第7話 『攻撃』 その1

 まりこ先生は、もう、寝不足だあ❗


 と、いうスタンスで、いつもより、ちょっと、ぼけ気味な感じで過ごしておりました。


 授業も、いつになく、おとなしく、ごく、適切な指導に終始しました。


 『先生、ちょっと、疲れ気味すね〰️〰️。』


 生徒のほうが、気をつかっているようすだったのです。


 校内を見回っていた校長先生でさえ、あまりに静かなものですから、まりこ先生が、寝てるのではないかと、教室の外で、ドアーに耳を押し付けていましたから。


 そこに、保健室の先生が通りかかり、校長先生は、『うおほん!』とか、言いながら、手を後ろ組にして、歩いてゆきましたのです。


 授業が終わったあと、保健の先生から、その話を聞いたまりこ先生は、なるほど。と、うなずいておりました。


 その、次の時間帯は、英語の授業で、まりこ先生は、出番なしです。


 コーヒーを、職員でお金を出しあって設置している、コーヒーメーカーで淹れて、席に着きました。


 ちょっと、用事があったので、10分ほど席を離れて、それから、コーヒーを飲んだまりこ先生は、急に苦しくなり、倒れたのです。


 しかし、席が孤立していたため、発見されるまで、時間が空いてしまいました。




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