第5話「超高速 参勤交代」

少しだけ気になっていた映画だったので、プライムで発見し、みることに。


で、書き始めているのが、映画終盤で、ベッドの中。


そうです、私最後までみるのを断念しました。

今、音声だけ聞いています。


この映画はいったい何が見所なんだろう。


シーン的に見るべきものもないし、コメディとしてみるべきものもない。


五日で参勤交代しなければいけないという、いわゆる、ライアーゲームとか、デスノートみたいな条件がついた部分での、知恵比べみたいな時代劇を期待してたが、そういった部分は、雑で、時間に追われるような切迫感はなし。


リアリティーのない展開もつづき、だんだんどうでも良くなる。


なんのためにこれを見なきゃいけないのかさっぱり分からない。


何もかもが半端。


コメディに寄せるならもっと思い切って、コメディにして、時代考察とかきにならないようにすべきだったと思うし、制限ゲームものとしてみるならば、もっと、リアリティーを追及して欲しかった。


そもそも時代劇として見るなら、小者とか背景とか家屋になんか、らしさを感じない。なんで建物がすべて新しい感じなんだよ。

冷めるわ。

途中で出て来る、猿とか狼とかさ。あの狼、絶対西洋種だろ。日本感ないんだよ。

猿なんてなんのためにいるのかわからん。


あくまで時代劇風な作品、風にすることによって見やすくなってるからと言ったらそんなこともない。

 アメリカ人が作った日本の歴史作品の方がよほど時代劇になってるとかひどすぎんか?



あとBGMの単調さも気になる。


基本同じものの使い回し、それが時代劇なのかもしれないが、長尺の映画ではどうよ。


というか。これわざわざ映画である必要あった?

一時間ですんだやん。


時代劇として、テレビドラマでやってくれたらまだ楽しめたのに。


そろそろ終わりかなあと思ったときに、まだ半分だったときの絶望。そりゃ、ベッドにもぐります。


そして、最後のオチがまたひどい。

いい感じでまとめたつもりなのかもしれないけど、いや、全然腑に落ちないよ。 


また、冒頭と最後のナレーターもめちゃくちゃ鼻につく。


冒頭の時点で見るのやめようかなとおもったけど、やっぱみるのやめるべきだった。


なまじ、役者の演技がまだまともだから、途中まで見れただけに、いらぬ時間の無駄につながった。

いい点をあげるなら、

佐々木蔵之介と、あと、深田恭子は和装の方が映えるな。ってことかな。


まあ、とにかく時間の無駄だった。につきる。


一部で評判が良かった意味が皆目分からない映画だなあ。


閉めようとおもったけどまだ不満はあるんだ。金がないことをやたら口にする割には、実際、これこれこうに金がこのくらいかかるっていう描写がない。 

 いや、そういうのを見せるコンセプトちゃうんかい?

 さらに言えば、おれはこの映画、いっそ右上にタイマーでもだして、常に時間経過を意識させるべきだとおもったんだが、そういう点でも、超高速参勤交代というタイトルを全く、生かせてない作品だとおもう。



そして、書いてる内にエンディングになったけど、なんだよ、このエンディングテーマ!


せめて演歌にするか。

それか、いっそロックにしろよ。


まったく、作品と一体感ねーじゃねーか!


くそ映画、間違いなし!


血迷って映画館で見なくて良かった。


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