07 意外な一面で興味をそそろう




 何とかとーわにお弁当を食べてもらう事に成功!

 今まで見せて来なかった一面を見せる事で、意識してくれる人もいるみたい。

 

「すっげー、こんなにうまいご飯つくれるんだな!」


 とーわは私の事見直してくれたみたい。


「これならずっと、手作り弁当たべたくなるぜ!」

「それなら、私がずっと作ってあげるよ」


 よし! ここは絶好のチャンス。


 ここで、目一杯アピールして意識してもらわなくっちゃ!


「何年後でも、おばあちゃんになっても作るよ」

「あっ、でも作ってもらうなら、もっとプロのシェフとかが良いよな」

「とーうーわーっ!」

「うわっ、なんでそんな怒ってるんだよ」


 もうっ、これだけやってるのに、何で私の事意識してくれないのっ!

 この鈍感っ!


 そんな事やってると、他の男の子に目移りしちゃうんだからねっ。


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