第22話 ラーセン司祭
注)表現、表記、言い回し等は言語理解スキルにより言語変換されております。
夜も更けた時間、教会の個室の1部屋から明かりが漏れている
教会と言う場所で個室を使えるのは神父以上で無ければ個室を与えられない。
夜も更けた時間にも関わらずその人物は机に向かって何かを書いている。
わしは今日、生まれて初めて不死鳥召喚に立ち会った。
前回報告した男と眷属らしき男二人を引き連れて不死鳥一同は現れたのじゃ。
不死鳥の男は身長は私よりも少し高い位。細身に見えるが身体はかなり絞られているそうだ。
短髪の黒髪に黒目、粗暴そうな中にも高い知性を感じさせて居る。
前回の召喚時は着ていた服装も柔らかく光沢の有る生地で王族が着ていても全く違和感の無い様な一流の作りに洗練されたデザインの服装であったとの事じゃ。
背中に不死鳥の紋章を持っていて紋章を実体化して使役も出来るとか。
不死鳥の眷属二人は小柄で同じく黒髪に黒目、一人は仮面を付けているが恐らく少年の様に幼い顔立ちをしているじゃろう。
三人共に見た事も無い様な漆黒の鎧の様な物を着ていて武器も不死鳥の男が腰にショートソードらしき物をさして居る位で三人共、黒の魔導杖らしき物を持っているのみじゃ。
頭には見た事も無い様な兜を付けて目元を見た事も無い様な物で覆っている。
恐らくだが不死鳥一同の持っていた魔導杖らしき物は他国で召喚された勇者が良く言っている 銃 なる物では無いだろうか?
ただ勇者の言っている銃とは鉄と木で出来ているらしいが不死鳥一同の持っていた銃らしき物は質感から全て鉄では無い様な気がする。
この世界には無い未知の材質を使っておるのであろう。
恐らく勇者達の言う銃なのだろうが少し違う進化した銃なのでは無いだろうか?
幸い不死鳥一同はその銃らしき物は使わずに直ぐに収納してしまったので詳細は分からぬが十分注意は必要じゃと思っておる。
不死鳥一同はこの後、開拓村の方に滞在との予定じゃ。
不死鳥殿も眷属のお二方も理性と高い知性をお待ちじゃと思うので1度コンタクトを取ってみれば良いのではとも思っておる。
わしもこちらが片付き次第、開拓村に再度向かおうと思っておる。
ラーセン司祭は半皮紙につらつらと報告事項を書き上げてその日は眠りに付いた。
不死鳥一同の漆黒の鎧の様な服装だが黒の防刃仕様タクティカルスーツに黒のコンバットブーツ、グローブにヘルメットにクリアタイプのサングラス、タモツは仮面の関係で全面バイザー姿だ。
俺がケルテックKSGショットガンにサブウエポンにタモツから渡されたロマン武器リボルバー、マテバ2006M 357マグナム仕様。
胸のベストにショットシェル、ナイフ、腰から高炭素鋼マチェットだ。
サブとタモツ曰く異世界無双をするならそれくらいのロマンは必要っス!で押し切られた。
ケルテックKSGショットガン 7+7発 バックショット鹿用とスラッグ熊用を7発装填、
タモツ情報に依るとスラッグならオーガまでは間違い無く挽き肉に出来る! と胸を張られた。
お前異世界初めてだよな?
サブとタモツは普通の?特殊部隊の様な装填だった。
サブが今回カルロスから仕入れたイタリア尽くしな装備、ベレッタ社のアサルトライフルARX160民生に出回らないバリバリの軍用モデルだ
5、56ミリNATO弾仕様で30発マガジンを5本ベストに付けてる。
サブウエポンは同じベレッタの
PX4 ストーム 9ミリパラ仕様 17発マガジンを二本腰にさしてる。
タモツの方はベルギー尽くしな装備で FN社の P90 5,7x22ミリ弾 50発のマガジン3本とサブウエポンがFN5-7 P90と同じ弾を使うセットに推奨されてるハンドガンだ。
17発装填でサブと同じく二本腰にさしてる。
サブが合計180発+51発 タモツが200発+51発
俺抜きで合計482発って凄くね?
そんな必要な程に魔人の襲撃が激しいのか? タモツ先生!
お前らに比べて俺の装備ショボくね?
ショットガンにリボルバーって・・・
ちなみにタモツ先生に渡されたもう一丁のリボルバーはまだアイテムボックスから出してない。
タモツ先生曰く、強力なハンドガンなので2006Mが通用しなくなったら使いましょう!ロマンです。
とサブの様な事を言ってた。
それとお約束らしいのだが味方の背中を守る時は マテバで良ければ! と言わないといけないらしい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます