ELDEN RING [2022.04.16 追記]
Steam版"ELDEN RING"をプレイ。
まずはプレイ環境について。本作は必須環境として要求されるスペックが高めになっている。私のパソコンは、ビデオカードのGTX 1060は必須環境をぎりぎり満たしているが、CPUのi7-3770は若干怪しい。
プレイは可能だが、画質低、フルHDで、フィールド上では平均45FPS程度しか出ない。ダンジョンに入ると改善されて、50~60FPS出るようになる。
画質は低でもなんら問題ない。遠景から近景に切り替わる際の影の表現がちょっと変になるくらい。
あと、仮想メモリを割り当てないように設定していたら、メモリの読み書きエラーで度々落ちた。一昔前、仮想メモリの割り当てを0にすることでパソコンを高速化するテクニックが流行っていたことがあったが、あれをやっていた人は、このゲームをプレイする際には戻しておくことをおすすめする。
プレイしていると、竜王プラキドサクス戦に入る前のムービーで必ず落ちるという不具合があったが、これは単にデータが破損していたため。Steamでゲームファイルの整合性を確認すると、破損データが修復されて問題は解決した。
同じタイミングで必ず落ちる場合は、整合性チェックをしてみるといいかもしれない。
本作はひとことで言うと、オープンワールドの"DARK SOULS"。『スカイリム』っぽくなった"DARK SOULS"といった感じ。
基本的なシステムは"DARK SOULS"だが、フィールドがめちゃくちゃ広大になり、メインシナリオに関係のないダンジョンやボス、イベントが大量に用意されている。
システム面での"DARK SOULS"シリーズとの主な違いは、武器の破損がなくなったこと、ソロプレイ時に敵対プレーヤーが侵入しなくなったこと(アイテムを使用することで侵入可にもできる)、ソロプレイ時にボス戦等で霊体の召喚が使用可能になったこと、馬に乗れるようになり騎乗戦も可能になったこと、しゃがめるようになり隠密可能になったこと。
召喚のおかげで、マルチプレイとソロプレイの差はある程度縮まっている。今まではソロでオンラインプレイしていると、PvPに邪魔されるだけで何にもいいことがなかったが、今作では侵入されない上に、状況に合わせて適切な霊を召喚できるので、下手をするとソロプレイの方が楽ですらあるかもしれない。
オープンワールドのゲームとしてのツボは押さえていて、メインクエストをほったらかしてその辺を探検したり、草を引っこ抜いたり、洞窟に入ってみたりする楽しみは充分にある。『スカイリム』などでいつまでもドヴァキンとしての使命に目覚めず探検ばっかりしているプレーヤーなら楽しめると思う。
『スカイリム』などとの違いは、荷物の重量制限がないこと。荷物はいくらでも持てるし、武器や防具も全部持って歩ける。所持限界を超えると自動的に倉庫行きになる。この辺は"DARK SOULS"と同じ。
一方で戦闘はシビア。相当レベル差が開かない限り、ザコ敵でも侮ることはできない。そして"DARK SOULS"と同じく、だいたい楽そうに見えるポイントや、おいしそうなアイテムが放置されているところには罠が張ってある。
特に序盤から中盤にかけて、メインクエストをほったらかして放浪するのは楽しい。レベルもアイテムも少なく、下手をするとすぐ死んでしまう状況で、アテもなく彷徨う緊張感はいい。
シチュエーションも豊富で、旅をしているといろいろ珍しいものを目にすることになる。エリアが変わると風景もがらっと変わる。
本作は"DARK SOULS"のいいところも継承しているが、クソな部分もしっかり受け継いでいる。不評な要素は全部盛り。
透明な床、車輪骸骨、大弓で延々狙撃してくる狙撃兵軍団、大技を連打してくるでかい動物、複数ボス、大量のザコ、吹雪や霧で視界不良、クソロックオンシステム、クソカメラ視点、クソ操作性で要求される足場渡りジャンプ、死ぬか死なないのかよくわからん高低差。
改善するどころかわざと突っ込んでくるところがフロムのダメなところである。クソ要素とやりがいのある難しさを履き違えている。
"SEKIRO"ではこうしたクソ要素の多くは改善していたから、わざとやっているのはほぼ確実。本当にアホだと思う。
