またやーたいリウキウ

AM11:08


琉球加帕里市へ着いた俺たちは、

その中にあるお店のひとつ、リウキウカフェへと向かっていた。


「いや~!にしても継月はすごいよ!まさか

途中からフルルを背負って走ってるのに私が

抜けなかったんだからさあ!」


「伊達に鍛えてないからな」


カフェについたので店の暖簾をくぐり、

辺りを見回して空いてる席を探す。


「あら!継月さんにロードランナーさん!

それにフルルさん!」


視界の外からミライさんの声が聞こえてきた。


「あっ、ミライさんだ~」


声のした方を向くと席に座っているミライさんがこちらに手を降っていた。


「ミライさんもここに来てたんですね」


「ちょうど私も来たところなんですよ。

良かったら相席どうですか?」


どうやら席を探してた俺たちを見つけて、

声を掛けてくれたみたいだ、感謝しかない。


「ミライさんがいいのでしたら」


(「の」のカットイン)


それぞれメニューを頼み終わり、オーダーを

取った。

店員が奥へと向かうと同時にお冷やを飲みながら待ってる間雑談を交す。


「どうでしたかロードランナーさん。初めて

リウキウへ来てみて」


「海と砂浜が綺麗だった!ああいうとこでも

プロングホーン様やチーターと競争してみたいな~」


「それならビーチフラッグとかどぉ?」


「なんだそりゃ」


「砂浜とかでやる短距離型のレースさ。

足の速さだけじゃなくて、瞬発力と足場が

比較的不安定な砂浜を踏み込む脚力も勝敗に

絡んでくるから、持久力の少ないチーターでも良い勝負出来そうだし、悪くないと思うぞ」


「そんな勝負のやり方もあるのか~」


「もしやるんだったらまた声を掛けてくれ、

その時に改めてルールとか説明するから」


「おまたせしました~」


俺たちがそれぞれ頼んでいたメニューを店員の

一人、カフェの制服を着たヤンバルクイナ

が持ってきてくれた。


ヤンバルクイナツル目クイナ科ヤンバルクイナ属


「ごゆっくりどうぞ~」


ロードランナーはサーターアンダギー、

フルルは焼きドーナツ、

俺とミライさんは沖縄ぜんざいを各々オーダー。

沖縄ぜんざいの味は、

ミライさんが煮た金時豆の上にかき氷が乗ったオーソドックスなもの。

俺は抹茶のシロップと白玉と小豆の乗った宇治金時をチョイスした。

飲み物は四人ともさんぴん茶だ。


「「「「いただきまーす!」」」」


スプーンで氷と小豆を掬い、口に運ぶ。


……うん、やっぱり小豆と抹茶は合うな。

抹茶の苦味も少し強い気もするがこれが小豆の甘さと非常に噛み合ってる。

小豆が少し暖かいのもポイントだな。


「なぁ、焼きドーナッツとサーターアンダギー、一個づつ交換しねぇか?」


「いいよ~」


すぐ横ではロードランナーとフルルがお互いの頼んだ物をシェアしていた。

ロードランナーもすっかり楽しんでるみたいだな。

……よかった。



🕚️



四人ともそれぞれのメニューを堪能し終え、

食後のお茶で一服している最中、

ふとスマホで時間を確認すると、画面は11:30過ぎを表示していた。


「……っと、ぼちぼち時間か。そろそろ出ましょうか、ミライさん」


「そうですね。時間もちょうどいいですし」


「継ちゃんとミライさんが時間に遅れちゃ不味いもんね~」


「私達もだけどなっ」


入り口付近のレジで代金を支払い、店を出て

道場へと向かう。

お代に関しては俺が全部払うつもりでいたが、ミライさんも自分が払うと言い出し、お互いに譲りそうにない空気だったので間を取って割り勘になった。


AM11:50


シーサー道場へと到着し、門を潜ると

既に松前君ペアと雪衣ちゃんペアが着いていた。


「やっほ~、みんな~」


「あっ!ミライさん達でち!」


「あっ、どうも」


フルルが声を掛けるとジョフと松前くんが気付いた

そのまま四人と合流する


「四人とももう着いてたんだな」


「といっても、私達もそう変わらないくらいですよ?確か……5分くらい前でしょうか?」


「そのくらいでしたね」


ふむふむ、余裕を持っての五分前行動か


「みんなはえーな~」


「集合時間に遅れると、シーサーさん達やこの後行くゴコクエリアで待ってる方々のご迷惑になりますから」


雪衣ちゃんも松前くんも、やはりしっかりした子達だ。

ちゃんと時間に間に合うように動いていたんだな、感心感心。


「あら、継月やミライさん達も着いたのね」


松前くん達と話していると、沖縄の民族衣装に着替えたレフティ姉とライト姉が来た


