___誰かのボイスレコーダー(2)___
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「『私の民を集めよ、犠牲(いけにえ)を捧げて契約を結ぶ民を』
これは聖書の言葉だが、実に素晴らしい的を得た言葉だと言える。
しかし短絡的な愚者共は、選民思想だとのたまう。それは致し方のない事だ。
凡人は天才を超えられぬから、否定するのだ。凡人は天才を狂人という。
いつか妹が言っていた。
「理解し得ぬものに対しては、黙るしか無い」と
その通りだと思った。いくら説明し理解を促そうとも、理解する脳も能も無い愚物共には、荷が重すぎるのだろう。
理解出来ぬのなら、黙らせるまでだ。繁栄への進化の道に、理解は不要だ。必要なのは進化の為の力なのだ。私はその力を有している。
我が血を分け、選ばれし者となった、愛しい我が子が力。日本はその力を堪能し、世界はその力に平伏すだろう。
我が血族は栄光なる、永遠の繁栄を手に入れる。我が子に力を、我が子達に繁栄を。
『私の民よ聞け 私はお前達に語る 苦悩の日に私を呼び求めよ、私はお前達を救い、お前達は私を称える』
我は我にして我らなり」
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