第2話

第2章大ファン?

暁美ほむらは、西蓮寺ほどかの話を一通り聞き

自分の大ファンなら協力してくれるのではないか?という考えに至った

「それであなたは、私に協力してくれるの?」

ほむらはまどかを助ける為、何がなんでも

力が欲しかった、西蓮寺ほどかなら全てを知っている、この子を利用しようと考えていた

「え、やだよ?」

西蓮寺ほどかからの答えは呆気なかった

ほむらは少し驚いて理由を聞いた

大ファンと言ったからには力を貸してくれると思っていたからだ

「何故かしら?」

西蓮寺ほどかは少し悩みながら答えた

「んー、私はほむぅのファンだけど

ほむぅが歩む道を邪魔するわけにはいかないよ

私の知っている限り、ほむぅの物語は結末を迎えてるんだから」

ほむらはほどかが言っていることがわからなかった

自分の物語は結末を迎えている?

詳しく聞こうとしたその時チャイムが鳴った

「ありゃりゃ、チャイム鳴っちゃったね、またねほむぅ!」

「まっ…行ってしまったわ」

ほむらが待ってと言う前に保健室の扉を開いてすぐさま走り去ってしまったほどかを後目に

ほむらは保健室で考え事をしていた

西蓮寺ほどかという存在、そして自分の物語の結末とはなんなのか

西蓮寺ほどかはどこまで知っているのか

この時間軸も苦労しそうとほむらは思っていた

放課後になり、キュゥべえをほむらは追いかけていた

「待ちなさい!」

ほむらはキュゥべえに向かって銃を放ち、キュゥべえに傷を負わせていた

だが、隙間にキュゥべえが入り込み

キュゥべえを見失ってしまったほむらは

急いで探していた

「どこに行ったの!!」

そして傷だらけのキュゥべえを抱えた

鹿目まどかを見つけてしまった

「そいつを離しなさい」

まどかはほむらを見ながら答えた

「だってこの子怪我してる!」

ほむらは距離を詰めようとした時

美樹さやかが消化器をばら撒いて

まどかと一緒に逃げ出した

「なんなのあいつ!それどうしたの?」

まどかと一緒に逃げた美樹さやかは状況が上手く掴めないでいた

「わかんないけどこの子怪我してるから…」

そして、魔女の結界の中に迷い込んでしまった「なに?ここ…」

美樹さやかはまどかを守るように両手を広げている

まどかはキュゥべえを抱えて怯えているようだ

美樹さやかに使い魔の攻撃が当たろうとした時、銃声が聞こえ

使い魔達が姿を消して、世界が元に戻った

「あなた達大丈夫?」

そこに現れたのは黄色の魔法少女服を着た

巴マミだった

まどかとさやかを連れて、巴マミは自分の部屋に招いた

「キュゥべえを助けてくれてありがとう」

そして先ほどのことを全部説明をした

「願いの代わりに魔法少女として戦っているんですか?」

鹿目まどかは巴マミの話を聞いて魔法少女に憧れていた

「そう、魔女を倒すのが魔法少女の役割」

美樹さやかと鹿目まどかは

魔法少女のことについて聞いて

次から巴マミの魔女狩りに付き合うことにした

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