「みんな時間どおりだね~。もう少し遅くても良いのに」


「流石に俺が時間に遅れるのは他のメンバーに示しが付かないからね」


「ところでライトさん、他の方々は?」


「まだ来てないよ」


ミライさんの一声で気付いたが、

周りを見ると、確かにタコ君ペア、ペロ君ペア、それとけもさんペアがまだ来ていなかった。

そして、時計は11:51を指している。


「おいおいおいおい!あいつらしょっぱなから遅れてるのかよお!?」


ロードランナーは頭を抱えながら叫んだ。


「サーバルや次点でキタキツネはもしかしたらと思ったけど……、コウテイまで遅れるのは想定外だったな……」


まぁ、今日だけはそれを予測して予め手を打ってはおいたけど……

三組とも何も無ければいいが……


「おーい!」


「あっ、コウテイとタコ君来た~」


遅れている6人の事を考えていると

コウテイ&タコ君ペアが到着した。

時刻は11:55。

二人は走ってた足を止め、荒くなった呼吸を

整える。


「すみません…遅れ…ました…」


「いいよいいよ。寧ろ5分なら誤差の範囲内だから」


「怒ってないのか?」


「まぁね。リウキウタイムって言って、

沖縄ではこういった集まりには少し遅れるくらいがちょうどいいのさ。あくまで11:50ってのは集合する時間の目安。それに、前もって

ゴコクで待ってるフレンズには予定より一時間くらい遅れるかもと伝えてあるし」


「そうだったのか……」


「ただし、二人とも他のエリアではちゃんと

時間までに来てくれよ?」


「はい」

「あぁ」


「まぁ、こういうちょっとしたハプニングが度々あるのも、旅の醍醐味ってもんだけどな。

「今のは旅と度々を掛けたジョークだな」

……えっ?」


「えっ?」


「はいっ、ライトじゃーないとっ」


コウテイにギャグを説明された上、決めポーズまでかっさらわれた。

普段はフルルの役目なのだが、まさかコウテイがやるとは予測してなくて思わず笑ってしまった。


「いやコウテイ今のは偶然だからな?それに

それ俺のセリフだし!まったくも~」


コウテイがふぅ……と息を吐き、言葉を繋げる。


「……やっと笑ったな、継月」


「へっ?」


「ここ最近の継月は、色々忙しいのか空元気……とはちょっと違うかもしれないけど、どこか無理に笑ってるように思えたんだ。

そんな継月がいくら面白そうなギャグを言ったって、観客が面白く感じるわけないじゃないか。

まぁ継月の事だ、多分チンチラ達みたいに芸のひとつでも覚えた方がいいと思ったんだろ?」


「気づいていたのか……」


「寧ろ気づかれてないと思ってたのか?まったく……、これでもフルル程ではないとはいえ長い付き合いなんだ、継月の考える事は、それなりに分かるさ」


伊達にPPPのリーダーをやってるわけじゃない……ってことか


「全く……パフォーマーはまず自分が楽しんでなんぼだ。だからそんなんじゃせっかくの

ギャグも寒さで観客の表情が凍るど?」


「コウテイ……」


「はい」


「「ライトじゃーないとっ」」


互いを指差すように短くピッとポーズを決める。


「というかそもそも、継月は態々芸なんて持たなくってもいいんだよ。継月は既に継月だけの笑顔わらいり方を持ってるんだから」


俺は、コウテイのその一言でこれまでの交流や

ライブ、そして戦い、守ってきた人やフレンズの笑顔を思い出した。


「……そうだったな」


外野のフルルとミライは二人のやり取りを

見て、口角を上げて微笑ましそうに見ていた。

タコがフルルをチラッとみる。


「……今回はギャグの説明しないんすね」


「したら雰囲気壊しちゃうよ。それに、あれは

フルルがギャグの説明をして継ちゃんがそれに突っ込むまでがセットだから~」


「す、すみませ~ん…遅れました~…」


「んっ?」


コウテイとのやり取りで和んでいると門の方から再び声が聞こえた。

声のした方を向くと、澄まし顔のキタキツネと

何故か海藻まみれのペロくんが到着していた。


「ちょっ、一体どうしたのその格好!?」


「……キタキツネと海ではしゃいでたら想いっきり海にダイブしました」


ぅわ~、またハイテンションに振り切ったんだね~ペロくん達。


「と、とりあえず着替えよっか……」


「念のための着替えがあるので、あちらで

それに着替えましょう」


「すんません……」


ペロくんはミライさんに連れられて道場へと

向かっていった。

横目で見てたキタキツネが、目が合った途端

テヘペロしたのを見た俺は、何があったかは

大方察した。


「あー!やっぱりみんなもう着いてた!

