第8話 他人に嫌われることがそんなに怖いこと?
勝海舟の語録に次のものがあります。
<https://iyashitour.com/archives/21318>
(「癒しツアー」より引用)
「自分の価値は自分で決めることさ。つらくて貧乏でも自分で自分を殺すことだけはしちゃいけねぇよ」
(行いは己のもの。批判は他人のもの。知ったことではない)
これらの語録から推測すると、恐らく勝海舟は多くの人から非難や中傷を散々受けたのでしょう。時代も明治維新と重なるので、さもなくば坂本龍馬の様に暗殺されたかも知れません。
「同級生や友達に嫌われる」どころの話ではありません。常に生き死にを賭けて生きているのです。生きている数秒先に何者から命を奪われるやも、という人生環境だったのでしょう。
しかし時代の偉人に共通する事項は「浮世離れ」している考え方や行動をしていた事だと思います。現代で言うと「浮いてる」と言うのでしょう。
よって「浮いてない」人は凡人ではないか?と勝手に推測します。そこから頭角を現す人も沢山居りますが。
そりゃそうだ、と思います。人様と違うのですから。だから偉人なんだと思います。人と同じ行動、言動をして立派な業績を上げられるのでしょうか?人として共通項は必要でしょうが、相違してるから個性なんだと思います。それがある分野や思想で突出している事で業績が上がるのだと思います。「業を成す」事は大変難しい事だと思いますが、「人と同じこと」をしていても埒が開かない筈です。
確かTVで「織田信長」は自分の子供に普通では考えられない名前を付けていたと言っていました。
「織田 人」なんて名前を自分の子供につけますか?完全にノープランだと思います。
現代ならいじめにあうかもですが、その辺が偉人らしさを感じます。ある意味のユーモアなのかもしれません。考え方がビッグですね。
オチ的には元服(15歳)になると普通の名になり、それまでは「良からぬ者に連れ去られない様に」つけられたそうです。しかし適当過ぎると思います。
話を戻すと、何故「嫌われたくないか?」という事ですが、当の私も長年そう思ってきました。そうすると「他人の為に生きているのでは?」という事に気づき、ばからしくなった事、自分の進む道の覚悟が出来た事が大きな要因です。大変疲れて弱りますよね?
「何時死ぬか分からんから、やりたい事、してみたかったことをなるべく1日の中で実行する、努力をする」と決めました。そうすると、他人がどうこうなんて考える暇なんてありません。馬鹿にされたら最終的に言い返してみればいいんです。その後の事なんて誰にも分らんのです。意外と相手が怯むかもです。なので、ある意味「自己中」です。私は他人がどう思おうとそれでもいいと覚悟しました。
両親にも散々迷惑かけたので、現在は両親が亡くなる前に恩返しをしている最中です。立派なことは何一つ出来ていませんが、「しない」よりましです。だから、両親と最近よく衝突します。それでいいと思います。逆に「両親と侃々諤々膝を交えて論議・話し合いができない」家族ではいけないと思います。不思議と自分の考えを正直に話すと「な~んだ、そんな事か」なんてことはよくあります。親と子、言い分は両方あるでしょうから、朝まで話せばいいのです。そうしないとこの世から両親がいなくなった時に
『一番の後悔』
になると思います。「ああ言っておけばよかった」と思ってもその時にはこの世には存在しないのですから。
「浮いている」「きもちわるい」「変だ」なんて上等!「今に見てろ」と思って行動すれば結果なんて勝手についてきます。それが生きて行く「エナジー」になります。
しかし、他人様の迷惑、警察さんのお世話になってはいけないという社会的ルールを守るのは大前提ですが、その範囲内であれば自由に考えて行動して最終的には「自分の使命」を知る事が出来れば最高だと思います。だから敢えて「嫌われて」下さい、と言いたいです。そうすると楽に生きられるはずです。私がそうですから。でも感謝の心を忘れずにいる事が何よりも大切だと思います。
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