フロムのゲームは高難度で有名だが、単に高難度なだけではなく、クソ要素をわざと入れてくるクソメーカーでもある。フェアなゲームは作らないし、間違っても良作を作るメーカーではない。フロムのゲームをプレイするなら、クソ要素に腹を立てる覚悟は必ず必要になる。ゲームごときでイライラしたくないなら、フロムのゲームはおすすめしない。
戦闘に関しては、侵入してくる敵NPCとの一騎打ちや、普通の兵士との戦闘は面白い。今作は敵の防衛陣地が堅いが、侵入ルートもたくさんあるし、迂回や隠密、ダッシュ、馬で走り抜けるなどしてるなどして戦闘を回避することもできる。いろいろ考えながら砦や城を攻略するのは楽しい。
一方、大型動物やボスとの戦闘は雑で大味。今作は敵も味方も飛び道具や大技が強すぎて、間合いの外から弓や魔術でハメ殺すか、大技を連打してハメ殺すだけのゲームになってしまっている。せっかく"III"や"SEKIRO"で戦闘システムを進化させてきたのに、大幅に劣化してしまった。今作のボスは戦っていて楽しくない。どっちがより暴れるかという戦いになってしまっている。
弓兵や魔術師による狙撃があまりに鬱陶しすぎるのも問題。今までにも屋根の上で延々大弓で狙撃してくる銀騎士や、アマラのなんとかで延々追尾弾を撃ってくる阿呆どもなどのクソ要素はあったが、今作はああしたシチュエーションがかなり増えている。なんか知らないが大弓持ちばっかりで、大盾で防いでも硬直してしまうというクソっぷり。
しかも、狙撃の間隔が狭く、間断なく撃ってくる。旧作の狙撃部隊は一応隙が大きかったからなんとかなったが、本作の狙撃は本当に鬱陶しい。
その他、問題点としては、洞窟の位置や、祝福("DARK SOULS"で言う篝火)、キャラクターのいる場所がすんごくわかりづらいこと。
多くのオープンワールドのゲームでは、洞窟などは近づくとプレーヤーに通知されるので、入り口そのものを見つけられなくても、周囲にあるんだなとわかるようにしている。しかし本作では、祝福に触れるか、洞窟の中に入らないとマーキングされないため、近くまで来ていながら、気付かずスルーしてしまうことがよくある。
祝福は周囲で光の粒が舞っていて、一応わかりやすくしているのだが、環境によってはそれも見えづらい。
商人や、イベントフラグによって場所を移動するキャラクターの出現位置もわかりづらい。それでメインクエストが行き詰まることはないが、サブクエストを見逃したり、重要なアイテムを買いそびれ、もらい損ねて苦労することはままある。
隠しイベントとか隠しキャラならともかく、重要なキャラは、もっとわかりやすいところにいて欲しいし、移動する際に行き先がわかるようにして欲しいもんである。私は、初回プレイではほとんどのサブイベントを見逃した。クリアしてから攻略サイトを見て、「ああ、あのキャラってイベントがあったのか。でもこんなのわかんねーよ」と思ったものばかりだった。
"DARK SOULS"シリーズでは、プレーヤーの攻略ルートはそこそこ決まっていて、それに合わせてサブキャラ達のイベントも進むから、そう見逃さない。
しかし本作では、プレーヤーによって攻略ルートは全然変わってくるのに、それに対する配慮が足りないため、イベントを見逃しやすくなっている。開発者が想定しているルートから外れると、途端にサブイベントを見逃してしまうようになっているのである。この辺はもっと改善が必要だと思う。
総評としては、序盤から中盤にかけての、レベルも手持ちのリソースも少ない中、何の目的もなくふらつく探索は楽しいが、中盤以降、クリアに向けて目的意識を持ち出すと、見つからない洞窟、見つからない祝福、見つからないイベントトリガーキャラ、クソ攻撃を連打する敵、そしてそれに対抗してクソ攻撃を連打する自分に悩まされるようになる。
『スカイリム』もやる"DARK SOULS"プレーヤーなら楽しめるだろうが、いろいろ問題点があることもわかっておく必要もある。あと、フィールドで60FPS出したいならそこそこ高スペックなマシンが要求されることも考慮しなくてはならない。現在ビデオカードが高騰しているため、このゲームのために買い換えるべきかは微妙。