ほら、けもちゃん早く早く!!」


またもや門の方から声が聞こえた。

まぁ、聞き慣れたこの声やまだ来てない

メンバーからして、自ずと誰かは分かるけど。

振り返ると、案の定最後の二人である

サーバル&けもくんペアが到着し、

こちらの集まりに合流した。


「ビリっけつはサーバルか~」


ロードランナー……、そうからかってやるな。


「みんな待たせちゃってごめんね!リウキウは

久しぶりだったし、楽しくなっちゃって、

つい……」


アハハ……と頬を掻きながら苦笑いするサーバル。

「まぁいいけどさ。次のエリアからは気をつけてくれよ」


「うん!わかった!」


「はい……」


サーバルもけもさんも反省(?)しているようだし、10分近くの遅刻とはいえ、無事ここに

戻ってきたんだ、一先ずは良しとするか。

……さて、それはそうと、メンバーもこれで全員出揃ったな。


「あとはペロくんが着替えから戻ってきたら、

お昼といこうか」


「ねぇねぇ、そういえばあんかけちゃんは?

ロードランナーと一緒じゃなかったの?」


サーバルにそう言われてギクリとする。


「そう言えば……。継月、あんかけはどこだ?

もしや、あんかけもペロと同じで着替えてるとか……?」


うっ……、やっぱり気付かれるか……。

それもそうか……、いきなり居なくなってるわけだし……。

サーバルとコウテイはフルルと変わらないくらいあんかけちゃんと交流あったしな……。


「……どうも、体調が悪くなっちゃったみたいで……さ。大事を取って先に帰したんだ。今は、セントラルへ向かってる頃じゃないかな」


「そっかぁ……。あんかけちゃんとももっと旅したかったなぁ……」


サーバルの耳が垂れる。


「んまぁ仕方ないさ。また遊びにくるかもしれないしそんときにこの旅の土産話でもしてやればいいさ」


「うん!そうだね!」


「すんませーん。お待たせしました~」


そうこうしてるとペロくんがジーパンにジャパリパークのロゴが入ったシャツに着替えて戻ってきた。


「よし、これで全員揃ったね!」


「それじゃあ、お昼にしましょうか」


シーサーの二人の声で昼食の段取りとなった。

時間は12:00過ぎか……、ちょうど良いな。


(「の」のカットイン)


