第3話 動き出す者たち
誰かに肩を叩かれる、というか今家に他に誰も居ないはずだが素早く身構えて後ろを向く
『あっお邪魔してます!』
そこには大中小の見慣れない服を着た3人組が立っていた
その存在に驚いたがそれ以上に驚いたのは泥だらけの靴でその場に居ることだった
『ちょっばか、ここ賃貸なんだぞ、動くな動くな、今タオルとか持ってくるから』『それなら自分で取りに行こう』『いやいや駄目だろ待ってろ』『分かった』他の一人も喋った『何か食べ物もお菓子がいいな』『うん、分かった、じゃねーよ』一人ノリツッコミしていた時にチャイムが鳴った
その後聞き覚えのある声が聞こえた、大家さんだ
『ご近所さんから、枝豆もらったから持ってきたよ』玄関に行き対応をする
『ありがとうございます!』
奥で何か声がして大家さんが奥を覗こうとする『誰かいるの?』慌てて自分の体で視線を遮る『そうなんですよ、ちょっと知り合いが来てて』(違うが)
『そうなんだ、お邪魔したね』『いえいえ枝豆ありがとうございます』『みんなと食べてね!』『はい』
バタン
『ふぅ、良かったバレなかったな』
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畳汚し達の話を聞くと、朝俺がダンベルとして使っていた物の反応を感知して俺の家に来たようだ、確かにこれは普通のダンベルじゃない、これはハルトくん引き取ったとき時期が来たら渡してほしい言われてものだ
この物が覚醒状態ではないらしく反応が微弱で近くの田んぼに居たときに反応を感知してワープホールで来たらしい
『そうなんだ、まぁいいや枝豆もらったけど、枝に付いてるから誰か取ってて』
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