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名前もない洞くつで暮らすミミックには二つ、宝物がありました
一つは、少女がくれた小瓶
もう一つは、少女がくれた物語
彼はどんな時も、二つの宝物をじっと大切に守り続けました
いつか、彼女が帰ってくると信じて
いつまでも、いつまでも
いつまでも…いつまでも…
いつまでも……いつまでも……
いつまでも
いつまでも。
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