『いっただっきまーす!』


全員でいただきますをして食事に取り掛かる



リウキウでのお昼は


・白米

・味噌汁

・ゴーヤチャンプル

・ゆし豆腐

・ラフテー

・にんじんしりしり


と、沖縄の郷土料理が目白押しだ。

料理提供に協力してくれたシロナガスファミリーには感謝だな。


テーブルは八人掛けを二つ用意しており、

俺、ミライさん、フルル、ロードランナー

雪衣ちゃん、ジョフ、けもさん、サーバル

の八人と

タコくん、コウテイ、ペロくん、キタキツネ

松前くん、アードウルフ

の六人で別れて座る形となった。


「あの……継月さん」


「なんですか?けもさん」


食べようとしたところでけもけもから声を掛けられ、一度箸を置く。


「このラフテーって、確か豚肉を使った料理なんですよね?その……」


「『パークで提供しても大丈夫なのか』……ってことですか?」


けもさんが頷きながら言葉を繋ぐ。


「えぇ……。ほら、そういうのに五月蝿い

人達もいますし……」


けもさんとの会話を耳にした同じテーブルの

メンバーの箸が止まり、視線が俺に集まる。

……フルルだけは視線をそのままにモキュモキュ食べているけど。


「その辺の問題でしたら、既に解決済みなので大丈夫ですよ」


ミライさんが笑顔で返答する。


「えっ?」


俺はそれに続いて、持論を語る。


「食というのは動物を、命のなんたるかを知る上では欠かせない、避けて通ることの出来ない要素の1つだと、俺は思ってます。

それにそもそもの話、食物連鎖はこの地球に

生命が生まれた時、何十億年も前から行われてきた、極当たり前の事。自然の摂理なのですから」


口の中の物をゴクンと飲み込んだフルルが後に続いた。


「あの時の継ちゃんすごかったんだよ。動物愛護団体やヴィーガンって人達の返答にもしっかり回答札を用意して切り返してたもん」


ここでは言わなかったけど、

追い討ちかのように日本で行われている

イルカ漁やクジラ漁、世界で行われている娯楽を目的とした狩り、それらにより絶滅の

危機に瀕している数々の動物や植物の現状の事を話したら、パークに抗議した愛護団体やヴィーガンを名乗る人達相当ショックを受けた顔や悔しそうな顔してたんだが……

まぁ、これはまた別のお話。


「ですから、安心して食事を楽しんで頂いて

大丈夫ですよ」


「そうですか……。わかりました、ありがとうございます」


話が終わったのを皮切りに、全員が食事を再開する。


……うん、やっぱシロナガスクジラのチャンプルはいつ食べても旨いな。

ラフテーは……レフティ姉が作ったな。

しりしりは……多分ナルカ姉だな。

どれもご飯が進むちょうど良い味付けになっていて美味しい。


🕐️


昼御飯から10分程の小休止を取り、

シーサー姉さん達と共にホンベ港へ戻ってきた。


「それじゃあみんな。またね!」


「また会いましょう!」


「またやーたい!」


「まったね~」


「じゃあな!」


「ばいばいでち!」


「ありがとうございました…!」


「まったねー!」


「またね……!」


それぞれがレフティとライトに別れを告げる。


「では皆さんクルーザーに乗り込んでくださ~い」


ミライを先頭にクルーザーへと乗り込むメンバーを、レフティとライトが手を振りながら見送る。


「…11…12…13…OK、全員いるな。ラッキー、出してくれ」


全員乗り込んだのを確認するとラッキービーストに船を出すように伝える。

(空いたあんかけちゃんの席にはミライさんが入る形となった)


『次ノ目的地ハ、ゴコクエリアデ良カッタカナ?』


「あぁ、頼む」


『オーケー。ゴコクエリアへ向ケテ、発進スルヨ』


エンジンが掛かり、クルーザーは次の目的地であるゴコクエリアへと向かう。


「あっ!ねぇみんな、外!」


「んっ?」


サーバルが外を見て大声を出すもんだから何かと思い、外を見るとナルカ姉とイッカク姉、

シロナガスクジラがフィンに巻き込まれないようクルーザーとの距離を保ちつつ、

水面から顔を出して泳ぎながら手を振っていた。

シロナガスファミリーのお見送りだ。


「お見送りかな~」


「そうだな」


「あぁ……、優雅に泳ぐ海のフレンズの皆さん……。いいですねぇ……ウフフ♪」


ミライはその様子を微笑ましい……というにはちょっと違う、アイドルの尊い姿を見た

マーゲイの様な顔をしている。

ロードランナーはそんなミライの様子を見て

、ある出来事を思い出していた……。




それは以前、ロードランナー達の元へミライと

継月が訪問した時の事。


「なぁ……、継月……?あのミライってヒト……どうなんだ?」


「うーん……、至って普通の良い人だよ。

皆に優しいし、動物の知識では俺も敵わない。ここみたいな動物を扱うような施設で働く人

としてはこの上ない位最適な人。

……なんだけど、まぁその……動物、

特にフレンズの事になると少しばかり暴走するっていうか……、

自分の世界に入っちゃうっていうか……、

そういう点がちょっと玉に瑕な所はあるけど」


なんか……、継月が言ってた意味が

なんとなーく分かった気がする……。


🛥️三


クルーザーに揺られること約45分、

ゴコクエリアのミサキ港に到着した。


PM13:55 ゴコクエリア ミサキ港


「じゃあラッキー、クルーザーはホートクエリアのオウマ港へ回しといて」


『任セテ』


俺達が降りたあと、ドアが閉まりクルーザーは

ホートクエリアへと向かった。


「では、ここからホートクエリアまで移動は

全てバスで行いますので、あちらのジャパリバスにご乗車下さい」


ミライの向けた手の先にはペンギンをモチーフにした造形のジャパリバスと、

緑色のラッキービーストが待機していた。

全員が乗り込み、継月は点呼を取ると自分も

席に着く。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

席の配置



継フ  ロミ

ペキ  コタ

松ア  ジョ雪

けサ


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


「ラッキー、一先ずギョウブ大社まで頼む」


『分カッタ。皆、安全ノ為二シートベルトヲシッカリ締メテネ。ジャナイト発車出来ナイヨ』


このバスは安全を第一に考え、

搭乗者の座ってる席全てのシートベルトが

締められてないと動かないようになっており、

どの席に座っているのか、その席のシートベルトが締められているかのデータは全て、

バスドライバーのラッキービーストに共有されているのだ。


『大丈夫ダネ、ソレジャア出発スルヨ』


全席のシートベルトが締められた事を確認したラッキービーストは、ギョウブ大社へ向けて

バスを走らせた。

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