06 お弁当で女子力をアピール
女の子っぽい事といったら、手作り弁当!
いろいろ見た後、きっととーわは疲れてるはず。
女の子と一緒に出かけるなんてって、ちょっと構えてるとこあったけど、子供っぽいところがあるから、とーわはすぐに夢中になっちゃう。
「とーわっ、一緒に見て歩こっ」
「おう。あっ、あっちから見ようぜ」
実際に目的地にくると、乗り気になったみたい。
でも、服のことも見てよ。
頑張って選んだんだから。
ほんっと、そういうとこ鈍感っ!
テーマパークを半周した後に、私はアピール開始。
「とーわ。お腹すいたね。お昼にしない?」
「そうだな」
「えっと、お弁当作ってきたんだけど」
「おっ、あんな所にうまそうな店があるぞ」
「えっ?」
「いてみようぜ!」
「ちょっと、とーわ! お昼ごはんならここにあるってばっ!」
ただし、お腹が空いた時に人の話を聞かなくなる幼なじみの事を甘くみていた。
ぐんぐん走っていく、とーわに追いつくのに物凄い時間がかかってしまった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます