第8話 悪路
『もう少しだ、準備はいい』返事をする二人
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『あぁ~車がぁ~!!』
何とか走りながら目的地周辺まで来た
『やばいっ』
車から煙が出始め、慌てて飛び出し走り出すがすぐにハルトくんに追い付かれてしまった
『ハルトくん辞めるんだ、こんなことをしても何にもならない』
『うるさい、それをよこせ、その魔道具があれば更なる力を手に入れられる』
と魔道具を取りに歩み寄る
『今だ!!』
一人の合図共に術式を発動する
『ぐわっ!?なんだこれは、動けん』
結界術がハルトの動きを止める
『もう少し早く助けに来てくれよ』『悪かった、けどこれで作戦成功だ』『やったー!俺たちはヒーローだな』『ま、そういうことだ、あとはハルト様を保護して我らが星に連れ帰る』
『そうか、ハルトくん生まれ育ったところに帰られるか良かった』
しばし皆で話をしていたとき異変が起きた
バチバチと音がして術式が不安定になり、そのまま弾けた
『久しぶりじゃないかみんな、俺の今の力を見誤ったな』
『くそ、準備が甘かったか、』『どうするの?』『戦って止めるしかないの』
いがみ合う両者
─あれ、ここはどこだろう、あっ見覚えのある人たちだ─
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