以下は攻略に関して。
ルーンを失うとやる気も失うだろうが、獣の司祭グラングのいるところに辿り着けば1万くらいは楽に稼げるようになるし、終盤の隠しエリアであるモーグウィン王朝に辿り着けば、数分で5万ほど稼げるようになる。10万程度のルーンをロストするのはなんてことないので、あんまり気にしなくていい。
序盤の忌み鬼、マルギットが強すぎて投げた人は多いと思うが、マルギットで苦戦する場合は、あいつを放置して放浪の旅に出るといい。マルギットは普通にプレイしていると最初に戦うボスになるが、それにしては強すぎる。
特に問題なのは、体力が高いこと。何度かやっていたら攻撃は見切れるが、隙を突いて攻撃しても全然削れず、長期戦になってしまう。そうするとリソースの少ない序盤では大変苦しい。
マルギットと戦うなら、レベルを上げ、武器を強化してからの方がいい。
中盤以降、ボスに勝てなくて行き詰まるのは、戦技を使っていないからだと思われる。
今作は敵も味方も戦技が強く、戦技を連打したもの勝ちみたいな様相になっている。
戦灰はノーコストで付け替え可能なので、拾ったらとりあえず付けて試してみるといい。強力なのが見つかるとだいぶ楽になる。
特に血の斬撃、赤獅子の炎、霜踏みの3つは強力で、これらを使い分けるだけでだいぶ楽になる。アップデートで弱体化したらしい(アプデ前に使ってないから以前はどれだけ強かったのかは知らない)が、今でも充分強力。
血の斬撃は早い段階で入手可能で、入手方法も解りやすい。これが使えることをいつ知るかで難度はだいぶ変わってくる。使用時にHPが減るが、割り込み性能が高く、敵の攻撃の多くを止められる。
赤獅子の炎と霜踏みは透明スカラベを倒す必要があり、透明スカラベの存在自体を知らないと取れない。
たまに水場などで、光る足跡みたいなのが動いていることがあるが、あれが透明スカラベ。透明な敵だと勘違いして避けた人も多いと思うが、攻撃はしてこないので安心して狩りに行こう。
赤獅子の炎は、エビやカニ、クマ、カラス、タコ、聖樹、でかい手など、ムカつくでかい敵に軒並み効く。強靱削り性能が高く、何発か当てると敵はダウンし、致命の一撃を入れられる。
霜踏みは複数の敵を相手する際に有効。足止め性能はまあまあ。
簡単に手に入るものだと、貫通突きや猟犬のステップ、剣舞、炎撃あたりは使い勝手がいい。猟犬のステップは強力な移動技だが、火力が上がるわけではないのが難点ではある。
あと、今作の敵はこちらの攻撃に的確に反応してくるが、ジャンプ攻撃への対応は甘いので、カウンターが厳しい相手だと感じたらジャンプ攻撃を多用してみるのも手。意外なほど簡単にハメ殺せることも。……結局ハメ殺すかハメ殺されるかのゲームなわけだが。
ボスの武器に付いている固有戦技や、ボスにまつわる魔術や祈祷には、ボスが使ってきた鬱陶しいクソ技が自分で使えるようになるものが結構ある。「なんだよあのズルいのは」と思ったボスの武器や魔術、祈祷は、一度試してみるといい。
遺灰は、写し身の雫と黒き刃ティシーが強いが、入手までの手順が複雑で、手に入るのが遅め。序盤は狼とかスケルトンとかでなんとか凌ぐしかない。墓すずらんは、+9までは気軽に使ってしまっていい。
手に入りやすいネームド遺灰だと、ルーテルはなかなかいい。瞬間移動で攻撃を回避するのでそこそこ丈夫だし、投げ槍攻撃を持っているので遠近両対応。接近攻撃ばかりする戦灰はすぐ溶けるが、ルーテルはそこまで接近バカでもないから長持ちしてくれる。
行き詰まりそうなボスについて。
なお、手強いボス戦で金のスカラベを付けるべきではない。外してもっと効果的なやつをつけるのをおすすめする。ルーンが欲しいならモーグウィン王朝で稼げばいい。
●夜の騎兵
こいつに限らずだが、馬に乗ってる奴は、武器を持っていない方に位置取ると一気に楽になる。これさえ徹底すれば難度は一気に低下。
●鈴玉狩り
剣を飛ばしてくる攻撃が最高に鬱陶しい。隙がなさ過ぎる。中距離だと手が付けられないので、接近戦を挑むか、アウトレンジから毒矢などで削るか。
接近戦を挑む場合、回復する際に距離を取らないこと。こいつの中距離はヤバすぎる上、回復に合わせて攻撃してくる。敵の大振りの隙に回復瓶を使う。
そっくりさんか本人か知らないが、同じ攻撃パターンの敵がボスとして出るが、その時は遺灰が使えるので楽だったりする。
●溶岩土竜
そのうち楽なボスに感じるようになるが、序盤に出くわすと厄介。打撃武器を用意することと、ロックオンとノーロックを使い分けること、あとは、溶岩をまき散らしてくるタイミングや、溶岩の床を避けるように立ち回ることが大事。
敵と正対したいときだけロックオンし、突撃を躱すときや、溶岩床を避けながら接近して攻撃するときはロックを外して、敵よりも地面や地形に気をつける。こいつはこいつ自身の攻撃よりも、躱そうとして壁やボスに嵌まって動けなくなったところで溶岩を食らったり、攻撃に熱中しすぎて溶岩床に触れて死ぬことの方が多い。
弓を持っておいて、近づけないときは弓で攻撃する手もあり。距離を取って逃げ回りながら遠距離攻撃を繰り返すだけでも勝てる。時間はかかるが楽なので、どうしても勝てないときはこの手はあり。
●腐敗した霊樹
基本的にはそんなに強くないが、食われるとほぼ即死というクソボスでもある。霊樹は赤獅子の炎を連打すると大ダメージを与えられるので、あればそれを使用。なければ炎撃などで代用。
遠距離攻撃できる場合は、アウトレンジから弓や遠距離炎攻撃でちくちくという手もある。
食いつき攻撃は、右に逃げると回避しやすいような気がする。モーションを見たらロックオンしつつ右にダッシュ。
●腐敗した結晶人3体
打撃武器必須。大盾があるとなおいい。大盾は物理カット率が100%じゃなくてもいい。大盾であることが大事。腐敗を治療する薬も用意し、すぐ使えるようにしておく。
強い遺灰がいれば楽だが、いない場合は、長く生き残ることを祈るしかない。弱い遺灰しかいない場合は、復活するのを期待してスケルトンを使うしかないが、かなり不安定。できれば丈夫なネームド遺灰が欲しいところ。
倒す順番は、杖、槍、輪刃の順が理想だが、立ち位置の関係で杖が狙えない場合は槍を狙う。
杖さえ倒せば1対2でもまあまあなんかなる。先に槍を倒し、輪と杖を1人で相手するのは結構辛いから、この場合は杖を倒すまで遺灰が生き残ることを祈る。
杖は、魔術詠唱中に背後に回り込んで致命の一撃。最初はノックバックしないので、詠唱中に攻撃しても魔術の発動は止められない。致命の一撃を入れると弱体化するのか、ノックバックするようになることがある。そうなれば詠唱を殴って邪魔できるようになってだいぶ楽に。
槍は、ローリングで躱してもしつこく追撃してくるのでよろしくない。大盾で攻撃を防ぐと怯むのでガードカウンターを入れるのが簡単。大盾が使えないならパリィ。
●星砕きのラダーン
この戦闘では複数のNPCを召喚可能で、かつ、このNPCは時間で復活するらしい。というわけで、接近戦は召喚NPCに任せ、自分は遠くから弓や魔術で支援するのが安全。NPCが全滅したら逃げ回り、復活するのを待つ。
●宿将ニアール
実はこいつは召喚してくるザコ2体の方が強い。遺灰が死ぬまでに、とにかくザコを掃除する。最悪1対1に持ち込めば、そこまで苦戦しないはず。
ニアールに召喚される奴に限らず、失地騎士はなかなか厄介な敵。風を纏う攻撃がとにかく鬱陶しい。大盾で攻撃を防いでガードカウンターを入れると比較的楽だが、スタミナ管理には注意。
●黒き刃の長アレクトー
遺灰が呼べず、馬も使えないが、敵も戦技を連打するわけでもなく、本作では珍しいくらい、まともな一騎打ちができるボスと言える。しかし、遺灰頼みでゴリ押す戦い方に慣れてきたプレーヤーにとって、こうした正統派がいきなり来ると結構辛く感じるのであった。
黒い炎のような攻撃を食らうとめちゃくちゃ削られる。とにかくアレだけは食らわないようにしたい。
手数を増やして出血や凍結で削る手もあるし、怯みやすいので、特大剣などで死ぬまでブン殴る戦法も使える。タイミングよく当てさえすれば延々殴り続けられるようになることも。
あと、こいつの行動パターンはこっちの行動に合わせてくるが、ジャンプ攻撃には対処できないらしく、ジャンプ攻撃を多用すると混乱してバカになることがある。こいつに限らず、本作の敵はジャンプ攻撃への対処ルーチンが甘い。
●マレニア
攻撃を当てるとHPが回復するという酷え特殊能力を持ったボス。その上ゲージは2本ある。
どの遺灰を使うかは難しいところ。ティシーは火力が高いが、2ゲージ目の途中で退場してしまうことがよくある。
フィンレイは火力はイマイチだが、こちらにバフをかけてくれる上、いい感じで輪っか攻撃を当ててマレニアを怯ませてくれる。あまり接近しないので結構長持ち。
初めて対戦するときだけマレニアの間合いから始まるため、ちんたら召喚などしていると瞬殺される。クソである。
2回目以降は距離が離れているので、いろいろ準備してから対戦に望める。
出血と凍結が効くので活かしたい。また、結構怯みやすい敵でもあるので、赤獅子で割り込みつつ強靱を削って致命という手もあり。
ほとんどの攻撃は大盾だと防ぎやすい。盾で防いでも回復はされるが、回避タイミングがよくわからない場合は、下手にローリングして大ダメージを食らうよりは、盾で防いだ方がマシである。その後の反撃もしやすい。大盾戦法でいくなら、掴み攻撃だけは注意すること。
水鳥乱舞はロックオンシステムがクソなせいで躱しにくい。いっそ大盾で防いでしまうという手もある。これなら技術は要らない。スタミナ管理だけ気をつければいい。大盾で1連目を防ぐと、2連、3連目は若干間合いから外れることがあるので、その場合はローリングで回避するとより効率的。盾で防いでも回復はされるが、食らって死ぬよりはマシ。
2ゲージ目直後に撃ってくる花の開くクソ攻撃は、移動しながらタイミングを計り、急降下してきたところでローリング、そしてすぐに離れるようにダッシュし、花が開くタイミングでジャンプすれば躱せる。マレニアを視界に捉えつつノーロックの方がかわしやすい。
水鳥乱舞と花の開く攻撃の対処さえわかれば、他の攻撃はそこまで強力ではないので、勝機が見えてくるだろうと思われる。
●竜王プラキドサクス
なかなかのクソボスだが、ラスボスはもっとクソボスなのであった。
こいつはHPが削られると姿を消して逃げやがるので、大火力ゴリ押しで一気には倒せない。どうしてもこいつが繰り出してくるクソな一連の広範囲攻撃を躱すフェーズは乗り切らなければならない。
逆に言うと、あのクソ攻撃が必ずこいつとの戦闘で起きるイベントだとわかっていれば、「イベント中は回避に専念すればいいんだな」と割り切れるので、だいぶ楽になると思われる。わけのわからん広範囲な雷撃とか、わけのわからんビームとかを撃ってくるときは思いっきり離れて回避に専念しよう。距離を離しつつ回り込むようにダッシュすれば、クソビームとかは躱しやすくなる。
ビーム攻撃は、予備動作から発動までに時間があるので、その間にHPを全回復しておこう。ダメージカットの霊薬や調香があるならそれを使ってもいい。食らっても生き残れるかもしれない。
●黒き剣のマリケス
別に強くはないが、初回にやられてしまった場合、2回目以降はボス部屋に入ったときにすでにマリケスの間合い内なので、部屋に入ってすぐ召喚とかをすると死ぬ。部屋に入ったら柱の裏までダッシュして、そこで召喚するなり何なりする。
こいつの攻撃は大盾だとわりと防げてしまうので、下手に回避するよりは大盾で防いで反撃した方が楽だったりする。
ただし、2段階目の黒い炎攻撃は盾で防いでもHPを削られるので、できるだけ躱したい。
●ラスボス
酷えクソボス。強いとか弱いとか以前にクソ。
ラダゴンはいちいち攻撃の度に地面が爆発するし、エルデの獣はひたすら逃げながら一方的に攻撃してくる。
ラダゴンには凍結は効くが、エルデの獣には効かない。というわけで、物理攻撃を重視した攻撃手段を用意した方がいいと思う。
こいつと戦うときは、聖属性カット率を高めるタリスマンを盛り盛りするといい。これだけで全然難度が違う。順当にタリスマンを集めていると、聖属性カット率アップタリスマンと、物理以外のカット率を上げるタリスマンを持っているはずなので、両方付ける。あとはHP回復薬の効果を高めるやつとかを付けてもいい。とにかくタリスマンは防御重視。火力を上げる必要はない。特に金のスカラベなんかは付けてる場合じゃない。
ラダゴンの攻撃には床が爆発する攻撃が付いてくる。この攻撃の範囲は前方に広がるので、ラダゴンの背後に回るような逃げ方をするのが安全。盾で防いでも削られるが、下手にローリングして食らうよりはマシ。
