―猫様は僕のことを下僕と呼んでいると思う。
毎話、このキャッチフレーズから始まる、猫様愛に溢れた素敵なエッセイです。
このエッセイの著者さまは、本当に心から、この猫様がかわいくて仕方がないのでしょう……。
触りたい衝動、撫でたい衝動、構ってあげたい衝動。でも、猫様のお許しがあるまで、著者さまはお待ちになられるようで……。
意にそぐわない、著者さまの行為には、毅然……と、尻尾をぺちぺちと叩いてお答えになり、度を越すと、容赦なく爪痕が刻まれる。
それでも、許してしまうほどの溺愛ぶりが、全編から伝わります。
猫様と下僕の心暖まる日常風景に、あなたも癒されてみませんか……?