№4 2020 06 29
№4 2020 06 29
本当に欲しいと思うものに限って、触れられなかったり、姿さえ現さないものってありませんか?
特に目に見えないもの、実体のないもの。既に手遅れのもの。
例えば「思い出」とか「友情」とか「愛情」とか「絆」とか。
これらは欲しいと思って得られるものではありません。なぜなら、自然と得るものではないかと考えるからです。
寧ろ、これらのようなものを意図的に欲しいと思うこと自体が得られない要因では無いかと思います。
これらを充分に持ち合わせている人は、もちろん欲しいと思うことさえないでしょう。
これらを得るには、自分の力だけでは困難です。
様々な要因や環境があって、初めて姿を現す、所謂虹のようなものだと思います。
更に言えば、それらを初めから持ち合わせて
いる人は、虹を遠くから見ているだけで綺麗だと感じたり、素晴らしいと感じます。
しかし、それらを欲しいと躍起になっている人は、虹を手に入れたいと必死で追いかけます。
追いかけても追いかけても虹を得ることは出来ず、そのうちに自分には得ることの出来ないもの、到底高嶺の花だと諦めてしまいます。
もし今みなさんが、何気なくそれらに対して満足しているなら、それらを大切にしてください。
失ってしまえば、また触れられない虹を必死で追いかける日が来るかもしれませんから。
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