「お約束」の裏にある不条理

いつも鋭い観点で「お約束」に対してウィットに富んだ物語を書かれていますが、中でも見かけない題材だと思いました。
適当にペラ一で張り出されたギルドの依頼、誰がどうジャッジしているのか分からない完了報告――。
特に考えずに書き進めてしまう設定を見つめ直すことで、オリジナリティとユーモアのある背景を書き出せるのだなと改めて感じる作品でした。