居る筈です」
山田:
「いいえ、探すのは止めましょう。地の利は向こうにあるので俺達が不利です」
宮部:
「確かに……」
山田:
「それよりもここを調べた方がいいでしょう。何か分かるかもしれません」
3人は手分けして実験室内を調べる。
落合は薬師が何かを探していた棚を半ば破壊しながら調べている。宮部は研究員用のロッカーを探る。
山田は割れたガラスがある個室を覗いた。 中は3人程の研究員が腹を抉られたり、真っ二つにされたりと無惨な姿を晒していた。
山田は顔を伏せた。伏せて足元に何かあるに気がついた。
《特殊実験体報告書
被験者は成人男性。職業医師(黒田博士の主治医だった男)。 拘束した後生きたまま腹を裂き、腹の中に直接ノーミンを投入し閉腹。
(麻酔を使えば実験に支障がある言われたが、果たしてそうだろうか?)
投入1時間経過
全ての高速器具を壊し床をのたうち回る。人間の力を超えた結果を有に見せつけた。
投入2時間経過
体に変化が見られた。体中の至る所から触手のようなものが出現し始める。その際骨が割れる様な音が聞こえた。(内部から食破られているのだろうか。)
投入4時間経過
元々あった人としての原型は止めておらず、腹の中に居たノーミンは腹を引き裂く形で出て来ている。その際触手と共に肥大化している。 人間だと分かるのは僅かに残った形だけの頭部である。しかしそれも触手に埋もれていて理性は皆無。
我々はコイツを“H-IN01”(えいちーあいえぬぜろわん)と命名する
___破り捨てられた後殴り書き___
“H-IN01”は我々の想像を遥かに超えた凶暴性を秘めていたようだ。 防弾ガラスを突き破ったかと思えば、鉄製のドアをへし曲げた。そう逃げたのだ。 実験体の逃走により研究員の何人かが犠牲になった。そこまではまだよくあることだが問題はこの地下区画が完全に閉鎖された事だ。
制御の効かない怪物が閉じ込められない、となると閉鎖するのは当然の事だが、我々は見捨てられたと考えていいだろう。 皆殺しになるのは時間の問題。仲間達の悲鳴を聞きながら死を待つ他に無い。死んだ振りをしてみようと思うが効果はどうだろう。》
報告書をそっと閉じた山田は、報告書を拾った後に気付いた冷たくなった手の上に乗せる。棚を調べていた落合は何も無かった腹いせに何度か棚を蹴る。すると頭にファイルが落ちて来て、イラつきながらそれを拾い読む。
《特殊実験体報告書2
・最初はただの知的好奇心だった
地下区画内を這い回るゴキブリが鬱陶しくなったので、捕まえノーミンに寄生させるとどうなるか検証したくなった。 しかし体格的にノーミンの方が大きいため『プロトタイプ』の方を使う事にした。
・結果は上々
見事ゴキブリへの寄生は成功し立派に変異を遂げた。 大きさは大型犬くらいの体格となり、黒光りした体からは多くないが毛が体中に生え、立派な牙が口から出て来た。 外見はゴキブリよりどちらかと言えばクモ、タランチュラに似ていると思う。こいつを“ブラックウィドー”と名付ける。
・好奇心は猫を殺す
どうやらゴキブリの繁殖能力を舐めていたようで、瞬く間に奴は繁殖した。 しかも最悪な事に凶暴化もしており、職員を手当たり次第襲い出した。何とか逃げ出す事に成功したが、C棟地下区画2が完全に封鎖された。 閉じ込められた職員達の安否は最早絶望的だろう。
少なくない犠牲でこれ以上の被害がでない事を祈るが、嫌な予感しかしない。 この研究所のダクトは全て繋がっている上に、狭い所でも動けるゴキブリの俊敏性が気がかりだ。触覚で獲物を察知するためさらに厄介だ。外見はクモだが、毒が無い事だけが救いだ。》
落合はあまりの気持ち悪さに報告書を床に叩き付ける。今読んだ事を必死に忘れようと報告書を何度も何度も踏みつける。
ロッカーを漁っていた宮部は、マシンガンの弾とショットガンの弾を見つけ補給する。銃弾を見つけた事を2人に報告する為に、振り返った直後。ダクトの蓋が落ち毛深いタランチュラの様な化け物が、宮部の真後ろに降り立つ。
宮部:
「な!何ですかコレ?!クモ??」
落合:
「宮部さん!それゴキブリです!!」
ブラックウィドー:「ギチギチーー!!」
宮部:
「いやああああーーー!!」
ゴキブリだと指摘された直後、宮部は持っていたマシンガンでブラックウィドーを蜂の巣にする。ブラックウィドーは成す術も無くそのまま無惨な死体となる。
死んだ後でも構わずマシンガンをぶっ放す宮部に、山田が慌てて肩を叩き静止する。
山田:
「雅さん!雅さん!!そいつもう死んでます」
宮部:
「嘘です!だってまだピクピクしてるじゃないですかぁ~」
山田:
「死んだ後でも痙攣ってあり得るんですよ……」
宮部:
「うぅ~、鳥肌がぁ~」
落合:
「あぁ最悪、絶対夢に出るわ~コレ………」
山田:
「……!…… ここから出た方がいいですね、先に進みましょう」
ダクトの方からさらに物音を聞いた山田は、2人に実験室から出るよう促し、急いで地下区画の出入り口に向かう。
地下区画の出入り口に辿り着いた宮部と落合は、急いで階段を駆け上がる。
後を追おうとした山田はふと足下に落ちている紙を見つけ拾い上げる。
《何者かによる指示書
KS社侵入後、可及的速やかに任務行動に移ること。
目的はノーミンの奪取。
本作戦をし損じることは許されない。冷静な判断と行動を求む。
1.脱出路の確保
先ずは安全を確認し移動、見つからないことを前提に。
社内は未知の化け物の巣窟であると予想される。
奴らに見つからぬよう周囲には十分に気を配れ。
2.偽装工作の準備
事前に渡したものは攪乱のための偽装工作に使用する。
同入の手引書に従い、速やかに設置せよ。
第3者の存在を悟られるな。
※痕跡は絶対に残すな!
本作戦は主目的となるノーミンの奪取のみである。
自衛隊の例の部隊は気にするな。任務の邪魔になるなら殺しても構わない。》
コレを呼んで第3者の介入があったということだけが分かった。
この地下区画1を開けたというガスマスクの人物、これが何を意味するか今はまだ分からない。まだ分からない以上考えても仕方ない。そう思った山田は2人の後を追いかけ階段を駆け上がる。
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