第6話【魔法のオプション】

 魔法のオプションとして次に気になったのは『魔力消耗時設定』だ。『変化無し』と『デバフ有り』で選べて更に『デバフ有り』だと残り割合によるデバフの種類も選べる。こちらで弄ることはできるが、残り5割から気分不快、3割から吐き気、1割でめまい、0で死亡がデフォルト設定だ。これはきつい。おそらく魔力の残量をステータスなんかで見れないタイプの異世界では重要な役割になるだろうがデメリットがきつすぎる。戦っている最中に吐き気やめまいなんか起きたらまともに戦うのは難しいだろうし、魔力使い切ったら死亡なんて魔法あるあるの新魔法開発での魔力の使い過ぎという定番イベントでミスったら即死コースだ。デバフの種類が豊富で失明や石化あたりの定番のデバフから男性器機能低下や女体化進行あたりの珍しいものまで選べる。凄いカスタムし放題で力が入っているが、申し訳ない『変化無し』を選ばせてもらう。魔力使い切るたびに男性器機能とか誰が得するんだ。


『属性設定』は火、水、風、土の四大元素。火、水、木、土、金の五大元素あたりの定番に光と闇が加わったバージョンや聖属性なんかが自由に選べるようになってる。更に適正属性の割合なんかも細かく設定できる。細分化された影属性、泥属性、糸属性なんかも設定できる。糸属性ってなんだ?とりあえず魔法については後でもう一回選び直すことにして暫定的になじみ深い四大元素+光と闇に設定しておこう。

 また。ここで四大元素同時に使える人がどれくらいいるかとか魔法使える適正持ちがどのくらいの割合で生まれるかなんかがいじれるらしい。王族や貴族しか魔法使えない設定もここで可能だ。やっぱり王族とか貴族はいるんだな。これも暫定的に40~50人に一人が3属性まで使えるように設定しておこう。もうちょい世界観がつかめないとどうせ再設定する羽目になりそうだ。

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