エピローグ
「………お恥ずかしいところをお見せしました……」
「よしよし、落ち込まなくても大丈夫だよ」
あれから、完璧に酔いが覚めたメリィちゃん。ちゃんと酔っ払っていた時の事をしっかりと覚えているようだった。
現在、メリィちゃんは俺に真正面から抱きついてきて、俺の胸で赤くなっている、顔を隠している。
「うぅ……私、結婚とか……何言ってるんだろ……いや、その、別にしたくない訳じゃなくて、将来的には全然ありなんだけど……」
なんだい、この子。可愛すぎか。
………結婚ねぇ……。
深夜、メリィちゃんがちゃんと寝たのを確認してから、もそもそとベッドを出て、デスクトップの上にあらかじめ置いていた紐を持ってから、メリィちゃんの薬指に巻き付ける。
……なるほどね。後はこの輪っかのままゆっくりとメリィちゃんの指から抜いて………よし。おっけーおっけー。
後はマジックで印つけて…………おし、完璧。
さて………指輪ってどんくらいの値段するんだ?よく給料三月分とか言うけどよくわかんねぇよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次章、最終章。
後1ヶ月ほどお付き合い下さい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます