「長い休暇があけたね」 2020年6月8日
長い春休みがあけましたね。
子どもの成長には同年代の集団生活はとても大事だと感じるので、良かったです。
特にハルは、家でのだらけ生活にすっかり馴染んでしまい、一日中グズグズしていた。
たぶん、先生や友達の目がないため、格好つける必要、我慢する必要がなくなってしまい、甘えているのだろう。
情緒の波がありすぎて手に負えなかった。
まあ、学校からの課題にしろ、体操の練習や運動など、自律しなきゃならないことが多くて、結構大変だったとは思う。
基本的には、時間割みたいのを作って、九時からは勉強とか、10時からは外で体を動かすとか、毎日決まりに従ってやっていたのだけど、やったの?と言わないと、ほぼやらない。
一応声はかける。
本当は声をかけるのも面倒だし、必要だと考えているなら自分からやるべきだと思っているが…。
それでも動かないことがだんだんと多くなっていたし、すごく嫌そうな態度をとる。
嫌ならやらなくて良いよ、君のことでしょ?もう二度と言わないからね!と突き放すと、やっと動き出す。
こんなツマラナイ漫才を毎日していたので、いい加減にしろ、と言う感じではあった。
それでもいろいろなことを毎日積み重ねられたことは、とてもすごいことだとは思う。
無理やりにでも積み重ねて、それが糧になっていくこともある。
そうやって積み重ねることで、やらなくちゃいけないことや、やった方がいいことをやるのが辛いことではない、普通、というメンタルになって欲しいなと思って、しつこくしつこくせっついている。
一方で、それは自立・自律とは逆方向で、言われなくなったらできない、考えない人になってしまうのでは?という側面(妻はこっち派)もある。
最近、「ちゃんとしなさい」と言う言葉は、ちゃんとできない人にとってはハードルが高すぎて何にもならないというような文章を読んだ。
やりたいけど、どうしてもできない。
「どうしても」ってところを僕は理解できない(納得できない)のだけど、まあ、いろいろな人間がいるんだからそうなんだろうなと思うことにした。
それで、ハルはたぶん、それなんだろうな。
だから、ちゃんとしなさいって、本当に口癖のようにここ数ヶ月言っていたのだけど、やめた。
代わりに、ちゃんとするって言っているのはこういうことだってのを見せていこうと思っている。
それに従いなさいっていうのはやめようと思う。
ナツはナツで、どんどん心が成長している。
嫌だというのを表現したり、やっと反抗期のような態度を取ったり。
あとは、ふざけて受けを狙ったりすることが結構ある。
ムードメーカーっていうのは、ナツに良いことだと思う。
運動面では、毎日療育でやっていたハイハイ運動をしたり、ハルと一緒に走ったり散歩したりしているうちに、体全体が目に見えてしっかりしてきた。
ストライダーも一ヶ月乗り続けたおかげで、すごくうまくなった。
しかもすごく良いタイミングで、へんしんバイクを譲ってもらえたので、自転車の練習まではじめて、一週間くらいで10mくらいは自分でこげるようになった。
お話もすこしずつ上手くなっていて、家族であれば結構難しいことでも伝わることが多くなった。
伝わることが多くなったからか、伝わらなかった時に、繰り返して伝えようとしてくれることも多くなった。
でもこれは家族の中だからな〜と思っていたのだけど、
先日、療育で、よく喋るようになったと言われた。
ふざけたりもしているらしいし、ちゃんと自分を表現できているのだなと思った。
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