自主企画参加ありがとうございます!
丁寧に練られた設定、読みやすい文、なにより全てが分かった時の衝撃、それらが短い文に込められているということに唖然としてしまいます。
「現実社会」が強調されているのを見て、デスゲームが行われている非日常な空間とは明確に区別されているように感じました。
そして種明かしをあまりせず読者に考察の余地を与えるような書き方、とても好きです。
読んでよかったと思える作品でした!
作者からの返信
感想&レビューありがとうございました!
とくに読みやすいと言ってくださり本当に感謝、感謝です。
何よりも可読性を意識していますから。
>そして種明かしをあまりせず読者に考察の余地を与えるような書き方、とても好きです。
ありがとうございます。
返信ではかなり多くの謎をバラしてますが、それでもまだ不明な点を残しております。
参加者に"サクラ"が混じっていたことは想像に難くないでしょう。
拙作を読んでいただき、重ね重ねありがとうございました!
すみません、最後まで読んでもわからなかったのですが、なぜ、将軍や素数は、誤答が正解で、ユダは誤答が不正解なのでしょうか?
作者からの返信
感想ありがとうございます!
表向きは『詐欺ゲーム』、本質は『無知ゲーム』。
これが本作の主題のひとつです。
第一回は運まかせですが、第二回以降はゲームの内容を理解できない無能を排除するために設計されています。
最終回について。ルールに対し"根本から無知"であり続けた者、が敗者となっています。
つまり最後の問題で正答誤答が反転する、という運営側の『詐欺ゲーム』に気づけなかった。
そう。これは運営側と参加者側との騙し合いでもあるのです。主人公は"やり手のスーツ男"に救われた、とも言えます。
謎に包まれた彼は主人公の心根を見抜き、自己を犠牲にして助けました。
読み返し企画から来ました。
死に対する恐怖や死体を目の当たりにした恐怖というのがあまり描かれていなくて登場人物の感情のリアリティが少し無いかなと思いましたが、物語がテンポよく進んでいて読みやすい作品でした。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
>死に対する恐怖
この点については、本来ならどうせ死ぬのだから恐怖がない人が多いです。処刑方法も、ある意味安楽死ですから。
>死体を目の当たりにした恐怖
物語終盤では、全員憔悴しきっています。
そして読みやすいと感じてくださり本当に嬉しいです!