王子様の12作品
【参加作品】
『機械人形は愛で繋がれるか』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888572006
『作り物の献身』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887450846
『露悪家から、君へ。』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886776830
『ミント』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886975964
『あの人の横顔と、手と、私の声』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887271726
『さよなら赤レンジャー、君の犠牲を無駄にはしない!』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888213800
『おとな救命』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889096519
『オリオン座に願いを』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893997603
『僕達の棲家』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054895074147
『七色の桜』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889802011
『海は、きねんの空を映す青』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890826537
『未来電話』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890412567
【私が選んだベスト3】
1位『海は、きねんの空を映す青』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890826537
12作品中、11番目に読んだ作品です。
出だしの文章から心惹かれました。深くて美しいSFファンタジーです。ジャンルは現代ファンジーになっていますが、むしろ私はSF味を感じました。
SFにしろファンタジーにしろ、(昨今流行のゲーム世界的なお約束ファンタジーでなければ、いやそういうファンタジーであっても)本来それぞれ独特の世界観があるはずで、その辺りの設定は書き手として「いかに読者に退屈させずに説明するか」と、いつも苦労するのですが……。
この作品は、その点、とても優れていました。情報を少しずつ出していく、最終的に出しすぎない、というだけでなく、やはり優れた文章力の賜物なのでしょう。
物語そのものも、面白いものでした。単純な「楽しい」よりも「興味深い」の方向性の面白さです。
2位『ミント』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886975964
4番目に読んだ作品です。
ヒロインの描き方に感服いたしました。これほどヒロインがヒロインとしてキャラ立ちしている短編作品は、ちょっと読んだことがないかもしれない、とさえ感じてしまいました。
3位『作り物の献身』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887450846
2番目に読んだ作品です。
読み終わった時に「これは面白い!」という言葉が出てきました。テーマもストーリーも上手くミックスされていて、よくできたSF短編という感じです。
【4位以下】
4位『僕達の棲家』
5位『あの人の横顔と、手と、私の声』
6位『未来電話』
7位『機械人形は愛で繋がれるか』
8位『さよなら赤レンジャー、君の犠牲を無駄にはしない!』
9位『七色の桜』
10位『露悪家から、君へ。』
11位『オリオン座に願いを』
12位『おとな救命』
4位『僕達の棲家』は「うまい小説だなあ」と思いました。題材自体は、個人的には苦手なテーマなのに、それでも楽しめました。
5位『あの人の横顔と、手と、私の声』は、猫目線の恋愛文学です。猫を飼う方々には最高の作品でしょうし、そうでない方々でも楽しめる作品です。
6位『未来電話』は、生き生きとしたキャラクターたちが活躍(?)するホラー。7位『機械人形は愛で繋がれるか』は、色々と考えさせられるSFです。
8位『さよなら赤レンジャー、君の犠牲を無駄にはしない!』は、オチが気に入りました。途中までの独特な文体がこのオチに活きている、と思いました。
9位『七色の桜』は、とても文学的なファンタジーだと感じました。
10位『露悪家から、君へ。』は、探偵役の登場しない短編ミステリ作品によくある手法なのではないでしょうか。『可能性』という形で示すパターンであり、真相は何か、読者が考えさせられる作品です。
11位『オリオン座に願いを』は、星座に関する、深い物語です。12位『おとな救命』は、題材選択の妙味を感じる作品でした。文章も好きです。
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