第7話【魔法のオプション回復編】

 魔法のオプションはまだまだ続く。『回復魔法設定』は個別で設定項目が有って聖職者以外も使用可能か、どこまで回復可能かなどが設定できる。欠損の回復が可能か否か、どの程度の時間経過していても回復可能かなどかなり凝ってる。デフォは欠損回復は高位魔法から、欠損後2日以内なら回復可能となっている。この項目は一旦甘々設定にして保留しよう。

 聖職者以外も使用可能・欠損も回復可能・時間経過縛り無しだ。自分がどんなプレイスタイルで生きていくかで回復魔法は大きく変わってくる。自分が回復魔法の使い手で生きていくのであれば希少性を高める必要がある。一方で回復を他人に任せるのであればすぐに四肢の欠損なんかが治せない場合もあるだろうから欠損から二日縛りはいらないだろう。忘れるのが怖いからメモしておきたいけどこのスマホメモ機能もないんだよなぁ。

 そして大事なのは『蘇生魔法設定』だ。死んだら終わりの世界が好きって人も多いとは思うが自分が転生するなら蘇生は欲しい。もちろん自分が死んだ場合も大事だが、仲間や家族が死ぬことも考えたら必須だろう。

 死後3か月以内なら蘇生可能。デスペナルティー無し。信者以外も蘇生可能。死体が無くても蘇生可能。あたりの甘めの設定にした。一応寿命で死んだ場合は蘇生不可設定にした。

 死体が無くても蘇生可能ってどんな原理なんだろうか。魂からの再構築的な?大抵戦闘中に人が死ぬときは撤退も難しい状況だろうし、死体なんて担いで逃げるのは更に難しいだろうから死体無いと蘇生できないシステムは大変なはず。国民的RPGみたいに棺桶引きずって歩くのは避けたい。死体が必要なシステムならどこぞの教会みたいに死んだら死体が転送されてくるシステムを採用してほしい。あの世界観の異世界に転生は絶対嫌だけど。

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