第22話 『大戦勃発』 その2
宇宙のエネルギーに占める、既知の領域は3割程度で、残りの大きな部分は、いまだに、空想の範囲を出ないのだとか。この、未知エネルギーを、ダーク・エネルギーと呼んだりしていますのだそうです。
もっとも、この言葉自体が、しろとには、なんとなく悪役を思わせてしまうという問題があるようです。
『天使のエネルギー』でもよさそうですが、当り障りがあるのかも。
その正体は、真空のエネルギーそのものだと言われたり(作者には、そもそも、わからない言葉だあ。)、宇宙を作る『第5の力』=クイッテッセンスではないかとも・・・と、言われても、そりゃあ、昔のテレビだべかああ~~~? というくらいにしか、思えない作者でりまする。(宇宙を構成する力は、『重力』・『電磁気力』、『弱い力』、『強い力』であるんだとか。)
また、最近よく聞かれるのは、『量子もつれ』という現象です。
もしかしたら、はるかに離れた場所に、瞬時に情報が伝わるのかもしれない、、、とか。
残念ながら、こうしたものの真意は、しろとには非常に判らないものです。
学者様は、数式で理解するのでありましょうが、そもそも、お買い物の計算ができない作者に、なにがわかると、いうのでありましょうか。
それでも、この学園で起こっている、一連の恐ろしい(かどうかも、怪しいですが)自体が、このような、しろとには理解不能な現象あるいは、理論、のなかで、起っているんだ、とか、妄想しながら書いている作者の身に、ちょっと哀れみを感じて見てください。こいつ、ただの、おばかだな、と。(でも、はやりのアニメでも、人間が、お空を飛んだりするだろ!)
まりこ先生は、五つの宇宙の力を全て身に着けた(漫画のてーまソングかあ!)、悪魔のごときなにものか(それにしちゃあ、情けない・・)の一群と、常温核融合という、これまた、未だ実現していない技術を開発している、うだつのあがらない、女性からもまったくもてない、かつて裏口入学した、尋常非ざる天才的兄貴の狭間にあって、人類の、当たり前の日常、をまもろうと、してるのであります。
と、ここまでのこのお話を、かいつまんでしまうと、そういうものだと、お考え下さい。
もちろん。理系の方からは、踏んづけられて、火を付けられて、道端の排水路に放り込まれるのは、確実ですが。
そもそも作者は、純粋文系でありますぞ。(なんですか、そおりゃ? 文系とは、・・・ある、理系の友人に寄れば、・・・研究するのに、黒板と屋根だけあればよい、という分野の総称です。はい。)
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『もう、相手には、何かをやりはじめたことは、分かっているわね。ここも、当然、すぐに見つかる。しかし、この部屋全体に、核融合エネルギーによる次元バリヤーを張ります。最終的には、ここから外に出ることは出来ますが、一度外に出たら、内にはけっして戻れなくなる、ある時限が来るのだあ。もちろん、相手のエネルギーが消滅したら、こちらも消える。もちつもたれつなのだ。ほんとかなあ。それは、あの本の付属文書にしか書いていないとか。あの、じいさんの言うことが真理なら、付属文書は、今は、あたししか、持ってない。もう一冊は、校内のどこかに眠っているんだとか。ほんと、都合のいい話よね。』
まりこ先生は、この部屋から撤退するタイミングをじっと、伺っているのでありました。
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