時間差で爆発する攻撃は、爆発する前に攻撃範囲から逃げるようにし、逃げ切れなかったら爆破の瞬間にローリングして躱せることを祈る。これも盾で防げは、削られはするがダウンはしない。
いずれにせよ、こうしたラダゴンの攻撃は聖属性なので、聖属性カット率が高ければ、食らってもそんなに痛くない。
どうしても勝てない、もしくは食らいすぎてエルデの獣戦で力尽きるということなら、ガード性能の高い大盾が装備できるなら、大盾と槍か刺剣で、盾を構えつつちくちくすれば、ほとんどの攻撃を防ぎつつ一方的に攻撃でき、イージーに勝てる。スタミナ管理だけ注意。
エルデの獣は、すぐ逃げるので近接攻撃を当てるチャンスが少ないのと、延々と放ってくる訳のわからない追尾ビームだけが問題。あれははっきり言って全部かわすのは無理なんじゃないかと思えるが、聖属性カット率を高めておいたら、少々食らってもそんなに痛くない。タリスマン2つでも充分だが、余裕があるなら予備動作中に聖属性カット率アップの祈祷を使っておくとなおいい。
つまり、ラスボス戦で重要なのは聖属性カット率を高めておくこと。テクニックとかそんなことはどうでもいい。とにかく聖属性カット率である。あとは近づいたら容赦なく高火力攻撃をぶっ放す。
美しい戦い方とかにこだわっても意味がない。どうせクソボスだから泥臭いクソな勝ち方をしよう。
●モーグウィン王朝のカラスと犬
ボスではないが、数多いクソエリアの中でもぶっちぎりでクソ。遺灰も使えない。どうでもいいところでは使えるのに、なんでここで使えないのか。
こいつらは倒してもろくなメリットはないので、倒すことなど考えない方がいい。
カラスは阿呆な超接近と連続攻撃で殺しに来るし、犬はバグだかなんだか知らないが、たまに即死攻撃してくる。
ルーンを鉱石とかに変換して限りなく0にしたら、馬に乗ってできる限りアイテムを回収する。そして二度と近づかない。
暗殺の作法を使って隠密スルーという手もある。
とにかく、まともに攻略しようなどと考えないことである。
[2022.04.06 追記]
と思ったら、ここには侵入NPCがいて、貴重な装備を落とすことがわかった。
この侵入NPCは、モーグを倒すと出てこなくなるらしい。私は1周目はモーグを倒してから探索したので出てこなかった。
侵入NPCは3人いるが、アイテムを落とすのは1人だけ。そしてその1人は、祝福のある崖上から弓で射ると勝手に飛び降り自殺する巨大カラスのあたりで出現する。
というわけで、崖上でカラスを始末したら、他のカラスのところに行かずにその侵入NPCとだけ戦い、装備をゲットすればいい。
●モーグウィン王朝の透明でデカいガイコツ複数
こいつらの召喚者はでかい杖を持った赤いしろがね族。1人につき1体召喚している。こいつらを倒すといなくなるが、こいつらはHPが高く、接近して戦技をぶっぱなしてもそうそう死なない。そのうちにガイコツの攻撃を食らって死んだりする。
このエリアは馬でスルーが一番だが、どうしてもやるなら、弓で遠距離や物陰から召喚者を射殺するのがいい。
●モーグウィン王朝のザコがいっぱいいるところ
ラスボスの追憶から剣がもらえ、その剣は戦技にカラミティウォールが付いている。正式には黄金波とかいう名前だったと思うが、要するにカラミティウォールである。
あれがあればザコを一掃できるから、手に入るまではスルーして、さっさと先に進んだ方がいい。アイテム探索はカラミティウォールが放てるようになってからでいい。
実績解除に絡むボスの撃破順の紹介。だいたいどういう順序で攻略したかがわかる。
●獅子の混種
啜り泣きの半島、モーン砦のボス。メインクエストで行けと言われるストームヴィルの真反対にあるが、難度から考えるとこちらを先に倒す人も多い気がする。
●マルギット
●祖霊、ノクステラの竜人兵
マルギットを倒した後、すぐにゴドリックを倒しておらず、なぜか地下世界を探検していたことがわかる。
この理由は、ストームヴィルで迷ってゴドリックがどこにいるか全然わからなかったため。何時間も探索して迷った挙げ句、もういいやとなって放浪の旅に出てしまった。
●ゴドリック
●ラダーン
実は赤獅子の城のボス前にはLv20くらいのかなり序盤に到達していた。ただ、ヤバそうだったので祝福を解放したところで戦わずに引き返した。
ようやくストームヴィルでゴドリックの居場所を突き止めて倒したので、ついでラダーンにも挑んだ。
●親衛騎士ローレッタ、写し身の雫
ラダーン撃破後、アルター高原にいくかと思いきや、ラニのイベントを進めている。これはカーリアの城館をライカードの居城と勘違いしたため。
ラニのイベントは腐れ湖まで進めたが、いかにもヤバそうな湖だったのでそこで引き返した。
●ラダゴンの赤狼、レナラ
レナラは順当に行くとラダーンよりも先に倒す人が多いと思うが、レアルカリアに入る方法がずっとわからなくて後回しになった。
レナラの倒し方が全然わからなくて、30分くらい延々と生まれ変わり続けるあいつを殺し続けていた。
●マカール
大昇降機が使えるのに、裏口からアルター高原に入ろうとするところがわりと意味不明である。
●ガーゴイル
●エレメール、神肌の貴種、アステール、ライカード
アルター高原ではなくゲルミア火山を攻略している。
●モーゴッド、ゴッドフレイ
ようやく王都へ入城。
●宿将ニアール
●聖樹の騎士ローレッタ
●祖霊の王
●モーグ
モーグを倒した後で、モーグの3連続で出血範囲攻撃してくるクソ技の効果を激減させる霊薬を見つけた。
実戦ではどうしたかというと、使ってきそうなタイミングになったら思いっきり離れて、出血ボルトを撃ち込んで逆に出血させていた。
こいつの追憶で取れる槍にはあのクソ技が付いていて、モーグウィン王朝の最初のエリアでしろがね族が体育座りしているところで殺戮するのにずいぶん役立ってくれた。クリア後はカラミティウォールの方が効率がいいが。
●死竜フォルサクス
●火の巨人
●神肌のふたり
何かでこの2人を同時に相手にするシチュエーションは以前に経験していたので、「また同じ?」と思った。苦戦する人が多いらしいが、私はすでに神肌とは何度もやりあっていて攻略法を組み立てていたので、一発でクリアした。
というか、近くにある祝福が見つけられなかったため、一発でクリアしないと、このエリアを最初からやり直す羽目になっていた。だからかなりガチでやった。
●黒き剣のマリケス
●マレニア
花攻撃の回避の仕方がわからなくて、かなり苦戦した。躱し方がわかるとだいぶ楽になった。水鳥乱舞はローリングで回避しようとすると、カメラ視点のせいで事故りやすかったので、イージーに大盾で防ぐことにした。
遺灰は何種類か試してどれも一長一短だったが、倒したときはティシーだった。
結局は水鳥乱舞vs死屍累々のクソ技対決。どっちがより自分勝手に暴れるか。せっかく刀同士での戦いなのに、緊張感も何もあったもんじゃない。
●竜王プラキドサクス
●ホーラ・ルー
こいつがラスボスだったら良かったのにね。
ラダゴンやエルデの獣よりも、こいつの方が戦闘にしろ演出にしろ面白かった。よくわからん神と対決して終わるより、王座を賭けて最初の王との決闘をフィナーレにした方が良くない? これだけ武器、魔術ゲーなのにラスボスが素手だったら素敵だったのに。
嫌らしい飛び道具はないし、打たれ弱いこともあってそんなに強くはないが、めっちゃ笑顔(?)で掴みかかってくるところとか、なかなか怖い。
[2022.04.16 追記]
"ELDEN RING"を3周して、全実績を解除した。
今作は、何もわからない状態で放り出される1周目が一番厳しい。武器は揃っていないし、遺灰は弱いし、鍛石やルーンは足りない。たいがいのボスや大型動物の攻撃を2回食らったら死ぬ。
体感的には1周目は"DARK SOULS"シリーズでいうところの3周目くらいの難度に感じる。
しかし、どの武器や戦技、魔術、戦灰が使えて、どこに鉱石や鈴玉があって、どこでルーンを稼げるかがわかれば、一気に難度は低下する。
ゲーム全体を俯瞰できるようになる2周目以降は、かなり楽に感じた。敵は強くなっているが、1周目の時点ですでに1~2発KO当たり前だったから、そんなに難しくなったように感じない。装備が充実している分、むしろ簡単に感じる。
私は今回、素性を密使から始めて(マントがカッコイイから)、ラージクラブを持てるだけ筋力を上げたら、後は軽装の技量剣士を目指して育成していた。
しかし、途中から出血が強力なことや、神秘補正が妙に高いことに気付いてからは、神秘にもポイントを注ぎ込むことにした。
1周目は屍山血河、長牙(神秘・血の斬撃)、ラージクラブ(鋭利・炎撃)、蛇弓、神聖画の盾を主軸にしていた。透明スカラベの存在に気付いたのはクリア後だったので、霜踏みや赤獅子の炎は使用していない。
屍山血河の死屍累々は、火力の低い1周目のダメージリソースとしては貴重だが、怯ませ効果が低いので、カウンター攻撃を食らうのが難点。相手の攻撃を潰しつつ攻撃したいなら、血の斬撃の方が使いやすい。
2周目以降、主軸としてよく使っていたのは、血のヘリケー。大盾を構えながらチクチクできるのが便利なのに加え、王朝剣技がザコ戦で非常に役立つ。回避技としても使えるし、攻撃を誘発してカウンターも取れる。貴腐騎士などのやっかいな相手に効果絶大。
暴れ回る大型動物や、うざいボスの多くは大盾チクチクが有効で、わりと血のヘリケーと大盾+大盾のタリスマンだけで倒せてしまったりする。
あとは光輪のサイス。ミケラの光輪が死の鳥やスケルトンなどによく効く。聖なる光輪と似ているが、こっちの方が使い勝手がいい気がする。
エンチャント用には守人の剣槍。これは技量に振っていると、鋭利派生で高火力が出せる。そしてエンチャントが可能なので、聖属性を付与してスケルトンを倒したり、竜特攻にしたりなど、いろいろ潰しが効く。これに赤獅子の炎を付けておけば、多くの場面で活躍する便利な一本に。飛び道具が欲しいなら氷槍という手もある。
知力にポイントを振っていないので使っていないが、夜と炎の剣も強い。炎に関しては赤獅子の方が出が早くて使いやすいが、ビームはエグい。魔術であのビームを使おうとすると知力が60も必要なことを考えると、24で使えるのはかなりお得と言える。3属性に分散しているせいで、通常攻撃の火力が低いのが難点。ボスにビームを撃ち込む用と考えればかなり強い。
夜と炎の剣を使うのであれば、名刀月隠も使いたいところ。居合いから光波が出せて非常に便利。普段は月隠を使い、ビームや炎が必要な時に夜と炎の剣に持ち替えると良さげ。
生まれ変わりで純魔ビルドを試してみたが、めちゃくちゃ強い。アウトレンジから攻撃し放題。今作の敵は近接戦でこちらの行動に対して妙に的確に反応してくるので、常に離れて攻撃できるのは非常にやりやすい。今まで近接で頑張っていたのは何だったんだと思ってしまうほど楽。
ただ、純魔ビルドを完成させるには、知力、精神力、技量にポイントを振る必要があり、強力な魔術と杖も必要になる。結局、モノが揃っていない1周目はキツいだろう。
通常は速つぶてで攻撃し、強い敵にはほうき星。大型のボスにはアステール・メテオ。彗星アズールはボス戦で敵に隙があるならぶっ放したいが、使いどころを考える必要はある。無理にビームを狙うよりは、ほうき星を堅実に当てていく方が楽なことも多い。
凍結系の魔術はどれも強め。出が早くてダメージが高い上に凍結による追加ダメージまで期待できる。
ほとんどの敵は魔術で倒せる。名刀月隠をサブとして忍ばせておく程度でいい。大盾があると何かと便利なので、多少筋力は欲しい。
魔術特化にするなら、夜と炎の剣は使いづらい感じ。信仰に24も振りたくない。また、ビルドの関係で神秘にポイントを振りづらいので、出血や凍結を狙った戦い方はしにくい。
火力だけで言うと、戦技で使える魔術や祈祷の方が強い。ただ、魔術や祈祷は戦技のものよりも出が早く、射程が長く、連射可能であることが多い。
今作の祈祷は攻撃祈祷も多く、魔術と似たような戦い方もできる。ただ、攻撃祈祷は魔術より出が遅く、クセの強いものが多い。あと、強力な攻撃祈祷はバッドステータスによるダメージを狙ったものが多いので、信仰より神秘に振った方が良かったりする。
攻撃祈祷で強力なのは、腐敗ブレス系や蠅たかり。エグい。
腐敗も出血も効かない相手には黒炎が良さげ。出が遅めだが怯ませ効果が高く、HPが高いほど死のルーンによる削り効果が高い。
スケルトンなどには三なる光輪。カラミティウォールに匹敵する攻撃範囲を持つ上に折り返し攻撃できる。
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