あざらしどうぶつずかんその⑦「ライガード・レオポーン・レグルサルバ」

◇ライガード・レオポーン・レグルサルバ


◆戦力評価

 STR … 8/10

 TEC … 7/10

 VIT … 7/10

 AGI … 8/10

 POW … 10/10

 INT … 7/10


◆神器『燎嵐鎚りょうらんついベティエヌ』

 "覇界"の七星神器セブンス・クェイサー天体改造テラフォーミングの権能を宿し、天候と大地を自在に操る神の武具。

 形状としては長大かつ重厚なおもりと、4枚の斧状の刃から成る長柄の鎚矛メイスである。

 過去には『猛虎帝国』を率いるトラ氏族の長、ダンティス・ハーンシンの得物だったが、ライオン王国による平定とダンティスの処刑に伴ってライガードが新たな所有者となった。


◆プロフィール

 "覇界"の最強種。ライオン王国・第500代百獣皇帝。黄、黒、白の斑に艶めく体躯に、燃え盛る炎の如き鬣を有するおとこ

 レグルサルバ家はライオン氏族のみならず、複数の大型ネコ科肉食獣の血脈を継承してきた"大ネコ科氏族すべての王家"であり、ライガードもまたトラの鋭利な爪牙・チーターの俊足・ジャガーの瞬発力と隠密性・ハイエナの持久力タフネスを兼ね備えている。


 対あざらし国際機関『五輪同盟』設立の立役者であり、そして全能神ヴァハトマ・ベルヒドゥエンの神託を受け、裏ですべてを差配していた張本獣。

 阿修羅神刀斎鯱光にボンゴマ・ファミリー蜂起の速報をリークした情報屋も、陸王ゼドゲウスの進路を誘導してゴマと戦わせた対ゼドゲウス防衛部隊も、それらの動向の元を辿ればこの男に行き着く。


 ゴマの七星神器蒐集の旅も終盤に差し掛かった頃、燎嵐鎚ベティエヌと万色杖フワラルネストラーベを携え、満を持して参戦。

 全能神ベルヒドゥエンより預けられた刻命界ン・ソを用いてピヨを封印、ボンゴマ・ファミリーの仲間たちを鎧袖一触に壊滅させる。

 リンが命懸けで融星鏡アルヴディアスを起動し反撃したことで一時は倒れるも、ベティエヌとフワラルネストラーベの魔力を吸収して復活、再びファミリーを追い詰める。

 最後は救援に駆けつけたゴマと真正面からの殴り合いを演じ、リンの奇襲を受けて今度こそ果てた。しかし……。

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