エピローグ(表)ハッピーエンド

俺が導き出した答えは・・・


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あれから何年もの時を経て、俺たちは結婚した。隣というか、ほぼ同居のような形で謙も住んでいる。なんであいつは結婚してる夫婦の家に遊びに来るのやら。


「いやー。お前ら本当に凄かったよな。」

「ん?どうした謙?急に学生時代の話か?」

「いや、急に懐かしくなってな。」


それは、あのデートの帰りのこと。


「なぁ、照美よ。」

「ん?なんですか?」

「その、お前に一つだけ聞きたいことがあるんだ。」

「なんですか?」

「俺、分かっちゃったんだ・・・」


急に彼女の目が怖くなるように感じたが、俺は臆せずこういう。


「いつの間にか、お前のことが好きだって。」


「へ?」


彼女は本当に何を言ってるかわからなさそうな顔をして、1分間くらい沈黙したあと


「は、はい。私も好きです。」


なんて言葉を俺に投げてくれた。



その翌日、誰のせいかはわからんがその時の写真が校内新聞に載せられていて、ついに俺のモテ期も終わったのだ。


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「また、モテ期来ないかな?」

「うふふ、何言ってるんですか?」

「あの、怖いからその包丁持ってこっち見て笑わないでくれる!?」

「いやー、お前ら仲良くて羨ましいわ。」

「成士さんがそんなことばっかり言ってると、私、謙さんのお嫁さんになっちゃいますよ??」

「ごめんなさい。嘘です。許してください。」


こんなくだらない日常でも、続いていく。この3人でこれからも仲良く暮らすんだ。そう、これからも・・・ずっと。


〜完~(ハッピーエンド編)

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